【その1】

横浜線
各駅停車
(東神奈川行き)
片倉 長津田
横浜線
各駅停車
(東神奈川行き)
長津田 新横浜

 早朝の片倉駅から今回の遠征はスタートします。早朝の片倉駅は自動券売機が機能してません。なので切符を買う時
は乗車駅証明書発行機で証明書を取り、車内もしくは降車駅で降車駅までの料金を払うということです。地方に行くとこれ
が当たり前だと思うんですが、都会で生活しているとこういうのにはあまり慣れない…。自動改札機は機能しているような
のでICカードで改札を通ろうとすると残金不足を示す赤いランプが…。仕方ないので乗車駅証明書を発行してもらって改
札を通りました。
 まず乗車するのは5時16分の東神奈川行き。始発から2本目の電車です。その電車はドア窓が小さい元山手線のH27編
成でした。いきなりツイてるなぁ〜。現在横浜線で活躍する元山手線の編成はH27とH28の2編成あるんですが、なぜか遭
遇するのはH27ばかり…。実は地元民でありながらH28編成は一度も見てなかったりします。まだ朝早いからか、車内は
空いていたので余裕で座れたんですが、橋本あたりから徐々に混んできて町田を発車する頃には立ち客もいるほどの混
雑でした。そんな中電車を長津田で下車。ここから東急田園都市線に乗り換えるサラリーマンも多いので結構な乗客が降
りていきました。で、僕はというと東急に乗り換えるわけでもなく一旦改札を出たら再び改札口に切符を通しました。実は往
復の切符を「横浜市内⇔豊橋」で購入してしまったため、新横浜から改札に入るより横浜線で横浜市の一番西にある長津
田駅から切符を使った方が得するというわけです。
 そして東急の車両を見ながら次の電車を待ちます。こうして次の電車が入線したわけなんですが、車内は結構な混雑で
座れませんでした。。そんなわけで新横浜では大量下車。平日とはいえど夏休みシーズン。この日に新幹線で旅行に出
発するという人も多いわけですからまぁ当然ですよね。自分もそのうちの一人ですが(笑

 売店で飲み物を買って東海道新幹線に乗り換え。ホームに上がるとN700系ののぞみ1号が入線しているところでした。
ですが今回はのぞみ号が停まらない駅で降りるため、のぞみ号は使わずに久々のひかり号に乗ります。最近ののぞみ
号大量増発でひかり号が減ったせいか最近あまり乗ってないな…。そんなひかり号ですが、中央新幹線の開通後は今
の新幹線は都市間輸送に徹するため再び増発されるようです。


新横浜で新幹線に乗り換える

東京発のぞみ号の最初の列車でもあるのぞみ1号
東海道新幹線
ひかり501号
(岡山行き)
新横浜
(06:44)
豊橋
(08:00)

 乗車するひかり501号が来るまでベンチで時間を潰します。そして6時44分にひかり401号が入線。車両は300系で、座席
のモケットが茶色だったのでJR東海の車両でした。300系に乗るのも何年ぶりのことだろうか………って中学校の修学旅
行で乗った新幹線は往復300系だったんだよな…。ていうか「こだま」号にすら700系が使われることが多くなった現在、
300系の「ひかり号」は珍しいです。
 途中駅からの乗車なので指定席に乗車。自分の席は14号車10番E席です。指定券は1ヶ月前に学校帰りに購入したん
ですが、希望する席を言う前に指定券の発行が始まってしまったんですが、指定券に希望する「E席」と書いてあったのは
少し驚いたな。

