'99.12.12 葛山信吾 トーク&ライブ(Bricksとともに)報告!!
午前の部(11:00〜)


インタビュー&MCをレポートいたします。



松阪市のショッピングモール、マーム内にある特設ステージ。上部が 吹き抜けになっている為、建物の中ではあるが、開放的な雰囲気があった。ステージ後方に ”葛山信吾トーク&ライブ(Bricksとともに)と書かれていた。
開演時間少し前、ステージそでに板倉さんと信吾くんが登場。客席にいる私たちを見てとてもびっくりしていた ・・・らしい(実際には私はその驚いた顔は見ていないのだ・・残念)しかし、東京からまさか松阪まで来るとは思って なかったのかな?うふふ。
と思っていると、開演間近なのに、板さんがどこかに歩いて行く・・え〜?もうすぐ始まるのに どこ行くの〜?なんて思いましたが、革ジャンにジーンズスタイルの板さんは、キャッかっこいい!!と見とれていました。
そうこうしていると、ステージには司会者が登場。今日のイベントの挨拶をしていた、そしていよいよステージに 信吾くんが登場する。

司会者「大きな拍手でお迎え下さいませ。俳優の葛山信吾さんです。もうみなさんお待ちかねという感じなんですけど・・」

信吾くん 『おはようございます。葛山信吾です。』

と登場した信吾くんは、上下黒で決めて、超かっこいいです。

司会者「まずは葛山さんにいろんなお話をお伺いしてまいりたいと思うのですが・・ 葛山さんといえば現在放映中のNHKの大河ドラマ元禄繚乱でご活躍中でいらっしゃいますけど、今日が最終回ですね。」

信吾くん 『今日が最終回です。ちなみに僕は岡野金右衛門という役で・・見ていただいてる人いますか?』 (と会場の人に笑顔で聞いてみる信吾くん)

信吾くん 『あ!いますね。ありがとうございます。』

司会者「この岡野役というのが、ちょっと女性から見ると、あらららら・・と思う部分が多いんですね。」

信吾くん 『そうですね。この役は女性を一人死においやってしまう・・吉良邸の絵図を手に入れる 重要な役です。』

司会者「ドラマにちなんだことを聞いてみたいと思いますが・・カツラをつけたりして、りりしいお姿で 出てらっしゃるんですけど、役作りなどはされるのですか?」

信吾くん 『忠臣蔵というのはいろんな作品があるので、代表される作品を少し見たりとか赤穂に行ってお墓まいりとか、泉岳寺に行ったり、 いろんな資料展に行って、結構勉強しました。』

司会者「そうですか、そうやって役柄に入っていくんですね。で、この役柄先ほどもお話があったように、 おえんさんをだますような役ですが・・どうやって考えてもっていくのでしょうか?普段の葛山さんは・・違いますよね? 女の人だましたりとか・・しないですよね?(笑)」

信吾くん (信吾くん苦笑い・・) ええ・・はい・・』↑おいおい司会者さん、この質問どうやって答えたらいいかわからないだろう?(笑)

司会者「役作りはどのようにされていますか?」

信吾くん 『自然に・・時代劇っていうのは、その扮装をすると、その気分に入っちゃうんですよね。現代劇はふだん着ている服と変わんない恰好で出ちゃうと 、あれ?いいのかな?っと不安になることがあるんですけど、時代劇って着物を着てかつらを着けてもらって、その姿を自分で鏡なんて見ると、背筋がのびるっていうか、 その雰囲気になるんですね・・でその役については、それまでに自分が訪ね歩いて、徐々に徐々に自分が実際その役で生きていると いう気分になっていくんです。』

司会者「セリフを覚えるのは大変だと思いますが、どうやっているのですか?」

信吾くん 『覚えるのは、ひたすら家で台本を読んで、電車乗ってても、風呂入っていても、何してても、ぶつぶつ独り言のようにつぶやいてるんです。』

司会者「そのように努力をされているということですね。元禄繚乱も今日が最終回ですが、あまりストーリーのことは聞けませんが、何かありますか?」

信吾くん 『そうですね、すごく自分たちも、中村勘九郎さんはじめ、男が47人集まって一つの目的に達するという 話しだったんで、プライベートな部分からかなりの団結みたいなものがドラマの中を通じて出来たんですよ。 いろんな人と撮影終わってから、スタジオの脇の小部屋でみんなで朝まで飲んだりとか、勘九郎さんに ひきつれられて、いろんな所に食事に行ったりとか、どんどんどんどん、撮影中のエピソードも含め、 プライベートなエピソードもドンドンドンドン、テンションが高まってくる、それでこの間討ち入りをようやく果たして、最後の シーンの撮影となっていったんで、ぜひ、このみんなの高揚してる部分を見てもらいたいな!と思います。』

