'99.12.12 葛山信吾 トーク&ライブ(Bricksとともに)報告!!
午後の部(15:00〜)
インタビュー&MCをレポートいたします。
会場やステージの様子は、午前の部でKEIKOが書いてくれ
ているとおり。ただ、午後になってから、ジャスコにやって来る人も増えてきたようで。
1階に用意されていた椅子だけでは足りず、後ろに立って観ている人もたくさんいる。
吹き抜けの2階、3階の柵のところからもたくさんの人が見下ろしている。
司会者「「葛山さんと言いますと、お父様お母様、
そして若い世代の方もご存知だと思いますが、最近では『元禄繚乱』で大活躍なさっています。
そのドラマも今日が最終回ということですから、いろんなエピソードなどもきいていきたいと思います。早速お招きしましょう。
俳優の葛山信吾さんです。よろしくお願いします。」
信吾くん
『はい、よろしくお願いします。
(会場に向かって)こんにちは。』
司会者「もう、ホントかっこいいですねぇ!
間近でこのようにお会いできるなんて・・・・。顔もちっちゃいですねぇ〜!」
(完全に私情が入って舞い上がっている司会者に、
どうしていいか困り顔で立ちつくす信吾クン。)
司会者「三重県亀山市出身ということですが、
こちらにはよく帰ってみえるんですか?」
信吾くん
『そうですね。ドラマが終わった合間とか、
時間があくと自分で車を運転して、結構帰ってきますね。』
司会者「実家でゆっくり過ごして?」
信吾くん
『そうですね、実家でゆっくり。
あと、釣りが好きなんで、よく紀伊長島の方とか行ったり。』
司会者「この松阪には、どうですか、
お肉を食べに来たりとかしますか?」
信吾くん
『そうですねー、
松阪っていうのはねぇ・・・。(ここで客席に向かって手を振ってくれた。きゃっ!!)
申し訳ないんですけど、通り過ぎることが多いんですよね。なかなか、
ここで止まるってことはないですね。23号線やら、伊勢道に行っちゃうことが多くて。』
司会者「なるほどねぇ。
さて、今日はいろんなお話を聞かせていただきたいと思います。」
信吾くん
『はい、よろしくお願いします。』
司会者「まず、芸能界に入ったきっかけを
教えていただきたいんですが。」
信吾くん
『はい、「JUNON」っていう雑誌がありまして。
そこで毎年、「スーパーボーイコンテスト」っていうのがあるんですけども。
それに、うちの姉貴が勝手に出したのがきっかけで、こういう世界に入りました。』
司会者「お姉さんが出したんですねぇ。」
信吾くん
『そうです。』
司会者「予選をどんどん通過していきますが、
出したってことはいつ聞かされたんですか?」
信吾くん
『最初は書類審査みたいなので、
写真と履歴書を送るんですよね。でも、その時は僕は全然知らなくて。』
司会者「ホントに勝手に出したんですねぇ!」
(以下、セリフはすべて三重弁となる)
信吾くん
『ええ、すごいんですよ、うちの姉貴。
僕がぼけ〜とテレビを見てたりすると、「信吾、あんた、今、体重いくつ?」とか。
一日にね、ひとつふたつぐらい、ちょろちょろ、ちょろちょろきいてきて。』
司会者「一気にきくと、なんかへんですからねぇ。」
信吾くん
『そう。きかないんですよ。
うん、へんな気するから。で、気づかないように
「信吾、この写真あるやんか?これ、ネガある?」とか言うんです。
信吾:なんでなん?
