３、４日、スガアマは飯山、妙高へ取材で訪れた。
妙高サマージャンプ大会に合わせ、１３巻巻末の記事に載せる
為のネタ集めをしようと思い立った。・・・が、ちょうどこの日は台風
１２号が四国、中国、近畿地方を直撃。その影響は多からずも
こちらへ及んでいた・・・！
（上の写真は新潟県上越市、高田城公園内にある”三重櫓”）



３日は飯山を取材。
雨が降らないうちにと思い、朝イチに山間を訪問。
まずは北竜湖。湖がハートの形をしており、縁結びに効果があると
される為、カップルに人気のスポットとなっている。


飯山を舞台にした映画「阿弥陀堂だより」に使われた建物。
パニック障害にかかった妻と共に故郷へ戻った小説家が、
老婆や難病の娘など、そこに暮らす人々との交流を繰り広げていく話。
詳細は以下オフィシャルページにて。
http://www.amidado.com/index.htm


「阿弥陀堂」のある三部地区。棚田の脇の道路には「三十三観音」と呼ばれる
石仏が両側にポツポツと立ち並んでいる。今の季節ならコスモスの花畑を
手前に飯山の絶景を堪能することができる。

「阿弥陀堂」を散策後、その隣に小さな社を発見。石段には
苔の絨毯。「素敵〜」と元気よく登っていき、間もなく転倒。
苔なだけに、コケた・・・（笑）



「信州の小京都」。そう呼ばれる位、飯山市内には城址公園を中心に
寺が数多く存在する。それらは遊歩道で繋がれており、車の往来を気にせず
寺巡りができる。中には七福神を祀った寺もあって「七福神めぐり」も可能。
寺の町を物語るかのように、愛宕町には仏具屋さんが多く立ち並ぶ
「仏壇通り」がある。

実はスガアマ、飯山駅前の観光案内所で色紙とスタンプ台を
購入し、寺巡りをしてみた。気温は低めで曇り空、にも関わらず
湿気の多かった当日、歩き回って汗だくになった。場所によっては
蚊が多く飛び回る寺もあり、血を吸われながらスタンプを押した。

が、飯山には寺だけでなく、スイーツのお店も多く存在している。
歩き回った後、腹減らかしで食べたジャンボパフェは至福の極み
だった。


尚、寺巡りの詳しいレポは１３巻巻末に載せる予定。




４日妙高サマージャンプ大会当日、風が止まず、１stラウンドの開始時間
は８時→９時に延長。選手が登ってこないうちにジャンプ台スタート地点を
訪れてみたが、吹き飛ばされるかと思う位の強風だった。
しかも追い風、こんな状態でジャンパーが飛んだら叩き落されそうだ。



結局９時になっても風は止まず、競技開始時間は１２時に伸びた。
（その間、スガアマは高田へひとっ走り）
で、１２時になり、TCM（チームキャプテンミーティング）が始まった。
ジャンプ台の根元に集まる大会役員やコーチ、監督達、その様子を
戦々恐々としながら見守る周囲。

結局、今年の妙高サマージャンプは行われない事が決定した。




時間が余ったし、折角来たのだからと興味のある場所を訪問。
それも終え、見晴らしのいい場所でサンドイッチを食べようと
コスモスやダリアの咲き乱れる黒姫スキー場へ。
ベンチに腰かけた瞬間、雨風が強くなり、吹きっさらしで食べる羽目に・・・！
ジャンプ観戦の為に用意した雨具がここで役に立つ。
突然の雨で他の観光客が引き上げ、誰も居ない園内を雨ガッパを
着て歩き、暫し景色を独り占めした。




土日の取材、訪問先は家族連れや友達同士など、連れ立って
行動する人を多く見かける。そんな中、一人ぼっちでいると寂しく
思う事があるし、常識外れな行動をしてるような気もする。
ジャンプ取材の時は知り合いが殆ど居ないせいか、いつも周囲から
離れた場所にいて、そんな事ばかりしてると「なんで人と同じ事が
できないんだろ？」って自分に嫌悪感を覚える。
でも自分は出版社ナシで有名な作家になってやろうって考えを
持ち、その夢に向かって信念を貫き通そうとしてるんだから、
人と違って当然だし、それを誇りに思っていいのだと思う。

孤独感に襲われ、自分のしてる事に自信を無くし、くじけそうに
なるけど、自分は独りぼっちだと思っちゃいけない！
自宅に戻り、妙高で頂いた温泉まんじゅうを食べてそう決意した。



【お詫び】
１２巻巻末にインタビュー記事を書かせて頂いた小山選手です
が、お話を伺う以前に飯山の市民栄誉賞を頂いた事を知りま
せんでした。
失礼しました。でもおめでとうございます（_ _）