団として成すべきこと(市制50周年コンサートの為に)
<1>演奏日時、場所の確定こそ、緊急指令。
まず、6/11の練習において、運営委員長と確認した事。
規約に定められた従来の、運営委員会、技術委員会という枠組にのっとって次回のコンサートの企画運営を進める。
独立した特別な組織、プロジェクト・チームでという考え方ではありませんので念のため。
この企画に積極的にお手伝い頂ける、Uさん、Sさんについては、選曲、演奏会の構成を従来通り技術委員会で検討する前段階の、選曲案づくりに参画していただくことになろうかと思います。
私の個人的な意見としては、各パートの技術委員10名余が会合し、10曲以上の選曲を逐一検討するやり方では(従来の方法論です)、いくら時間があっても足りません。そこで、通常の技術委員会における検討の前段階として、あくまで技術委員長をトップとし、各セクションの代表、及びU、Sさん、さらには、運営委員会からは予算を把握している担当者をオブザーバーとして加えたメンバーで、まずコンセプトづくり、そして選曲案を練ることを提案します。(当然、選曲案が技術委員会に回付されればお役御免な一時的な集まりに過ぎません)
選曲案を決めるにも、技術検討、あるいは予算規模を無視して案を作ってしまっては、結局、U、Sさんの提案を、各委員会で全面否定することにもなりかねず、時間と労力の無駄を招きかねないので、最初の段階で、できないものはできない、とはっきりさせておいた方が良いと思います。
さて、選曲の段取りは以上のとおりですが、まだ、その選曲案を練る状態に現在ありません。
刈谷市より補助金を受けて、平成12年度の事業として次回のコンサートが存在するのですが、場所は当団で確保しなければならないようです。市側には、2001年3月、アイリスホールで、と申し込みしてありますが、現実には3月の第1、第2日曜日にコンサートを開催しなければ団員の出演が危ぶまれます。通常のくじ引きで会場を取るのであれば、外れた場合はどうなるのでしょう。
市街地から遠くはなれた「勤労福祉」でやるのでしょうか。それ以外に市内でオケの乗るステージはあるのでしょうか。
例えば、小学校の体育館・・・貸してくれるところはあるでしょうか。貸してくれても、きっと有料でのイベントは無理では?それ以上に、外から指揮者、ソリストを呼んでのコンサートにはあまり相応しくないような。場合によっては、団内トレーナー、Uさん、Sさん(偶然イニシャルは一緒だが、前述のU、Sさんとは別です。)の指揮でのコンサートになるのか?そうした場合、演奏曲目は随分限られるでしょう。そもそも引き受けていただけるかな。予算の絡みもあいまって、選曲に多分な影響がでます。
それ以上に、雑音だらけのコンサートになりますね。ホントに気楽な曲ばかりを集めないと。さらに、ステージが作れるのか?みんなで何百と言うパイプ椅子を本番当日並べるのか?運営委員会の成すべきことが通常の倍以上となるでしょう。
大きな会場が取れなかったら・・・・室内楽発表会をやることになるかもしれません。そうなると、団員全員が出演できる形にするのはかなり困難なことになりそう。そもそも人様にお聞かせできるレベルに持って行くのは大変です。練習自体も、従来通りの部屋数では無理ですね。いろいろ問題噴出です。(数年前の「クリスマスコンサート」主催者としての感想ですが、ウチのオケじゃやはり室内楽コンサートは無理です。レベルが追いつかないや。)
ま、そんな細かい話より、市制50周年という、市のバックを得たコンサートが、そんな形なのは私には抵抗がかなりあるのですが・・・・。
という具合に、いついつ、どこで、という基本条件なしに今回は選曲が出来ません。
市の補助金がなければ、3月がだめなら、4、5月とどんどん先延ばしできますが、今回はそれが難しいと思います。まして市外での開催は、コンサートの性格上、絶対無理ですね。
現在、会場取りのことについては団長さんが当局と確認中とのことですが、とりあえず、待てないので私からの緊急の提案。
私の個人的意見としては、やはり日曜日にアイリスホールで、という形を望みます。ただ、3月初旬の開催にいちかばちか賭けるのは怖いことです。3月中旬以降、4、5月は多忙につき私も練習出席も困難、出演不可にもなりかねません。
ということなら、とりあえず、1月、そして2月にアイリスホールを借りる段取りだけ先行して行って欲しいのです。一応、3月にコンサートという予定にしつつ、1、2月は練習用として会場を押さえます。3月初旬が無理だとなった場合は、1、2月にコンサートを行うよう変更すればどうでしょうか。市側には、団の都合で時期は早まりました、とは言えないのでしょうか。土曜日、平日でもいいから3月にやってくれ、と市から言われるのでしょうか?
3月にコンサートが可能となっても、本番前に本番の会場を使用して練習することは本来必要なことですし(最近やってないのは何故かしら)、ひょっとして企画を詰める段階で、司会者を入れる、とか、照明に凝ってみるとか、演出を加える、といった話になるのであれば、事前に会場でのリハーサルに万全を期すためにもアイリスホールでの練習を取っておくのは予算の無駄遣いでは決して無いと考えるのですが・・・。
いかがでしょうか。とりあえず、場所の確定がなければ選曲は動きようがありません。今のペースでは8月に行われるであろうと推測される総会で、コンサートの企画を議題に出せる状態にはなりません(そう言えば、総会の日取りが今決まってないのは何故?みんな夏休みで都合つかないような気がするのですけど。定演の日程が決まったらすぐ決めるくらいのほうが、委任状の割合が減るのではないでしょうか。)。今から動いても、技術委員会の前段階の検討、そして、技術委員会での検討、の時間を考えるなら(当然7/23の本番後に動くなら)9月以降にコンサートの全貌は団員に示される、というスケジュールにならざるを得ませんね。
つまり、いつ、どこで、という確約なしに何も前には進めません。
私の提示した選曲案、さらにはU、Sさんの思い描くコンサートの企画は、当然、アイリスホールを前提としていると思います。それが崩れると、また一から考え直しです。ということですので、会場確保の確約こそ緊急指令。なわけです。それが固まってから中身は詰めましょう。
今後もコンサート企画の段取りについての提言を行って行きたいと思います。出演できる状態になるなら・・・(2000.6.17 Ms)