赤旗読者通信のページ
1998年12月20日号

 温泉が出ました
 クロスランドの横で掘っていた温泉が出ました。ポンプで毎分60gくみ上げて温度26・4℃でした。

1998/12/16撮影




 1998年5月、温泉掘削業者から温泉法で定めている成分を含んでいて、湯量毎分70g、温度17℃の温泉が出たと報告がありました。しかしその業者との契約では最低50g、30℃が基準でしたので、契約上は失敗となり、業者への支払いは工事着手時に支払った2千万円で打ちきられました。ただ、成分としては温泉であり、なんとか利用できないか検討を続けていました。ナトリウム泉。メタンガスも一緒に出ました。
 砂田議員は「その井戸の所有権問題の公正な解決と、後で温泉が枯れたということのないように」と慎重な調査を要求していました。
 市は改めて別の業者に再調査を依頼、5日間連続でくみ上げた結果、地下水位も安定しており、今回の発表となりました。
 1998年12月臨時議会で掘削業者から温泉権を7940万円(着手金を含む)で買取る議決をしました。

田川にウニの化石のページへ戻る

赤旗読者通信のページへ戻る

砂田喜昭のホームページへ戻る