京阪特急ダブルデッカーに乗る
 今回は京都方面に撮影に行った帰りに京阪特急に乗車することにしました。というわけで今回のスタートは出町柳駅。
 「どうせ普通の車両だろうな〜」なんて思って列車を待ってたら、なんと元3000系が来ました!こりゃラッキーです。というか、この車両は何度も見てるからこのくらいじゃもう驚かなくなってたりして…。最近では今年の修学旅行の時に三条〜出町柳でお世話になったっけ…。(詳しくは旅行記参照)
 今回乗車するのはダブルデッカー車。やはりここは大人気なようで、乗車口には結構な列が出来ていました。
 ところで、今回は「ダブルデッカーに乗車する」のが目的ですから、その旨みを最大限に利用したいのが本音。そのため2階席に行きましたが、ここはその中でも一番人気があるようです。おかげで座席の確保にも一苦労…。

 と、長い前置きはこれぐらいにして、列車は出町柳を発車しました。
 最初の停車駅は三条。これまで地下を走ってて「ダブルデッカー車に乗ってるぞ」と意識しなかったんですが、駅に到着すると目線の高さにビックリ!さらに駅名票がほぼ同じ目線で視界に入りました。これがダブルデッカーの醍醐味です。
 四条、七条と停車しましたが、いずれも地下駅で、なんか地下鉄に乗ってるような感じ。七条を発車するといきなり地上に出ました。住宅街を横目に走りますが、住宅と同じくらいの高さで走っているはずなのに2階と目線がほぼ同じになってしまった変な感じがしました。でもこれがダブルデッカー(以下省略)
 しばらくこんな風景が続いて丹波橋に停車。ちょうど写真に駅名票が写ってるので、駅名票とどれだけ目線が近いか、これでわかるでしょう。いつもは目上の者みたいに見えるのに、この時に限ってはやたら身近な存在に見える。(笑)
 丹波橋を発車してから程なくして中書島に到着。この駅の読み方は個人的にほんとにややこしいです。少し前までは勘違いして「なかがきじま」と読んでました。その後間違いに気付いて「ちゅうじょじま」と読んでましたが、このレポートを執筆中に本当の読み方は「ちゅうしょじま」と気付く始末…。いいですか?本当の読み方は「ちゅうしょじま」ですよ!!
 ここだけの話、実はこの列車に出町柳から乗車する前に三条でキャッチしようとしましたが、淀屋橋方面から来る列車がことごとく3ドアの車両で…。何度も言いますが、今回はダブルデッカーに乗車するのが目的です。それじゃ意味ないので結局2本ほど待ちました。
 大きなヤードみたいなものが見えてきました。いくつもの線路が連なる光景はさぞかし壮観………って、なんなんですかこれ!見事なまでにすっからかんです。しかも背景は田園風景…淋しい……。
 またまた?な風景です。お茶碗のようなこの建物…なんなんでしょうか。下を見ると「下水道未来のためのゆ」と書いてあります。つまりここは下水道関係なんだ〜。
 しかし長閑な風景ですな。意外とこんな風景があるもんだ。ずっと住宅地の中をゴタゴタと走るのか…いや、それはないか。というか失礼だよ。
 風景が住宅地に変わると樟葉に停車。そういやここ、数年前までは特急停まらなかったのにいつの間にか…。という感じです。やはり停車駅を増やして客を拾ってこうということでしょうね。
 樟葉の次は枚方市に停車。それにしてもこの辺は難読駅名が結構多い。ここは「ひらかたし」と読むし、さっき停車した樟葉も「くずは」とそこそこ難読。さらにここから分岐する交野線だって途中に交野市と書いて「かたのし」と読むし、終点の私市は「きさいち」……う〜ん、多すぎる。
 枚方市を発車すると京橋までノンストップです。途中で見えたのはひらかたパーク。地元では「ひらパー」という愛称で親しまれてるらしいですけど。そしてそこに近い京阪の駅は「枚方公園」。一瞬変に思いましたが、パークを直訳すると「公園」ですから。全然変じゃないです。
 寝屋川には車両基地があり、たくさんの車両がここで寝ています。さっきのとは大違いで、非常に賑やかです。その中には新3000系や、わかりにくいですが8000系の新塗装など、珍しい車両もいっぱいいます。てか数年くらい経ったら珍しくもなんともなくなりますけどね。
 萱島を通過したらいよいよ複々線に入ります。やあ、写真で複々線を走ってることがわかるでしょうか…。
 ちなみに、この辺りはものすごく駅間距離が短いです。感覚で思ったので実際にはわからないんですが、とある駅を通過してから30秒くらいで次の駅を通過してました。
 やはり複々線の醍醐味と言ったら…コレですよね。駅に停車中の普通列車をグングンと追い抜いていきます。なぜかこの状況だと気分がスッキリします。見てみるとこの写真、下向けで撮られています。自分より目線が低い物を撮ろうとするとどうしてもこうなってしまう…。
 複々線区間を堪能しているうちに列車は京橋に到着。「え?もう?」と言うように、思ったより早く着いたような気がします。実際、複々線区間は短い距離にたくさんの駅を詰め込んでますから、距離が長いように見えてしまう…。
 京橋では結構な乗客の入れ替わりがありました。
 京橋からはほとんど地下なので眺望はあまり期待できないと思い、1階席に移動しました。でも実際には地下に入るまで結構距離がありました…。ま、いいか。
 で、その1階席なんですが……、よくよく見ると、窓割りが全然合ってません。1階席は眺望が悪いからそう気にすることもない…ですか?実際、1階席から景色は見えることは見えますよ。
 そして列車は淀屋橋に到着。最後はこの写真で〆ます。時代祭りの絵がかなり印象的ですね。こうして撮っとけば後で貴重な写真になるかも…。
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