歴代全F1ドライバー統計

チャンピオン・優勝者の出現率

1950年から1999年まで、600回以上のGPが行われ、600人以上のF1ドライバーが登場しました。この中から何人がチャンピオン、優勝、PP、表彰、入賞などを経験したか、見て行きましょう。

年別デビュー人数の変遷

F1にデビューする人数は、年々減少しています。上のグラフは年別のデビュー人数と、GP数の比較です。

両者は反比例しています。1950年代に40名以上、1960、70年代に20名以上デビューした年があるのに比べ、1990年代後半は年平均4名程度です。

GP数が1950年代の年平均8戦に対し、1990年代は16戦と倍増しているのと対照的です。

昔はドライバーの出走がかなり自由でしたが、現代ではチームの選手枠が固定化し、入れ替えがおこりにくい状況になっています(グラフは1950-1960にF1に組み込まれたインディを除いています)。

 

年代別の確率

出走、完走、得点経験者の出現率

予選を通って決勝に出走できる率は95%、完走経験は77%、ポイント獲得経験者は半分近くの43%となっています(以下からは1950年代のインディを含んだ数字になります)。

年代 GP デビュー人数 出走 完走 得点
人数 人数 人数
1950 84 239 239 100% 182 76% 105 44%
1960 100 130 128 98% 101 78% 49 38%
1970 144 134 117 87% 99 74% 45 34%
1980 156 78 70 90% 62 79% 45 58%
1990 162 67 59 88% 55 82% 32 48%
合計 646 648 613 95% 499 77% 276 43%

 

表彰台、優勝、チャンピオン経験者の出現率

表彰台に登れる率は27%(3.7人にひとり)、優勝経験は14%(7.4人にひとり)です。チャンピオンになれるのは4%(24人にひとり)で、2〜3年でひとり出現でしょうか。複数回チャンピオンの偉大なドライバーは2%(50人にひとり)で、これは5年にひとりですね。

年代 GP デビュー人数 表彰 優勝 チャンピオン
人数 人数 人数
1950 84 239 67 28% 30 13% 7 3%
1960 100 130 34 26% 16 12% 6 5%
1970 144 134 34 25% 25 19% 7 5%
1980 156 78 23 29% 9 12% 3 4%
1990 162 67 18 27% 8 12% 4 6%
合計 646 648 176 27% 88 14% 27 4%

 

ポールポジション、ファステストラップ、リーダーラップ経験者の出現率

ポールポジション経験者は11%(9.4人にひとり)で、優勝経験者よりも3%少なくなっています。ファステストラップ経験者は14%(7人にひとり)。リーダーラップ(一位周回)経験者は18%(5.6人にひとり)で、優勝より4%多い分は、優勝できなかった人たちになります。

GP デビュー人数 PP FL LL
人数 人数 人数
1950 84 239 15 6% 21 9% 32 13%
1960 100 130 12 9% 19 15% 26 20%
1970 144 134 25 19% 26 19% 29 22%
1980 156 78 9 12% 16 21% 15 19%
1990 162 67 8 12% 10 15% 13 19%
合計 646 648 69 11% 92 14% 115 18%

まとめると、以下のような分布になります。 

 

年別主要ドライバー内訳

1990年代(シューマッハ、ハッキネンの時代)

デビュー人数 その にデビューしたドライバー
チャンピオン 経験者 優勝 経験者 その他
1990 5      
1991 10 M・シューマッハ(94,95)、ハッキネン(98,99)   ザナルディ
1992 8 D・ヒル(96)   片山右京
1993 9   アーバイン バリチェロ
1994 13   クルサード、フレンツェン、パニス サロ、井上隆智穂
1995 6     ディニス
1996 4 J・ビルニューブ(97)   フィジケラ
1997 6     R・シューマッハ、トゥルーリ、ブルツ、中野信治
1998 2     高木虎之助
1999 4     デ・ラ・ロサ、ツォンタ、ヘネ

 

1980年代(プロスト、マンセル、セナの時代、中嶋登場)

デビュー人数 その にデビューしたドライバー
チャンピオン 経験者 優勝 経験者 その他
1980 9 プロスト(85,86,89,93)、マンセル(92)   デ・チェザリス
1981 10   アルボレート ワーウィック
1982 7     ファビ
1983 7   ブーツェン ヨハンソン
1984 9 セナ(88,90,91) ベルガー ブランドル
1985 3     マルティニ、カペリ
1986 4   ナンニーニ カフィ
1987 9     中嶋悟、モデナ、モレノ
1988 7     鈴木亜久里、グージェルミン
1989 13   ハーバート、アレジ  

 

1970年代(フィッティパルディ、ラウダからピケへ)

デビュー人数 その にデビューしたドライバー
チャンピオン 経験者 優勝 経験者 その他
1970 8 フィッティパルディ(72,74) ペテルソン、レガッツォーニ、ゲシン  
1971 16 ラウダ(75,77,84)    
1972 8 シェクター(79) ロイテマン、ドゥパイエ、パーチェ  
1973 10 ハント(76) ワトソン、マス  
1974 20   ラフィー、ブランビッラ  
1975 20 ジョーンズ(80) ジャブイーユ  
1976 19   ニルソン 星野一義、長谷見昌弘
1977 15   G・ビルニューブ、パトレーゼ、タンベイ 高橋国光
1978 11 ピケ(81,83,87)、ロズベルグ(82) アルヌー、ピローニ  
1979 7   デ・アンジェリス  

 

1960年代(クラークからスチュワートへ)

デビュー人数 その にデビューしたドライバー
チャンピオン 経験者 優勝 経験者 その他
1960 22 クラーク(63,65)、サーティース(64) ギンサー  
1961 21   バンディーニ、バゲッティ  
1962 17   シファート  
1963 14   ロドリゲス、スカルフィオッティ エイモン
1964 6 リント(70) レブソン  
1965 8 スチュワート(69,71,73)、ハルム(67)   J・シュレッサー
1966 11   イクス、ベルトワーズ  
1967 12      
1968 11 アンドレッティ(78)    
1969 8   セベール  

 

1950年代(ファンジオ、アスカーリ、ブラバムらの時代)

デビュー人数 その にデビューしたドライバー
チャンピオン 経験者 優勝 経験者 その他
1950 63 ファンジオ(51,54,55,56,57)、アスカーリ(52,53)、ファリーナ(50) ファジオーリ、タルッフィ、ゴンザレス、トランティニャン、(インディ6名)  
1951 21   モス、(インディ2名)  
1952 47 ホーソン(58) コリンズ、(インディ2名)  
1953 29   ムッソ  
1954 12      
1955 9 ブラバム(59,60,66)    
1956 16   ブルックス、ボニエ  
1957 12   フォン・トリップス  
1958 16 P・ヒル(60)、G・ヒル(62,68) マクラーレン デ・フィリップス(女性初)
1959 14   アイルランド、ガーニー  

 

2000年の新人は今のところ、ハイドフェルドひとりですが、他のカテゴリでは、CARTのモントーヤ、フランキッティ、F3で日本・マカオ・韓国を制したマニングなど、将来F1に来そうな有望な選手がいます。F1以外のカテゴリにも目が離せません。