on 11/16/2003 14:45:27 by H.Ishiguro
韓国 国家規格(Korean Industrial Standards) 発行状況の簡単な分析
国際規格との整合状況
出展 : 韓国ATS HP 2001.10時点のデータ
分野 |
KS件数 |
整合対象 件数 |
整合状況 |
整合率(%) |
備考 |
一致 |
同等 |
不一致 |
基礎技術分野 |
1、332 |
383 |
165 |
108 |
110 |
71% |
・全体KSに対した整合率 21.4%
・整合化対象KSに対する整合率 53% |
生化学分野 |
3,756 |
1,493 |
427 |
268 |
798 |
47% |
資本財技術分野 |
4,465 |
1,390 |
259 |
368 |
763 |
45% |
電子技術分野 |
1,763 |
1,286 |
514 |
316 |
456 |
64% |
計 |
11,329 |
4,552 |
1,365 |
1,060 |
2,127 |
53% |
個別KS規格情報の集計結果 (参考程度のご利用を!)
- 分野別発行件数比率 2003.03時点
総件数 約17,800件
- M(化学) : 19%
- B(機械) : 15%
- C(電気) : 13%
- D(金属) : 9%
- X(情報技術 : 7%
- A(基本、その他) : 5%
- F(土木建築) : 5%
- R(輸送機械) : 5%
- KS A(基本、その他)分野における国際対応状況 2003.03時点
総件数 約910件
約1/4 が、直接国際規格(ISO,IEC)と整合のとれた番号(KSA ISO 等)となっているか、国際整合規格として ISO,IEC規格を謳っている。
- KS B(機械)分野における国際対応状況 2003.04時点
総件数 約2,890件
約23% が、直接国際(ISO 一部 EN)規格と整合のとれた番号体系(KSB ISO 等)となっている。
それ以外の規格で、国際(ISO)規格との一致(IDT)を謳っているものが 5%、
修正して採用(MOD)が 9% ある。
対応国際規格(ISO規格)番号情報が得られたが、IDT,MOD が確認できない(ほとんどが 不一致(NEQ))のものが、 9% ある。
残り 54% は、国際規格との対応情報が得られていない。
- KS C(電気)分野における国際対応状況 2003.04時点
総件数 約2,290件
約37% が、直接国際(CISPR,IEC,ISO)規格と整合のとれた番号体系(KSC IEC 等)となっている。
それ以外の規格で、国際(CISPR,IEC,ISO)規格との一致(IDT)を謳っているものが 8%、
修正して採用(MOD)が 9% ある。
対応国際規格(ISO規格)番号情報が得られたが、IDT,MOD が確認できない(ほとんどが 不一致(NEQ))のものが、 14% ある。
残り 32% は、国際規格との対応情報が得られていない。
- KS D(金属)分野における国際対応状況 2003.06時点
総件数 約1,580件
全体の 約78% が、現在有効であり、約22% は、すでに廃止となっている。
廃止された規格 約350件について、廃止年代別に分類したもの が右図である。
約72% が、1980年代 に廃止されているが、類似規格の整理統合と思われるものが多く見受けられた。
1990年代には、約20%が廃止されているが、国際規格に対応していない JIS 準拠のもの、
日本独自の JIS 準拠(ex. 住宅用雨戸)のもの等、輸出を目的としたとみられる KS D規格 の廃止が目に付いた。
2000年代には、国際規格(ISO等)と整合した規格(KSD ISO等)の制定に合わせて廃止されたと思われる旧規格が複数目に付いた。
有効規格 約 1.230件中、約25% が、直接国際(ISO)規格と整合のとれた番号体系(KSD ISO)となっている。
それ以外の規格で、国際(ISO)規格との一致(IDT)を謳っているものが 全体の 1.4%、
修正して採用(MOD)が 5.1%、
対応国際規格(ISO規格)番号情報が得られたが、IDT,MOD が確認できない(ほとんどが 不一致(NEQ))ものも17.8% ある。
なお、数件ではあるが、地域規格(EN)や、団体規格(ASTM)と整合した規格がある。