司会者「撮影中も楽しい雰囲気で進んで、緊張した張りつめた部分もあると 思うんですが、それをはずすとなごやかなムードも出来てきたんですね。」

信吾くん 『はいそうですね。本当・・勘九郎さんを勘九郎さんとは呼ばないんですよ。 普段会ってても、”大夫”って呼ぶんですよ。そうなっちゃうんですよ。そういうところから 入っていって、この人に率いられてるいる尊敬の念を持って同じ目的に行くという感じですね・・・』

司会者「撮影の方が終わりましたけれど、これから、今どんな事をされているとかあれば、教えてください。」

信吾くん 『今日大河のオンエアが終わって、近々TVのオンエアがあるんですが、”渡る世間は鬼ばかり” が12月23日に2時間スペシャルであるんですけど・・渡る世間見られてる方います?・・・・・・お!結構いますね。 じゃあ、わかるかもしれない・・本間医院ってありますよね。 あっちの小林綾子さんの婚約者の役で入ってまいります。
←お客さんの目を見て話す信吾くん。そんなに見つめちゃ〜(*^。^*)ってわたしじゃないのね?(^^;)
今回12月23日、2時間の単発がありまして、春、3月年度末かな?又2時間の特別がありまして、来年10月から連続で ”渡る世間・・”を1年間やりますんで、そちらの方にずっと出ますんでよろしくお願いします。』


司会者「”渡る世間”といいますと、ご覧になってる方も多くて、あの中に入っていくのも 大変じゃないかと思うんですけど・・」

信吾くん 『これがまた、緊張するんですよね(笑)大河ドラマでもすごい先輩の役者さんが たくさん出てたんでもちろん緊張したんですけど、渡る世間は独特ですね。ホントに独特の空気がありまして、ホント緊張しますね。 23日分は撮り終えたんですけど、自分で見るのもおそろしいくらいで・・(笑)』

司会者「何かエピソードがありましたら、教えてもらいたいんですけど?」

信吾くん 『あの番組って普段見てらっしゃる方ってわかると思うんですけど、 なんであんな事する?絶対もめ事が起こってなんであそこであんな事言っちゃうんだろうね・・あんな事言わなきゃあんなもめ事起こんないのにね・・みたいな ウワサをされてると思うんですけど、出演者も一緒だったんです。僕が「おはようございます!」と 本読みに、顔合わせに入ったら・・あ!又誰か入ってきた、新入りが入ってきた・・という目で見られて、「あなた絶対ここで うまくいかないのよ」ってみなさんに言われて、ピン子さんとか「絶対お母さんともめるのよ。病院の経営かなんかでもめて、 うまくいったらこの番組おもしろくないから、大変だよあなた・・」って・・』

司会者「プライベードの方でも、かわいがられたりなんかしながら・・って感じですか?」

信吾くん 『そうなれるように・・(笑)』

司会者「これから長期ですすみますので、ぜひ又・・」

信吾くん 『あ!あともう1つあります。今ずっと撮影してるのが、来年の1月の終わり頃から、仮面ライダーっていうのが 11年ぶりに復活するんですけど、仮面ライダーともう一人同じ悪に対して闘う刑事っていうのがいるんですけど、その刑事役の方で 出ることになりました。』

司会者「仮面ライダーではないんですけど、刑事役ということで、またりりしいお姿って感じですね。ぜひとも みなさん、ご活躍を見ていただきたいと思います。よろしくお願いします。
そしてなんと言いましても、葛山さんは三重県の亀山市の出身ということで、なじみ深いという感じがするのですが。 芸能界に入ったきっかけというのも、雑誌ですよね?」


信吾くん 『そうです。JUNONっていう雑誌がありまして、そちらの方で毎年スーパーボーイコンテスト というのがあるんですよ。それにうちの姉が、僕が高校3年の時に内緒で出したのがきっかけで、こういう業界に入りました。』

司会者「最初は芸能界に入るなんて思ってもなかった。お父さまの跡を継ぐって考えていらっしゃったみたいですね?」

信吾くん 『そうです。家が水道の配管工事をやってまして。僕も四日市工業高校というところに すすみまして、ずっと親の商売を継ぐことばっかり考えてやってました。その姉貴のちょっとした出来心で出した、写真だとかプロフィールだとかが 通っちゃいまして、全く違う世界に進むことになりまして、今やってます。』

