山陽本線・東海道本線
快速
(米原行き)
垂水 三ノ宮
画像なし

阪急神戸線
特急
(梅田行き)




三宮


十三

 三日前は姫路や神戸で観光しましたが、今回は京都へ向かいます。そんなわけで帰省先の最寄駅からJRを利用しま
す。この時、乗る列車の吟味が非常に重要になってきます。というのも、帰省先の最寄駅に停車するのは普通と快速の
2種類で、快速に使用される車両は座席が転換クロスシート。一方普通はロングシートの通勤電車と、快適性では雲泥の
差です。そのためここは当然快速を利用したいところ。次の電車は普通でしたが、幸い須磨で快速を待避するようです。
というわけで次の快速に乗ることにしました。そしてしばらく待って快速がやって来たんですが、通勤ラッシュに差し掛かっ
ているのか車内は激混み…。当然座れるはずもなく、こうなるんだったら普通電車に乗っても同じだった…。。。
 このまま新快速に乗り換えて京都へ向かうのかと思いきや、三ノ宮で列車を降りて改札を出ました。ここから阪急電車
に乗り換えて京都方面へ行く予定です。何せ私鉄で行った方が幾分安くなるからね。それでいて何で三ノ宮までJRを利
用したかというと、最初から私鉄に乗ると神戸高速を通ることになり、運賃が高くなるから。このテクニックは三日前に神
戸を観光した時に学習しました。そんなわけで特急に乗車。車内は通勤ラッシュで結構混んでたものの、何とか座れまし
た。そして十三に到着し、京都線に乗り換え。程無く来たのは河原町行きの快速急行。この電車に乗れば一番早く着ける
みたいですが、ロングシートの通勤電車だったのでパス。やっぱ阪急京都線の優等列車に乗る時はクロスシートの車両
じゃないと。あわよくば2ドアの車両が来てほしいところですが…。


この普通は見送り

先発の快速急行に乗らずに次のを待つ
阪急京都線
通勤特急
(河原町行き)
十三
阪急嵐山線
普通
(嵐山行き)
嵐山

 さてさて、次の通勤特急は………よし。2ドアだ。次の電車が転換クロスシートの車両であることはこの時点で確定して
いたんですが、最初に乗った快速からの経験上、座席のグレードがどんなに高くても座れなければ意味が無い。しかも途
中駅からの乗車なので際どいところ…。しかし通勤ラッシュとは逆方向なのでそれほど混んでおらず、通路側ながらも何
とか着席。30分あまりで桂に到着。ここで嵐山線に乗り換え。やって来たのは今年の春に嵐山線に来たばかりの6300系
でした。さっきまで乗った通勤特急も6300系だったので、何だか豪華リレーに思えてくる(笑 この電車を待っている乗客は
少なく、難なく1人掛けの座席に座れました。ちなみに車内の雰囲気は京都線で特急運用に就いていた頃(今も一部の編
成は運用に就いてますが)とは大きく様変わりし、自分が座った1人掛けクロスシートも嵐山線に転用改造される際に取り
付けられたものです。10分ほど走って阪急嵐山に到着しました。

 今回の目的は当然ながら京都観光。そのスタート地点は嵐山ということで、まずは嵐山観光といきます。というわけで早
速渡月橋方面へ。広場を横切った先に橋がありましたが、これは渡月橋ではなく中ノ島橋というごく普通の橋。しかし観光
地ならではの配慮か、欄干が木でできていて多少の雰囲気はありました。それを最初渡月橋だと一瞬でも本気で思った自
分は一体…。そんなわけで本物の渡月橋に到着。阪急の嵐山駅から歩いて10分足らずと、意外と近かったです。少しの
間橋を眺めてから対岸へ渡りました。橋の欄干から東側の風景を見てみると山が間近に見え、貸しボートも置かれてまし
た。今渡っている保津川をこの先までたどると渓流に差し掛かるだろうな。そういや嵯峨野トロッコもその先でしたっけ…。
沿線の風景も最高だろうし、嵯峨野トロッコもいつかは乗ってみたいところです。
 ですが今回はその先へは行かず、渡月橋を渡り終えたら木陰から再び橋を眺め、体を休ませて嵐山の街を見ていきま
す。すると…、出ました1000円ショップ。観光地に行くとよく見るお店で、過去に軽井沢と長崎で見ています。大きい看板
には「店内商品全て1,000円」と書かれてますが、その下のちょっと小さな看板には「店内商品全て1,050円」と…。これじゃ
ややこしいです。ちなみに正しいのは小さな看板の方です。その隣にはアイスのお店がありました。ここは京都らしく抹茶
アイスを購入。早く食べないと溶けてしまうので味わいつつも急いで食べましたが………間に合わなかった…。床にこぼ
れた汁は責任を持って拭きました。そして手がベタベタなまま移動。嵐山の街並みを見ながら歩くと観光地に相応しい、
雰囲気のある構えをした建物が並んでました。そんな中交番も見かけましたが、これも街の雰囲気に合わせたつくりに
なってました。でも、一目見ただけじゃ交番だと分からないんじゃ…。