姉:いや、わたしの友達がちょっとあんたの写真欲しいって・・・・。
信吾:誰、誰、誰???ちょっと紹介してよ!!みたいな。(笑)
姉:まあいいから。ネガだけくれればわたしが現像して渡しとくから。
その写真が、もうばっちり履歴書に貼られてて・・・!!』
司会者「うまいですねぇ。」
信吾くん
『それで、その書類審査が通った時に初めてきかされまして。
姉:通ると思てへんかったから出したら、もう〜・・・ムニャムニャムニャ・・・。
大喧嘩ですよ、もう。』
司会者「喧嘩ですか?」
信吾くん
『喧嘩ですっ!!』
司会者「でも、結果的には予選をどんどん勝ち抜いて、
最終的には読者が選んだんですよね?」
信吾くん
『はい、そうですね。』
司会者「あの時、わたしも雑誌を見てまして。
グランプリに選ばれた時、わー三重県の人だ!と思ったんですけど、
ご本人としてはどうでしたか?」
信吾くん
『あ、そうなんですか。
いやぁー、もうびっくりしましたねぇ。』
司会者「びっくりした?」
信吾くん
『はい。うーん・・・・、
ホント、まずびっくりして。・・・・なんだろう、頭の中が真っ白になって。
この先、どうなるんだろうなぁ〜、みたいな。』
司会者「で、そのまま芸能界入りということになったわけですよね?」
信吾くん
『はい、いろいろな事務所の方がそのコンテストを見に来てまして。
スカウトっていう形になるんですけど。スカウトされてから、入るかどうかって、
最初はすごく悩みました。実家を継ぐことばかり考えてたもんですから。』
司会者「お父さんの跡取りに、っていうことですよね。」
信吾くん
『そうです。うちは、きょうだい3人で、
上下が姉と妹で女・女で、真ん中に男ひとりなんでね。』
司会者「それが、いつのまにか芸能界に入って活躍なさって。
トレンディドラマや、最近は『元禄繚乱』に出られているわけですが。
今日は最終回ですよね。」
信吾くん
『そうですね、今日が最終回です。』
司会者「そのエピソードなどをちょっとうかがいたいんですが。
撮影の間とかいかがでした?撮影はもう全て終わっているんですよね?」
信吾くん
『はい、9月いっぱいで全部撮り終えました。
岡野金右衛門という、吉良邸の絵図面を手に入れる役なんですけど。
(客席の反応に対して微笑みながら)あ、わかります?見てましたか?
ありがとうございます。』
司会者「お艶さんという女性をだまして女心を手玉に取る、
というような役柄ですが、これに関して役作りなどはされたんですか?」
信吾くん
『忠臣蔵の話なんで、その関係の本を読んだり、
映画を観たり。実際に赤穂の方に行ったり、泉岳寺に行ったり。
そういうものを見て、あとは、そうですね、なんて言ったらいいんだろう・・・・、
自分なりにゆっくり作っていきましたけれども。』
司会者「時代劇のセリフは聞いていても難しいと思うんですが、
覚えるのも大変でしょうね?」
信吾くん
『そうですね、はい。でも、
時代劇は今回の大河ドラマが初めてじゃなくて、NHKの金曜時代劇の
「長崎夢奉行」で、遠山の金さんの若き日っていうのを小林念侍さんと二人でやったんですよ、
もう、2〜3年前かな?だから、そのころは大変だったんですけど、
今回は時代劇4本目ぐらいだったんで、結構すんなりと。』
司会者「その最終回ですが、内容はあまり教えていただくと
楽しみがなくなりますかね?」
信吾くん
『うん、そうですね、言っちゃうと楽しみがなくなりますからね。
観てほしいです。』
司会者「ドラマの合間や裏ではどういった感じだったとか、
何かエピソードなどはありますか?」
信吾くん
『大石内蔵助を筆頭に、男がひとつの目的に向かって
団結していくという話なんでね。そういう意味で、役者47人がもうプライベート
から勘九郎さんと食事をご一緒させていただいたり、ちょこちょこっとお酒を飲み
に連れて行ってもらったり。(吉田)栄作さんとか、阿部寛さんとか、みんなもの
すごく仲良くなって、最後は盛り上がりましたねぇ、撮影してても。』
司会者「じゃあ、終わってしまって寂しいかな、っていうのも?」
信吾くん
『寂しいですねぇ!!
(本当に寂しそうに力を込めて言う姿が、かわいい!)
最後の撮影が終わって打ち上げっていうのが、もうその日の晩にあって。
それでもう終わっちゃったんですけども。その次の日から、もう現場に行かないのが寂しくて、
寂しくて。そしたら、みんなそう思ってたみたいで、2日後に栄作さんから電話がかかってきて、
「葛山クン、寂しくない?ちょっと、みんな集めて飲もうよ。」とか言って、また飲んだりとか。
(笑)』
司会者「チームワークというか、プライベートの方でもいいつながり
が持てたということですね?」
信吾くん
『ええ、そうですね。』
司会者「その『元禄繚乱』も終わり、これからはどんなお仕事を
なさるんでしょうか?」
信吾くん
『近々オンエアになるのが、12月23日の
「渡る世間は鬼ばかり」っていうドラマなんですけれども。
それの2時間スペシャルが暮れにあるんですよ。
(会場に向かって)渡る世間、観てらっしゃいます?あ〜、観てます?観てますね〜。
本間医院ってありますよね?あそこの小林綾子さんの婚約者役で登場します。
これはですね、来年の年度末、3月ぐらいに、また2時間スペシャルがありまして。
それから後、来年はまた3月から連続で1年間、やりますんで。
そっちの方にもずっと出ますんで、観てほしいなと思います。』
司会者「ご覧になっている方にはわかると思うんですが、
『渡る世間』は、いつも‘何かが起きる’という感じですが?」
信吾くん
『そうですね。いろんな人間関係のもめ事が起こるドラマで、
そこが楽しいところなんですけどね。』
司会者「現場の雰囲気はどういった感じなんですか?
