一日目・T(二度目の銚子・二度目の銚電)

中央線
中央特快
(東京行き)
八王子
(06:22)
三鷹
(06:45)
中央線
快速
(東京行き)
三鷹
(06:47)
御茶ノ水
(07:16)
総武線
各駅停車
(千葉行き)
御茶ノ水
(07:17)
錦糸町
(07:25)
総武線
快速
(千葉行き)
錦糸町
(07:27)
千葉
(07:58)

 自宅の最寄り駅から横浜線で八王子駅へ。東京方面のホームでは中央特快が発車を待っていたが、予定より1本早
い。ということで、予定通り次に来る6時22分の中央特快に乗ることにした。そしてやって来た中央特快は八王子到着時点
では空いてると思ったが、思ったより混雑していた。そのため座れなかったが、立川から座れた。

 それからしばらくして中央特快は三鷹に到着。ここで快速と接続する。その快速はなんと201系が運用されていた。行程
に余裕を持たせているので、乗り換えても大して問題は無いだろう。ということで、三鷹から201系の乗り心地を堪能した。
そういえば中央線の201系には、数日前まで中央線の昔の写真が貼られていた「ギャラリートレイン」というのも走っていた
が、結局一度も乗れずじまいだった。

 御茶ノ水で総武線各駅停車に乗り換え、さらに錦糸町で総武線快速に乗り換えた。乗車した総武線快速の列車は千葉
止まりということもあるのか、結構空いていた。さらに「この分だとボックスシートも空いてる所あるんじゃないか!?」と思って
前の号車へと移動。ボックスシートは大体埋まっていたが、先頭車のボックスに一区画空きがあったので、そこに座った。
30分ほどの乗車で列車は終点の千葉に到着した。

総武本線
普通
(銚子行き)
千葉
(08:39)
銚子
(10:17)

 千葉では乗り継ぎの都合で40分も時間がある。なので、ここで途中下車することにした。県庁所在地なので、駅前は完
全に都会の雰囲気。新鮮味はほとんど無いが、すぐ真上に千葉都市モノレールのレール(?)があったのが目についた。
千葉都市モノレールは懸垂式なので、真下からでもモノレールの車両を見ることは可能だ。せっかくなので、レールの真
下からモノレールの車両を撮ることにした。数分待ってモノレールの車両が来たが、シャッターを切るのが少し遅かった
か…。そんな感じでモノレールを撮影した後は駅へ戻り、成田エクスプレスなどを撮影した。

 そうこうしているうちに次に乗る列車の時間が近づいてきたため、ホームへ行って列車を待つ。次に乗車する列車は8時
39分発の成東経由銚子行き。長丁場なのでセミクロスシートの113系を望むところだが、電光掲示板に書かれていたのは
「5両3ドア」の表示。何か嫌な予感がする…。

 そして発車の5分前に列車が入線。嫌な予感は的中し、車両は211系だった。銚子までの長丁場をロングシートで過ごす
と考えると、何だか気が乗らない。乗車率は千葉を発車した時点では座席がほとんど埋まるほどだったが、駅に停まるご
とに乗客が降りていき、佐倉を発車した時点ではガラガラになった。それからしばらく走って八街に停車。八街では対向列
車の交換待ちをするため、数分停車した。その間に一旦列車の外に出て気分転換を行った。八街を発車し、終点の銚子
に近づくにつれローカル列車の雰囲気が濃くなってきた。尤も、座席は通勤電車と何ら変わりないロングシートなのだ
が…。そして定刻の10時17分、列車は終点の銚子に到着した。


真下から千葉都市モノレールを眺める

この時点で覚悟はしていたが…

千葉に停車する数少ない成田エクスプレス

八街で数分停車
銚子電鉄
(外川行き)
銚子
(10:29)
外川
(10:48)
銚子電鉄
(銚子行き)
外川
(11:17)
犬吠
(11:19)

 銚子で銚子電鉄に乗り換える。銚子電鉄に乗るのは3年ぶりとなる。「旧型車両の(旧)800形が来たらいいな〜」と少しだ
け思ったが、乗った電車は「桃太郎電鉄」のラッピングを施した1000形だった。考えてみれば、前回銚子電鉄に乗った時は
1000形については撮影機会に全然恵まれなかったので、これはこれで良いかも。車両を撮影したら車内に入り、そこで弧
廻手形を購入。ちなみにこの弧廻手形の値段は620円。銚子から外川までの運賃が310円のため、往復すれば元が取れ
る。

 車内は案の定観光客がほとんどで、ほとんどの座席が埋まるほどの乗車率で電車は銚子を発車。それからしばらくし
て笠上黒生に停車した。ここでは対向電車との交換待ちを行った。見たところ対向電車も1000形で、つまり今日動いてる
車両は全て1000形だということが分かった。ということは、(旧)800形は仲ノ町の車庫にいるのか…。さらにしばらくして電車
は犬吠に到着。大抵の観光客はここで下車するが、僕は終点の外川まで乗るつもりだ。そして犬吠を発車してから程なく
して、電車は外川に到着した。

 外川駅周辺では駅訪問のため、次の電車が来るまでのおよそ30分滞在することになっている。ということで、早速駅の
外に出た。外川駅の駅舎はかなり趣のあるものとなっている。ちなみに銚子電鉄の駅舎は銚子駅や犬吠駅のように異国
風のものと、ここや仲ノ町駅のように趣があるものに二分化できる。

 駅舎を撮影した後は駅周辺を歩いた。駅から海の方向へ少し歩くと下り坂になり、そこから海が見える。個人的にはその
下り坂を全力疾走し、海へ向かう光景が「青春」をイメージさせるんだが…。そのイメージを実感したところで駅に戻った。
すると………あれ、いつの間にかコカコーラの飲料運搬車が駅前にいる…。しかし3分ほどしたら飲料運搬車はどっかに
行ったので、改めて駅舎を撮影した。

 満足に撮影できたところで駅の中に戻った。駅舎の中で待ってるのもなんなのでホームに出たところ、何か見慣れない
車両が…。実はこれ、近いうちに銚子電鉄に導入される車両で、形式は2000形というらしい。仲ノ町の車庫で塗装変更な
どの整備を受けているというのは聞いたが、どうやら整備が終わってここに来たようだ。なので待ち時間の間、思う存分こ
の車両を撮影した。整備明けなので、グレーの台車もグリーンの塗装もかなり綺麗なのが目に付いた。

 2000形や駅の撮影をしているうちに、次に乗る電車が来た。大体分かってはいたのだが、車両は1000形だった。これか
ら犬吠埼を観光するつもりなので、次の犬吠で下車した。外川から犬吠までの距離だったら徒歩でも十分行けるが、一日
乗車券を持っているので…。


車内で弧廻手形を購入

外川駅舎はかなりの風格を持つ

個人的にはなかなかいい感じの情景

外川駅で営業運転開始を待つ2000形

終点の外川まで乗車

駅の奥に留置されていたトロッコ車両

古い駅舎の前にはコカコーラの赤い車

銚子側の顔はこんな感じ(駅裏の駐車場から撮影)

<一日目 U>
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