司会者「今でもお姉さまに感謝という感じでしょうね・・」

信吾くん 『そうですね、はい。』

司会者「で、葛山さんなんですが、お芝居の他に歌もお歌いになるということで、 今回はLIVEショーの方もこの後お楽しみいただきたいと思います。お歌のお話しとなりますと、 ご一緒にされる板倉さんをここでおまねきしたいと思うんですけど・・みなさま、拍手で お迎え下さいませ、板倉雅一さんです。」

板倉さん 『こんにちは。』

司会者「さて板倉さんを迎えまして、お話しをお伺いしたいと思いますが、 お二人のこのグループといいますか、Bricks(ブリックス)というんですよね? なぜBricksなのでしょうか?」

板倉さん 『特に深い意味はないんですけど、直訳すると”れんが”ということなんですけど、 特に名前に由来があるとかいうことじゃないんです。なんとなくノリでつけたっていう感じで・・』

司会者「またなんで葛山さんと一緒に歌をやっていこうというお話になったのでしょう?」

板倉さん 『元々僕はアレンジャーでありプロデューサーなんですけど、彼昔ソロでやってまして、 彼のプロデュースを僕が頼まれたんですね。まあ一緒に曲を作ったりとかアレンジしたりとか、ご飯食べたりとかお酒飲んだりとか しているうちになんとなく意気投合しまして、じゃあどうせなら一緒にやっちゃおうかということになりまして・・』

司会者「板倉さんは、浜田省吾さん甲斐バンド、尾崎豊さん、松山千春さんとその他たくさんの アーチストの方々とご一緒にお仕事をされていらしたわけですけども、葛山さんは、板倉さんから見てどういうアーチスト といえますか?」

板倉さん 『すごい真っ直ぐな奴なんで、いい意味でこれからもそのまま真っ直ぐ伸びて行ってくれたら すごくいいなと思ってますけれども・・』

司会者「アルバムはどういったアルバムに仕上がりましたか?」

板倉さん 『ポップで聞きやすい、メロディーもすごくわかりやすいと思いますし、聞きやすい アルバムなので、ぜひよかったらみなさん聞いて下さい。』

司会者「さてお歌の方、お願いしてよろしいでしょうか?では、Bricksのお二人です!!」

板倉さん 『あらためまして、Bricksです。』

信吾くん 『こんにちは。』

板倉さん 『と言っても、僕たちのことをほとんどの方が知らないと思うので、 まあ軽く、今も紹介がありましたけれども、軽く経歴なんぞを・・・』

信吾くん 『はい。普段”板さん”と呼んでるんですけど。板さんと活動するように なったのは、2年くらいですかね・・・。2年くらい前に僕の事務所のある人が元々浜田省吾さんの 事務所にいらして、そこを辞められて僕のマネージメントをしてもらえることになったんですけど、 それで紹介を受けまして、板さんはずっと浜田省吾さんのバックでキーボードを弾いてらして・・そこで、いろいろ 音楽の話をしているうちに、じゃあちょっと面倒みてもらえませんかね?となって、じゃあ、一緒にやろうかって いうことになって・・』

板倉さん 『そうですね。』

信吾くん 『アルバムはもうすでに2枚出てまして、”Boy's Life”という1枚目のアルバムと2枚目の ”Today”というアルバムを作りました。』

板倉さん 『みなさん、ほとんど知らないでしょうけど。これからその中から時間は今日少ないんですけど、 何曲かやりたいと思ってるんで、もしよかったら、曲を聴いてよかったら、この後即売とかもあるので、ぜひ買っていって下さい。 まずはじゃあ、”Today”というアルバムから♪Heart Of Gold♪という曲を・・』

♪〜♪Heart Of Gold♪〜♪

立って演奏している、歌っている姿を見るのは久しぶりで、なんだかこういうスタイルもいいなぁ・・って思いました。
コーラスはもばっちり決まっていたし、ノスタルジックなこの曲、板さんのギター、信吾くんの甘い声、何もかもがフワーッと身体を包み込んでくれる・・
エンディング近くでの「ありがとうございます!!」の信吾くんの一言がりりしくてカッコよかったです。


板倉さん 『僕ら普段、こういうところであまりやった事がないんでね・・』

信吾くん 『ちょっと手が震えてきちゃって・・どうしようかな?って・・』
↑ここで、手をブルブルとふる信吾くん キャッ!!かわいいっ!!