撮影の間とか、怖くはないんですか?」
信吾くん
『んー・・・・、正直ね、怖いですよ、ははは・・・・ (^.^;。
周りの役者さんから結構話を聞いてて。「あの現場は怖いからねぇ〜。入り時間なんかも、
30分とか1時間とか、早めに行った方がいいよ〜。」とかって、いろんな脅しをされましてね。
最初、もうホントに2時間前とかに入って、そしたら誰もいなくて・・・・。
そういうところから始まりましたが、かなり、いい緊張感のある現場でね。
凄い方がいっぱい出られてますからね。』
司会者「来年になったら、ずっと連続で出られるということですから、
楽しみですね!あと、他にも何かあるんですよね?」
信吾くん
『はい、今ちょうど撮ってるんですけれども、
来年1月の終わりぐらいから、11年ぶりに「仮面ライダー」が始まるんです。
その中で、仮面ライダーとは別にもう一人、正義の味方の刑事っていうのが
登場するんですけども、その刑事役で出ますんで、どうぞよろしく。』
司会者「楽しみですね。子供たちのヒーローになるんでしょうね?」
信吾くん
『そうですね。ちょっと、あんまり人前で煙草とか
吸ったりできなくなっちゃうんですかね・・・・?(笑)』
司会者「いいお兄さんになってくださいね!」
信吾くん
『はい、頑張ります!』
司会者「ところで、歌の方もなさっていて、CDも出してらっしゃるんですよね?」
信吾くん
『はい、今はインディーズで、ほとんど自主制作みたいな形なんですけれども、
音楽もやってます。』
司会者「音楽は元々なさってたわけですか?」
信吾くん
『はい、デビューして1年後ぐらいからずっと
ソロでやってたんですけれども、それからちょっとしばらくお休みしてまして。
今は、板倉さんという人と二人でユニットでやってます。』
司会者「では、その板倉さんを早速お呼びしたいと思います。
板倉雅一さんです、どうぞこちらへ。この板倉さんは・・・・」
(板倉さんを紹介しようとする司会者を無視して
板倉さんに話しかける信吾クン!)
信吾くん
『寝てた?』
板倉さん
『ぼ〜っとしてました・・・・。』
二人
『あはは・・・・!!』
(完全に二人の世界。取り残されてる司会者・・・・。)
司会者「・・・・大丈夫ですか?(^.^;)」
板倉さん
板倉さん『はい、大丈夫です!(しゃきっ!)』
司会者「で、お二人はBricksというメンバーというか・・・・」
板倉さん
板倉さん『はい。』
信吾くん
『ユニットですっ!』
(う〜ん、こだわってんのね、信吾クン!)
司会者「はぁ、ユニット、ですね。(^.^;)」
(ペースがくずれ、司会者困ってるよぉ〜)
司会者「どうしてBricksという名前になさったんですか?」
板倉さん
『あのー、よくきかれるんですけど・・・・。』
特に意味はないんです。」
司会者「お二人でBricks?」
板倉さん
『そうです!』
司会者「どういうきっかけでお二人が出会ったんでしょう?」
板倉さん
『信吾が昔、ソロでレコード出してたことがあるんですけれども。
そのプロデュースというか、アレンジというか、ちょっと僕のところに話がきまして。
で、初めて彼と出会って、曲作りしたり、いろんなことやったりしてるうちに意気投合しまして。
だったら一緒にやろうか、っていうことになって、なんとなくこう、自然発生的に。』
司会者「じゃあ、いい形で入っていったという感じですね?」
信吾くん
『そうですね。ユニットとしては、かなり年齢差のあるユニットなんですけれども。』
板倉さん
『そうね。』
司会者「年齢差は?」
板倉さん
『5歳ぐらいですかね?(笑)』
(あ〜、ウソつきぃ〜)
信吾くん
『でへへへへ!!』
(ウケまくって大喜びの信吾クン)
二人
『あははは!!』
司会者「板倉さんというのは、浜田省吾さん、甲斐バンド、
尾崎豊さん、松山千春さんなど、様々なアーティストと一緒に仕事をされていますよね。
そういった中で、初めて葛山さんと会った時は、どんな印象を持たれましたか?」
