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8月最後の日曜、スガアマはまたもや片品村へ行ってきた。
なんでも「トマト祭り」なるものが開催されるという。
片品といえば今の季節、とうもろこしが旨い!というので有名だが、
実はトマトも美味いのがたくさん採れる!
上は片品ではいつもお世話になっている民宿「たばこや」さんの
スタッフ。(左からたくさん、Mさん、「たばこや」の女将さん、W島さん)
開催日2日前に急きょ参加を決め、料理からディスプレイまで
作ってしまうとは…なんともエネルギッシュ!
ちなみに「たばこや」さんではゼリー+クッキーとトマトを練りこんだ麺を使った
冷やしうどんを販売。好評につき、クッキーは早々と完売した。

会場となった寄居山公園。村役場の近くにある。小高い所に遊具などがあり、すぐ傍には
温泉施設もあったりして、見晴らしの良い景色を楽しみながらリフレッシュできる。

「トマト祭り」の別名は「T1グランプリ」。参加者各々が来場者にトマト料理を振る舞い、
投票して貰って#1を決めるという熱いバトルが繰り広げられた。但し、それとはうらはらに、
投票に使われた品が(採取して3年以上の)花豆というどこかしらのどかな匂いが漂う。

出品されたトマト料理のひとつ、「遊楽木舎」さんの体にやさしいプレート。
片品産トマトを使ったミネストローネとトマトの水分だけで捏ねた天然酵母パン。
豆乳で作ったババロアとトマトソースの組み合わせも絶品だった。

会場内では料理バトル以外にもベリーダンス、流しそうめん、トマトダンスなど、色んな催し
が行われた。トマト博士として知られる唐沢 明先生(左下)はクイズ形式でトマトの知識
を伝授。

突如始まった「大根おろしコンテスト」(左)何故トマト祭りで大根が出てくるの?
それは(右)の「もちつき大会」で予想がつくカナ?

尾瀬の親善大使、松本さん(一番左のファゴット奏者)率いるオーケストラの演奏。(W島さんから写真を拝借)
片品の隣、川場村にある「21世紀の森」で行われたフェスティバルから駆けつけたそうだ。

そして祭りのクライマックスである「T1グランプリ」の結果発表。
優勝は「フーズバーCORE」さんの「赤みそとトマトの汁なしうどん」(写真左)。
「たばこや」さんでもうどんを出品してただけに、ちょっぴり悔しい。

ところが「たばこや」さん、濃厚トマトジュースを固めて作ったゼリーで
特別賞を貰った!やったじゃんっ!
記念すべき第1回の開催、会場には地元村民の皆さんや通りすがりの観光客も
訪れ、大いに盛り上がった。光栄ながらスガアマも「たばこや」さんのスタッフとして
参加させて頂いた。大して働いてないのに「たばこや」の看板を持って素知らぬ顔で
記念撮影・・・いいのだろうか?
にしても、片品は不思議な場所だ。例え凹んでようが、行けば自然と笑顔になる。
百名山や尾瀬といった大自然に育まれた、素朴でおおらかな空気。
明るく、パワフルな村民の皆さんには驚かされるし、励まされもする。
ここには建前はないし、自分を飾る必要もない。笑いたければ笑っていいし、
疲れたらコーヒーでも飲んで横になればいい。まるでトマトに含まれるリコピンのように
訪れる人々を元気にしてくれる。
そのトマトだが、片品ではこれから10月にかけて更に美味しくなるのだという。
「たばこや」の女将さん達もトマト料理の開発をしつつ、来年の開催を今から楽しみに
している。自分も帰り際トマトを頂いたので、何か料理でもしようカナ?
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