 列車は住宅地の間を走り、しばらくしたら小田原に停車。上り列車のホームではスーツ姿のサラリーマンが何人か列車
を待っていました。これが俗に言う「新幹線通勤」っていうことでしょうね。ここでは後続の「のぞみ」号の通過待ち合わせの
ため5分ほど停車。この「のぞみ」号は臨時列車のようです。つまり、その列車が運転されない日は小田原での長時間停
車はただの時間調整…(爆 ちなみに車両は700系だったような…。
 小田原から三島まではトンネルがかなり多いため、車窓はそんなに楽しめません。なのでこの区間は本を読んで暇を潰
しました。トンネル群を抜けるといつの間にか三島を通過したということになります。そしてこの後は天気が良ければ車窓右
側に富士山が見えます。僕もそれを狙って東海道新幹線に乗る際は毎回E席を選んでいます。しかしこの日はトンネルを
抜けると天気は曇ってるどころか、霧まで広がっていました。。天気予報ではこの辺の天気はあまり良くないと言ってたん
で大体の予想はしてたんですが…。とにかくちょっと先にある山すら全く見えないこんな状況で富士山なんて見えるはず
はありません。。。そんでもってさらに西に行くと霧も雲も取れ、静岡のビル街が見えてきた頃には晴れてしまう始
末……(苦笑 どうやら霧は富士付近に停滞していたようです。そんなわけで静岡を通過〜。ちなみにこのひかり501号は
小田原を過ぎると豊橋までノンストップの停車パターンをとているため、静岡県内ではのぞみ号に引けを取らないスピード
で走ります。とはいえやっぱ300系は揺れが酷い…。
 茶畑がたくさん見える牧之原台地を猛スピードで通過し、しばらくして東海道線としばしば併走するようになりました。丁度
通勤ラッシュの時間帯のようで、乗車率はかなりのものでした。さらに列車も8両ほどとこの辺りではかなりの長編成でし
た。浜松近郊はベッドタウン化がかなり進んでいますからね…。事実、浜松市の総人口は静岡市の総人口より多いんだと
か。
 浜名湖付近を通過し、しばらくすると間もなく豊橋に停車します。いつもの調子ならこのまま新幹線に乗り続けますが、今
回はここで下車します。豊橋駅の列車案内板は未だにパタパタ式でした。そんなわけで在来線ホームへ向かいました。

 ここからは名鉄に乗り換えて名古屋入りします。名鉄の豊橋駅はJRと共用という形をとってるので、改札口は当然JR東
海仕様です。名鉄の切符でJRの改札口を通るのはちょっとためらい、「もしかしたら通れないんじゃないか…。」と思ったり
もしましたが、こういう時ってすんなりいくものです。予定では8時32分の快速特急に乗ることになっているため、まだ30分
近く時間があります。なので飯田線の撮影をしました。飯田線は周囲に建物がほとんど無いという駅が多くあるため、鉄道
ファンの間では有名なローカル線です。車両も国鉄時代から使われている119系が活躍していますが、これも313系への
置き換えが決定しています。でも飯田線の山奥の方に313系は似合わないような気がするな…。
 名鉄線のホームには乗車する快速特急の1本前である特急が発車を待ってましたが、一般車の座席は既に全て埋まっ
てました…。始発駅から座れないとなると悲惨なので、ここは大人しく次の快速特急を待ちます。快速特急の方も座席争
奪戦が予想されるため、早めに乗車位置で待つとしますか。


久々のひかり号、久々の300系

こんな悪天候だったら富士山は…

ラッシュアワーを新幹線から眺める

豊橋駅ホームはJRと名鉄が共用

小田原で700系こだまとすれ違い


と思ったら晴れてきたし…

浜名湖通過はもはやおなじみの光景

この特急には乗らず
名鉄名古屋本線
快速特急
(名鉄岐阜行き)
豊橋
(08:32)
金山
(09:18)

 8時32分の快速特急は1700系でした。この車両は特別車はかつて全車特別車の特急車として使われた車両を再利用し、
一般車は新製車という変わった車両です。思えばちょっと前までは「快速特急=京急」というイメージが定着してましたが、
最近では色々な私鉄に広まったようです。
 この車両の一般車の座席配置はロングシートとクロスシートが混在し、特にクロスシートは2人掛けと1人掛けが混在して
います。相席がなく寛げる1人掛けの席はやはり人気のようで、まさに争奪戦の様相でした。何とか1人掛け席に座り、定刻
で列車は豊橋駅を発車。豊橋からしばらくはJRと名鉄が線路を共有しているため、飯田線の線路を走ります。その間に飯
田線の方は船町駅と下地駅が設置されてますが、名鉄は全列車が素通り。つまりは、名鉄の場合は各駅停車であっても
この駅は通過します。ちなみにそれらの駅は飯田線の列車にも中には通過する列車があるそうです。
 しばらくして国府に停車。名鉄の快速特急は豊橋を出たら東岡崎までノンストップというのが一般的ですが、この列車は
国府にも停まるようです。それから程無くして山の中を走るんですが、ここでまた雲行きが怪しくなってしまいました。。そん
なわけで山を越えると東岡崎、知立の順に停車。ここまで行くと沿線風景は住宅地ばかりになってきました。名古屋に近づ
く度にどんどん乗客が乗ってきて、最終的には立ち客も多く出るほどでした。そして神宮前に停車。神宮前では1編成しか
ない希少な1380系が発車していくのを見ました。ちらっと見えた方向幕を見ると次の金山止まりのようです。ならば金山で
列車を飛び降りて狙うしかないと確信しました。が………、またもこの列車が到着した瞬間に向こうの列車は発車…。。。
マジついてねぇ〜(涙


名鉄は完全無視の下地駅

また雲行きは怪しく…

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