板倉さん
『信吾は見た目のとおり、いい男じゃないですか。
で、かっこいいじゃないですか。こういう甘系のルックスなんで、中身も甘いかなと思ったら
結構骨っぽくて、そういうところが気に入りました。酒も飲みますしね。(笑)』
司会者「普段の葛山さんはどんな方なんでしょうか?」
板倉さん
『普段はね、わりとシャイなやつですね。酒飲むと、
やたら陽気になるんですけど!』
司会者「そちらの葛山さんも見てみたいですねぇ。
ところで、アルバムを2枚出されてますが、どういった感じの曲が多いんですか?」
板倉さん
『ポップな曲がすごく多いですね。あのー、自分たちで言うのもナンなんですけれども、
非常に聴きやすい曲が多いので、いいですよ!』
司会者「音楽作りは全て板倉さんがなさってるわけですか?」
板倉さん
『そうですね。』
司会者「で、二人でこういった感じにしようって、話し合いながら、
という感じですか?」
板倉さん
『そうですね、はい。』
司会者「では、そろそろ曲を披露してもらいましょうか。
よろしくお願いします。Bricksのお二人です!」
板倉さん
『あらためまして、こんにちは、Bricksです。』
信吾くん
『こんにちは〜』
(客席に向かってきちんと挨拶してくれる信吾クン、真面目なんだよなぁ。)
板倉さん
『と言いましても、たぶん僕らのことは、
みなさん全然ご存知ないと思いますので。簡単に経歴などを、えー、
(急に信吾クンに向かって)紹介してください。』
信吾くん
『ヘ???』(驚いて声が裏返っている)
板倉さん
『みんな、僕らのこと全然知らないと思いますんで・・・・。』
信吾くん
信吾クン『そうっすねー。・・・・でも、あの・・・・、
僕さっきいろいろ言っちゃったんですけど?』
(板倉さん、人の話はちゃんと聞いてようね〜。信吾クンが困ってるじゃないかぁ!困った顔もかわいいんだけどさ。うふふ。(^-^))
板倉さん
『あ、そうですかー。じゃ、曲いきましょうか。
「Today」というアルバムから、『Heart of Gold』という曲を聴いてください。』
(あ、そうですかー、って・・・・。やっぱ寝てたかぁ、板倉さん??)
♪〜♪Heart Of Gold♪〜♪
イントロが流れ始め、会場からの拍手に「ありがとうございます。」と口を小さく動かして、会釈する信吾クン。やっぱり、真面目なんだよなぁ。
板倉さんも、はずむように体を動かして、ギターを弾き始める。
♪ 海に借りたハウスで 過ごした去年の夏・・・・ ♪
と、急に何かを見つめ、顔はそのまま固まってしまった板倉さん。
手は動かしてギターを弾いてはいるが、何か考え込んでいる様子である。
♪ 合宿とは名ばかり ビールとkiss 君がいたよ・・・・ ♪
突然どこか上の方を仰ぎ見る板倉さん。何かを吹っ切った様子である。
♪ 流されていた日々 僕たちは街に戻り・・・・ ♪
唇をぺろりとなめる板倉さん。自分の中で笑いをこらえているような様子である。
にやりとゆるみそうな口元のその横、右のほほに見えるのはエクボじゃないの!?また新しい発見をしてしまった。きゃ〜!!
その後のコーラスもばっちり決まり、時々目を合わせながら歌う二人はとても爽やかで、かっちょよかった。
信吾くん
『どうもありがとうございました。』
板倉さん
『ドウモアリガトウゴザイマ〜ス!!』
(ミョーに軽いノリ。やっぱりどこかヘンだ・・・。)
板倉さん
『僕たちは一昨年の暮れぐらいに1stアルバムの「Boy's Life」
っていうのを出したんですけれども。で、今年の7月ぐらいですかね、
2ndアルバムの「Today」をリリースしたんですが。なにぶん、
インディーズ中心で活動してるもので、普通のレコード屋さんに行ってもなかなか僕らのCD
が置いてないという・・・・。』
信吾くん
『そうですね・・・・。』
板倉さん
『そういう状況なんで。』
信吾くん
『でも、今日この後、売るんですよね?