板倉さん 『(笑)』

板倉さん 『あの・・普段はLIVE HOUSEとかがメインでバンドを付けて活動してるんで、 この2人っていう形態はすごく久しぶりだよね?』

信吾くん 『2人は久しぶりですね。ここのところ、あとアコースティックでずっと 湘南の方のお店がありまして、そこを借りて・・』

板倉さん 『湘南って、みなさんおわかりになりますか?神奈川県の江ノ島とかあっちの 方なんですけど、今拠点というか、そこをメインで2カ月に1回とかくらいLIVEをやっているんですけど、 こっちの方でやるのは、名古屋くらいですかね。』

信吾くん 『そうですね。名古屋のライブハウスでやりましたね。ホントにいつも、アコースティックで やる時ももう一人ギターの方に手伝ってもらって3人でやったりとかなので、今日板さんと二人だけでやるのは、すごい久々なので ちょっと緊張しますね』

板倉さん 『じゃあ次の曲は、僕らの1枚目のアルバム”Boy's Life”の中から♪Heartache♪ という曲を聴いて下さい。』

♪〜♪Heartache♪〜♪

しっとりと聞かせるバラード。間奏のところで、信吾くんがギターを弾くマネを・・あーーツインギターでも よかったのになぁ・・。結構ザワザワとした場所だったのに、お客さんがみんな真剣に聞いてくれていたのがとっても印象的でした。 やっぱり心に響く歌なんですよね。

板倉さん・信吾くん 『どうもありがとうございました。』

板倉さん 『僕ら昨日車でこっちまで来たんですけど、6時間くらいかかったかな?』

信吾くん 『5・6時間でしたかね?ちょっと途中休憩をはさみながら来て・・』

板倉さん 『まあでも、思ったより近かったですね。』

信吾くん 『近いですよ。僕、結構時間があると自分で運転して亀山の実家まで東京から帰ってくる んですけど、結構近いですよ。ちょうどいい時間ですね。』

板倉さん 『もっと遠いと思ってたんだけどね。10時頃ですかね?着いたの?』

信吾くん 『そうですね。夜10時頃着いて・・』

板倉さん 『なんかこっちは、松坂牛が有名だし、あと地元の人に聞いたらホルモン焼き っていうのが、すごく美味しいと聞いて、じゃあホルモン焼を食べに行こうということになったら、もうどこも開いてなくてね。』

信吾くん 『もう開いてないと思いますよ、ラストオーダー終わってると思いますよって言われて・・』

板倉さん 『で、何とか開いてるところを探してもらって、家族亭っていうお店に行ったんだっけ?』

信吾くん 『きれいなお店でしたよね?
地元のなんか、ちょっときたないというかそういうところに行きたかったんですけどね。』


板倉さん 『で、結局ホルモン焼きはなかったよね?』

信吾くん 『ああ、そうですよね。』

板倉さん 『普通の焼き肉屋でしたね。』

信吾くん 『普通のタンシオとか、カルビとか、そういうの食べてましたね。』

板倉さん 『でも、すごく美味しくてお腹いっぱいになって、朝までちょっと 飲んじゃったりして』

信吾くん 『飲んじゃったりしてね(笑)』

板倉さん 『ちょっと眠かったりもするんですけど(笑)
そういうわけで、すごく短い時間でもう最後の曲になってしまうんですけど、1枚目の ”Boy's Life”というアルバムの中から♪明日になれば♪という曲を聞いて下さい。』


♪〜♪明日になれば♪〜♪

リズムにのって歌う信吾くん。ギター弾き語りの板さんもかっこいい!!


板さん・信吾くん 「どうもありがとうございました!!」

司会者「今歌っていただいたのが、このアルバムの中に収録されているのですね。”Boy's Life”と”Today”です。 またみなさんもよかったら聞いて下さい。
この後、LIVEの方は3時からまたありますので、よろしくお願いいたします。
さてでは、葛山さんにはちょっと残っていただいてよろしいでしょうか? (ステージを降りかけた信吾くん、あわててステージに戻ります。) ←その姿もかわいかったぁ。
この後、先ほどみなさんにお知らせいたしましたが、サイン会を行いたいと思います。」


ここで信吾くんのサイン会が行われました。たくさんの人が並び、もちろん私も並びました。
信吾くんは、一人一人笑顔で、しかも両手で丁寧に握手をしている。わぁ〜なんてあったかいんだろう・・素敵だよなぁ・・。
と・・それを第三者の顔をして客席で見ている板倉さん。「あそこに(サイン会の場所)いて下さいって言われたんだけど、駄目なんだよなぁ・・ああいうの・・」だって。 でも、その板さんにその場でサインをしてもらいましたぁ!!他にも、サインを求めてきたり、写真を一緒に撮って下さいという女性がいたりして、板さんも とっても嬉しそうでした。

朝4時起きで、5時過ぎに家を出、新幹線の中で朝日を見る・・っていう、結構ハードな松阪行きでしたが、そんな事ぜーんぶ吹っ飛ぶくらい幸せな時間でした。



午後の部は、一緒に行った友人がレポートしてくれました。
こちらからどうぞ午後の部レポート




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