バイク道楽日誌No.7

98年3月1日(日)   「ツーリングクラブ入会」

(ミーティング出席)

 先日、たまたまニフティ・バイクフォーラムのオフライン会議室をのぞいていたら、横浜のバイクツーリングクラブ「フォレスト」の会員募集というのを見つけた。中高年中心で、初心者歓迎とも書いてある。まさに、私にぴったりである。早速、会長のお宅に電話をしたら、すぐに会則や入会申込書を郵便で送ってくださった。毎月第1日曜日の夜がミーティングで、第2日曜日がツーリングという。 

 今日は3月のミーティングの日。会場となっている、マクドナルド店の2階に夕方7時過ぎにやや遅れて着くと、既に17、8人の人たちが集まっている。4、50代くらいの人達が中心で、60代あるいは20代から30代くらいの人たちもいる。女性も数人いる。会長は、鼻ひげをたくわえた、大変恰幅のよい方だ。親切にあれこれ声をかけていただく。 

 席に着くと、向かいの席の方が、昨年5月のクラブ設立以来の活動記録を収めたファイルを見せてくださる。ツーリングの際の全員での記念写真や、忘年会の写真、写真入りの会員名簿などが入っている。特に秀逸なのは、毎月のツーリングの案内パンフだ。予定ルート、距離、目的地の観光スポットなどが写真入りできれいにレイアウトされている。これらは、すべて会長がパソコンで手作りされているのだという。また、会長のご意向で、会費は一切取っていないとのこと。会長のほか、会計・イベント、アドバイザー、運営委員、ナビゲーターといった役員が決められている。 

(自己紹介)

 30分ほど経ったところで、今日新しく入ったメンバーの自己紹介となる。笠原さん、山田さん、牧山さん、私の4人。みな私と似たような年格好だ。ただ、3人とも乗っているバイクはBMW。大型バイクだ。笠原さんと山田さんはかなり前から乗っている。牧山さんは神戸の大震災の直後頃から本格的に乗り始め、既にバイクを4台乗り換えたという。 私は、「初心のためご迷惑をおかけするがよろしく。70歳まで乗り続けたい」と、挨拶をする。

 会員名簿を見ると、BMWやハーレーなどの大型バイクの人ばかりではない。250CCの大型スクーターの方が4,5人おられるほか、400CCや250CCバイクの人もいる。名簿では、乗っているバイクと区名までの住所及び電話番号は書いてあるが、年齢や職業などは一切書いてない。皆さん、自営業や会社員などのようだ。年齢や肩書きにとらわれずに、バイクが好きという一点だけで裸のつきあいができるのは、素晴らしいことだ。

 周りの方々と話をしていると、それぞれのバイク体験やバイクに関する知識がたくさん聞けて楽しい。ツーリングにはまだ参加したことはないが、ミーティングには毎回出ているという人もいる。会計、イベント担当の会沢さんから来週日曜日に行われる3月のツーリングの説明などがあり、9時近くに解散となる。家に帰ってパソコンを開くと、運営委員の松本さんから、入会歓迎のメールが届いている。いよいよ本格的なバイクライフの始まりだ。