あの、こちらの方で販売しますんで、もし今日聴いて、いいなぁと思った方がいらしたら、
ぜひ買って聴いてほしいなと思います。』
板倉さん
『ええ、よろしくお願いします。じゃあ、次の曲はですね、
1stアルバム「Boy's Life」の中から「Heartache」を聴いてください。』
♪〜♪Heartache♪〜♪
しみじみと歌い上げる信吾クン。高音も伸びやかで、また一段と歌が上手くなった気がした。
板倉さん
『僕ら、昨日の夜、車で松阪に入りまして。
実は今日もう車で東京に帰ってしまうんですけれども。ホントはもうちょっと長く滞在
したかったですね。』
信吾くん
『そうですね。』
板倉さん
『あの、松阪牛も食べることができませんでしたし。
今度来た時はね。』
信吾くん
『そうですね。あ、すみません。
さっきから、なんかすごく喉がかわいちゃって。
ごめんなさいね、水ばっかり飲んじゃってて。』
板倉さん
『ふだん、僕らはライブハウスとかそういう所を中心に
活動してるんで、こういう場でやるってことがめったになくてね。ちょっと・・・・』
信吾くん
『緊張しますね。』
板倉さん
『うん、緊張してるんですけれども。』
信吾くん
『普段は、最近、湘南の方のちっちゃいお店を借りまして。
そっちの方で、もう一人ギターの人に手伝ってもらってアコースティックでやってるんですよ。
で、まあ、なんて言うんでしょうか、俗に言う‘営業’って言うんでしょうか。
(笑)こういう場で歌うことになりまして、ちょっと、ホント緊張してます。うん。』
板倉さん
『今度もし松阪に来れるようなことがあったら、
ライブハウスとか、そういう形でね。』
信吾くん
『そうですね。三重県もライブハウスとかけっこうあるんでね。
ええ、やってみたいですね。』
板倉さん
『もしそういう節は、よろしかったらぜひいらしてください。』
信吾くん
『よろしくお願いします。』
板倉さん
『短かったですけれども、最後の曲になってしまいました。
「明日になれば」という曲を聴いてください。』
♪〜♪明日になれば♪〜♪
イントロや間奏のところで、会場を誘うように大きく手拍子をする信吾クン。
板倉さんと顔を見合わせて笑いながらとっても楽しそうに歌っていました。
板倉さん
『どうもありがとう!!』
信吾くん
『ありがとう!!』
(深々とおじぎする。本当に真面目で礼儀正しい!!)
司会者「どうもありがとうございました。Bricksのお二人でした。
まだまだ聴いていたいなぁ、なんて思うんですけれどもねぇ。」
板倉さん
『ありがとうございます。』
(二人ともにこにこ、とてもうれしそう!)
司会者「今のところ、CDが2枚出ているということなので、
機会があったら、ぜひじっくり聴いていただきたいと思います。ありがとうございました。」
何度も書きましたが、信吾クンの受け答えは本当に真面目で礼儀正しく、感心してしまいました。
司会者と話すときはきちんと目を見ているし、会場のあちこちのファンにも目を配ってくれていたし。
もちろん、言葉遣いも丁寧だし。これが信吾クンの性格なんですね!
バックに「明日になれば」の歌が流れる中、信吾クンのサイン&握手会。ひとりひとりに笑顔で話しかけながら、両手で握手する信吾クン、とても優しそうで、とても誠実そうで。午前の部以上に長い行列ができていて、思わず保護者のようなうれしい気持ちで見守ってしまったわたしでした。
そのサイン会の裏で、板倉さんがわたしたちの方にやってきてくれたのです。「いや〜、ちょっと大失敗しちゃってさぁ。」って、頭をかきながら。そう、「Heart of Gold」の時の不審な行動は、その失敗のせいだったのです。
板倉さんの名誉のために、どんな失敗だったかは内緒にしておきましょうかね。
KEIKOのちょっと一言
午後の部のレポートは友人にお願いしたのですが、どうしても書きたいことが・・
それは、午後の部・・わたしは、客席の後ろで立って見ていました。後ろから見ていて、感じたことは、
お客さんがみんな真剣に聞いていてくれたこと。そして、通りかかった人が立ち止まってそのまま、
後ろのほうで見ていてくれたこと。
「歌・・上手いねぇ・・」「男前やねぇ・・」なんて声が聞こえてきて、
妙に嬉しくなってしまったのです。ふと見上げると、2階3階からもたくさんの人が見ていてくれました。
拍手も手拍子も、みんな暖かくて、なんだかとっても素敵なものを、板倉さん・信吾くん、そして松阪の人たちから
もらったような気持ちになり、松阪をあとに東京に帰りました。
午前の部はこちらから
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