渡月橋はこの先にある

この先には保津川の渓流が…

1000円均一なのか、はたまた1050円なのか…

嵐山の街並み

川辺から渡月橋を見渡す

貸しボート屋もあった

抹茶アイスを食す。この後大惨事が…

交番も周りの雰囲気に合わせて…
京福電鉄嵐山本線
普通
(四条大宮行き)
嵐電嵐山 四条大宮
阪急京都線
準急
(河原町行き)
大宮 河原町

 そして嵐電こと京福電車の嵐山駅へ。嵐電嵐山駅は嵐山への玄関口ということもあるのか、駅構内にお土産屋があっ
たりと、路面電車の駅にしてはとても立派なものでした。それなのに駅舎の写真を撮り忘れた…。それはともかくとして、
早速嵐電に乗車したいところですが、ホームにいたのは新しそうな車両…。路面電車に乗車するからには旧型の車両に
乗りたいという個人的なこだわりがあるので、これには乗らずに次の電車を待ちます。そんな折なんとホームに足湯があ
るのを見つけました。駅構内にある足湯は上諏訪ぐらいしか知らなかったし、そもそも足湯は大体温泉地にあるものなの
で、ここで見ることになるとは…。でもまだお目当ての車両はまだ来なさそうだし、入ってみることにしました。足湯自体は
結構居心地良かったかな〜、という感じ。あと、意見や感想を自由に書くノートもありました。僕も書いてみたいところです
が、ごめん!今回筆記用具持って来てなかった…。。。5分ちょっとで足湯から出たんですが、足が湿っているせいかそ
の後靴下を履くのに一苦労…。
 足湯から出た後も来るのは新型の車両ばかり…。新型とはいっても、足回りは旧型車両のものを流用してるので、音だ
けなら一応楽しめます。でも外観も年季を感じる車両に乗らないと実感が無いんでスルー。そして「次古いのが来なかっ
たら諦めよう」と思った時、ようやく旧型車両がやって来ました。ちなみに井筒八つ橋のラッピング塗装でした。あれ、井筒
八つ橋ってどっかで聞いたことあるような…。そう思って車体を見回すと………やっぱりいました。夕子が車体側面ドア付
近にでかでかとラッピングされてました。中学の修学旅行に行った時に何だかんだで縁があったような気がします(笑 そ
れはさておき、少し撮影して前面展望が眺められる一番前の座席に着席。そして座席が半分埋まるくらいの乗車率で電車
は嵐山を発車。しばらくは容易に前面展望を楽しめましたが、駅に停車するごとに車内は混雑していき、ついには座席か
ら眺めるのが困難なほどに。でもこの後併用軌道区間が控えてるのでそう簡単に前面展望を譲り渡すわけにはいかな
い。ということで席を立ち、前面展望が眺められるポジションへ半ば強引に行きました。そんな中電車は北野線との接続駅
である帷子ノ辻に停車。ここに嵐電の車庫があるようで、レトロ電車としてお馴染みのモボ21や事業用車が留置されてまし
た。今回嵐電に乗る時、レトロ電車が来れば迷わず乗車に動いたんだが、そんなに甘くは無いな。そして待望の併用軌道
区間に突入し、しばらくして終点の四条大宮に到着しました。
 ここで阪急電車に乗り換え。ホームに降りてからすぐに特急が通過していきました。阪急大宮って特急は通過するんだ
な。前は停車してたらしいですが…。それから来た準急に乗り、程なくして終点の河原町に到着しました。


かなり立派だった嵐電嵐山駅

感想ノート、書いてみたかったんだが…

帷子ノ辻で車庫を横目に見る

まさかこれを嵐山で見るとは…

ようやく来た旧型車は井筒八つ橋のラッピング車

いよいよ併用軌道区間

<京都編 その2>
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