残り 50.9% は、国際規格との対応情報が得られていない。
- KS E(鉱業)分野における国際対応状況 2003.07時点
総件数 約400件
情報の得られたKS E規格 全体の 約89% が、現在有効であり、約11% は、すでに廃止となっている。
有効規格 355件中、約31% が、直接国際(ISO)規格と整合のとれた番号体系(KSE ISO)となっている。
それ以外の規格で、国際(ISO)規格との一致(IDT)を謳っているものが 全体の 1..4%、
修正して採用(MOD)が 8.5%、
対応国際規格(ISO規格)番号情報が得られたが、IDT,MOD が確認できない(ほとんどが 不一致(NEQ))ものも10.1% ある。
残り 49% は、国際規格との対応情報が得られていない。
- KS F(土木建築)分野における国際対応状況 2003.07時点
総件数 約890件
情報の得られたKS F規格 全体の 約77% が、現在有効であり、約23% は、すでに廃止となっている。
有効規格 685件中、約4% が、直接国際(ISO)規格と整合のとれた番号体系(KSF ISO)となっている。
それ以外の規格で、国際(ISO)規格との一致(IDT)を謳っているものが 全体の 2%、
修正して採用(MOD)が 11%、
対応国際規格(ISO規格)番号情報が得られたが、IDT,MOD が確認できない(ほとんどが 不一致(NEQ))ものも2% ある。
残り 81% は、国際規格との対応情報が得られていない。
- KS G(日用品)分野における国際対応状況 2003.05時点
総件数 約330件
約6% が、直接国際(ISO)規格と整合のとれた番号体系(KSG ISO 等)となっている。
それ以外の規格で、国際(ISO)規格との一致(IDT)を謳っているものが 全体の 1%、
修正して採用(MOD)が 1%、
対応国際規格(ISO規格)番号情報が得られたが、IDT,MOD が確認できない(ほとんどが 不一致(NEQ))ものも8% ある。
残り 84% は、国際規格との対応情報が得られていない。
- KS H(食品)分野における国際対応状況 2003.10時点
総件数 約370件
情報の得られたKS H規格 全体の 約93% が、現在有効であり、約7% は、すでに廃止となっている。
有効規格 約345件中、半数以上の約55% が、直接国際(ISO)規格と整合のとれた番号体系(KSK ISO)となっている。
それ以外の規格で、国際(ISO)規格との一致(IDT)を謳っているもの、修正して採用(MOD)、
対応国際規格(ISO規格)番号情報が得られたが、IDT,MOD が確認できない(ほとんどが 不一致(NEQ))ものは見あたらなかった。
残り 45% は、国際規格との対応情報が得られていない。
- KS K(繊維)分野における国際対応状況 2003.10時点
総件数 約780件
情報の得られたKS K規格 全体の 約86% が、現在有効であり、約14% は、すでに廃止となっている。
有効規格 約675件中、約16% が、直接国際(ISO)規格と整合のとれた番号体系(KSK ISO)となっている。
それ以外の規格で、国際(ISO)規格との一致(IDT)を謳っているものが 全体の 5%、
修正して採用(MOD)が 14%、
対応国際規格(ISO規格)番号情報が得られたが、IDT,MOD が確認できない(ほとんどが 不一致(NEQ))ものも5% ある。
残り 60% は、国際規格との対応情報が得られていない。
- KS L(窯業)分野における国際対応状況 2003.09時点
総件数 約510件
情報の得られたKS L規格 全体の 約80% が、現在有効であり、約20% は、すでに廃止となっている。
有効規格 約410件中、約8% が、直接国際(ISO)規格と整合のとれた番号体系(KSL ISO)となっている。
それ以外の規格で、国際(ISO)規格との一致(IDT)を謳っているものが 全体の 3%、
修正して採用(MOD)が 16%、
対応国際規格(ISO規格)番号情報が得られたが、IDT,MOD が確認できない(ほとんどが 不一致(NEQ))ものも3% ある。
残り 70% は、国際規格との対応情報が得られていない。
- KS M(化学)分野における国際対応状況 2003.11時点
2003-11-16
総件数 約3,760件
