エバ&カレン

 

 エバとカレンは、カナダのバンクーバー・バッハ・ユースクワイヤー合唱団の一員として、(財)横浜市海外交流協会が主催する「横浜・バンクーバー音楽の夕べ」に出演するため来日した。

 ユースクワイヤー合唱団は、高校生と大学生で構成され、その小学生と中学生版で、一緒に来日したチルドレンズコーラス合唱団は、カルガリーオリンピックの開会式の合唱を受け持ったという。

 横浜での公演は、横浜駅近くの西公会堂で、横浜国大と市大の合同合唱団、海外公演の実績もある市民女声合唱団のユーロ・ブリランテ、横浜市消防局の音楽隊との共演であった。

 それぞれの合唱団等がそれぞれに見事なハーモニーを聴かせ、合同合唱もある。カナダの合唱団メンバーのホストファミリーは全員招待され、日本側出演者の関係者や一般の来場者も含め、ほぼ満員の会場には友好的な雰囲気が満ちている。

 会場は決して派手なところではないが、市民レベルの国際交流の場として大変盛り上がり、実に有意義な催しであった。他の自治体は知らないが、横浜市のこのような地道な取り組みは、やはり特筆すべきものであろう。

  公演終了後、4人で横浜駅近くのもんじゃ焼きの店に行くと、エバとカレンは和風の店の雰囲気に大喜び。店員も、焼き方などを懇切に2人に教えている。

 3泊4日我が家に滞在して、妻に寿司の作り方を教わったり、私のギター伴奏で「さくらさくら」を合唱したりと、にぎやかに過ごしていった。

 1999年3月、妻がカナダのバンクーバーにスキーに行った際、エバの家に招待され、相変わらず元気なエバと2年ぶりに再会、彼女の家族にもお会いした。 詳細:「妻のカナダ旅行記(エバ編)」