スガアマ’s でいりーらいふ

絵ヘタ、キャリア不足、
・・・欠点は多いけどそれでも負けねぇ!!
できるだけ多くの人に喜んで貰える漫画が描けるなら
(法とモラルに反しない限り)何だってやってやる!

あたしは・・・”情熱と執念の漫画描き”だァー!!!

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2011年5月16日(月)
アナ観音祭り
先月28日もお邪魔したが、昨日から2日間、
スガアマはまたも片品へ行ってきた。

「Deepred・・・」の主人公、赤岩跳人のホームグラウンド
として登場する片品の花咲地区に”針山”という集落がある。
昨年この日記でご紹介した「12月様祭」の舞台でもある所だ。
その集落から更に山奥へ入ると上の写真のような「アナ観音」
と呼ばれるお宮があり、昨日15日、そこで祭が行われると
いうので見学させて頂いた。


今回も花咲女子「monkey ten」の皆さんがご同行下さった。
一見熟れてますが、実は少女です。


針山の集落からザゼンソウ群生地へ。そこから更に狭く険しい
悪路を車でエッチラし、やっと到着かと思いきや、また更に
長い階段と斜面を登ります。


こんな風に、アナ観音はダイナミックな岩場の下に
めり込むように建てられています。


お宮の内部では神主さんや針山の皆さんが集まって
お赤飯などを持ち寄り、酒盛りをしていました。こうする事で
住人同士、絆を深めているんですね。
この風習は「猿追い祭り」や「十二様祭」にも精通します。


針山の皆さんの手で今日まで大切に保管されてきた
「アナ観音」のご神体。全長およそ4センチ。


お宮の後ろにはなんと!洞窟が潜んでます。
狭い空洞を身をよじりつつ進んでいくと奥には美味しい
湧き水が岩の隙間から流れ出ています。
話によると、この洞窟は新潟まで続いているとか・・・?


帰り道、脇を流れる小川にて参拝者の方が
サンショウウオの子供を発見!


いつもは車で移動する女子の皆さん。たまには歩いて帰ろう
・・・と、ところが道端には美味しい山菜が沢山!
岡本信人も顔負け、これが本当の「ミチクサ」!

他にも立派な農家のお宅にお邪魔したりして、
スガアマはアチコチでお土産をいっぱい貰ってしまった。
針山の皆さん、女子の皆さん、ありがとうございました!

尚、今回はアナ観音以外にも
国指定無形文化財「猿追い祭り」の紙芝居化へ向けて
繰り返しミーティングを行った。先日、皆さんが「猿追い祭り」
の起源に詳しい方からお話を聞いて下さったお陰でストーリー
の全貌が見えてきた。あとは文章を考え、それを絵コンテ風
に切り、更にプロのアドバイスを求めるなどして煮詰める。
そうしていけば、満足のいく紙芝居が出来上がるのでは
ないかなあと思う。(なんていうけど、自分は絵担当、折角
良いお話ができても絵が悪かったら元も子もない。
・・・うう、プレッシャーがぁ〜・・・)

幾度となく通うようになって1年、自分にとって、片品が
第3の故郷のように思えるようになった。「たばこや」さんへ
宿泊するも、家族の皆さんとお食事するなど、既にお客では
なくなってる。今後、世話になるからには女将さんの家事を
手伝う事にした。改めまして、今後ともよろしくお願いします(_ _)

話変わって「Deepred・・・」12巻の制作状況だが、
一応、下描きは終わった。が、いつもの如く背景殆ど真っ白け!
今回は制作途中に背景資料集めを行うべく、飯山へ赴く。
新緑の季節、千曲川は深い緑に覆われているだろう。そして、
ノルディックスキーの選手達がトレーニングを行うべく、
この地に集結しているだろう。出かけるのが今から楽しみだ。


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