情報の得られたKS M規格 全体の 約86% が、現在有効であり、約14% は、すでに廃止となっている。
有効規格 約3,210件中、約35% が、直接国際(ISO)規格と整合のとれた番号体系(KSM ISO)となっている。
それ以外の規格で、国際(ISO,IEC)規格との一致(IDT)を謳っているものが 約11%、
修正して採用(MOD)が約5%、
対応国際規格(ISO規格)番号情報が得られたが、IDT,MOD が確認できない(ほとんどが 不一致(NEQ))ものは約3%である。
残り 46% は、国際規格との対応情報が得られていない。
- KS P(医療器具)分野における国際対応状況 2003.06時点
総件数 約450件
約28% が、直接国際(ISO, IEC)規格と整合のとれた番号体系(KSP ISO, KSP IEC 等)となっている。
それ以外の規格で、国際(ISO, IEC)規格との一致(IDT)を謳っているものが 全体の 3%、
修正して採用(MOD)が 3%、
対応国際規格(ISO規格)番号情報が得られたが、IDT,MOD が確認できない(ほとんどが 不一致(NEQ))ものも13% ある。
残り 53% は、国際規格との対応情報が得られていない。
- KS R(輸送機械)分野における国際対応状況 2003.08時点
総件数 約880件
情報の得られたKS R規格 全体の 約93% が、現在有効であり、約7% は、すでに廃止となっている。
有効規格 約820件中、約24% が、直接国際(ISO)規格と整合のとれた番号体系(KSR ISO)となっている。
それ以外の規格で、国際(ISO, IEC)規格との一致(IDT)を謳っているものが 全体の 5%、
修正して採用(MOD)が 4%、
対応国際規格(ISO規格)番号情報が得られたが、IDT,MOD が確認できない(ほとんどが 不一致(NEQ))ものも5% ある。
残り 62% は、国際規格との対応情報が得られていない。
- KS V(造船)分野における国際対応状況 2003.09時点
総件数 約700件
情報の得られたKS V規格 全体の 約85% が、現在有効であり、約15% は、すでに廃止となっている。
有効規格 約600件中、約12% が、直接国際(ISO)規格と整合のとれた番号体系(KSV ISO)となっている。
それ以外の規格で、国際(ISO, IEC)規格との一致(IDT)を謳っているものが 全体の 6%、
修正して採用(MOD)が 2%、
対応国際規格(ISO規格)番号情報が得られたが、IDT,MOD が確認できない(ほとんどが 不一致(NEQ))ものも1% ある。
残り 79% は、国際規格との対応情報が得られていない。
- KS W(航空)分野における国際対応状況 2003.08時点
総件数 約350件
情報の得られたKS W規格 全体の 約94% が、現在有効であり、約6% は、すでに廃止となっている。
有効規格 330件中、約19% が、直接国際(ISO)規格と整合のとれた番号体系(KSW ISO)となっている。
それ以外の規格で、国際(ISO)規格との一致(IDT)を謳っているものが 全体の 21%、
修正して採用(MOD)が 4%、
対応国際規格(ISO規格)番号情報が得られたが、IDT,MOD が確認できない(ほとんどが 不一致(NEQ))ものも4% ある。
残り 52% は、国際規格との対応情報が得られていない。
- KS X(情報技術)分野における国際対応状況 2003.05時点
総件数 約1,180件
約48% が、直接国際(ISO,IEC,ISO/IEC)規格と整合のとれた番号体系(KSX ISO 等)となっている。
それ以外の規格で、国際(IEC,ISO)規格との一致(IDT)を謳っているものが 全体の 17%、
修正して採用(MOD)が 20% あり、全体の 約85% が国際規格と良好な整合性を保っており、他分野に比べ、
近年になってから標準化作業が行われた情報技術分野の特徴を表しているといえる。
対応国際規格(ISO規格)番号情報が得られたが、IDT,MOD が確認できない(ほとんどが 不一致(NEQ))のものはわずか、 1% ある。
残り 14% は、国際規格との対応情報が得られていない。
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