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ＢＳＩ

英国規格協会

British Standards Institution.

１９０１年に英国土木学会が主唱し、関連学会とともに設立。

当初の目的は、鉄鋼の標準化であったが、対象範囲を広げ、１９４８年にBritish Engineering Standards Associationとなった。

１９２９年、英国王室公認の協会となり、１９３１年、現在の名称・体制に改組された。

ＩＳＯ、ＩＥＣや、欧州規格（ＥＮ）の制定に参画するとともに、それらと整合のとれた各種ＢＳ（英国規格）を制定している。
規格（ＢＳ）の番号体系は、
1. General series.　一般
2. Code of Practice.　ＣＰ：施行基準
  - ～９９９：建築
  - １ｘｘｘ：電気
  - ２ｘｘｘ：土木
  - ３ｘｘｘ：機械　BS CP 3003
3. Automobile series.　自動車部品仕様　BS AU 151
4. Marine series.　造船用仕様　BS MA 1
5. Aerospace series.　航空機部品仕様　「改正版数」＋「分類文字１桁」＋「一連番号」
6. ハンドブック、特殊印刷物
特に安全関係で正式規格発行前に暫定的に発行されるものとしては、ＰＡＳがヘッドコードとなる。
国際規格と整合をとったものは、「ＢＳ／ＩＳＯ」、「ＢＳ／ＩＥＣ」等の２重ヘッドコードも採用している。また、欧州規格（ＥＮ）としても採用されているものは、「ＢＳ／ＥＮ／ＩＳＯ　９０００」、「ＢＳ／ＥＮ／ＩＳＯ　１４０００」のように３重のヘッドコードが付与されている。
最新情報は、「Ｂｕｓｉｎｅｓｓ　Ｓｔａｎｄａｒｄｓ（トピックス紹介、月刊）「Ｕｐｄａｔｅ　Ｓｔａｎｄａｒｄｓ（発行された規格のリスト、月刊）」等で広報されている。
ＢＳＩには、安全マークである「Ｋｉｔｅ（凧）マーク」等の表示マーク制度がある。
解説資料としては、「ＢＳ規格の基礎知識」が日本規格協会（ＪＳＡ）から発行されているので、一読をお勧めする。

ＢＳＩのホームページ

http://www.bsi-global.com/