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Part16   8月の独り言


 2014/08/30)  ユーカラに取り組んで・・・

ユーカラに取り組んで明日で丸五年になった・・・そして絵も二枚描けた (^_^)v
先週は次に描く二枚の構想と取材をして過ごした。一枚はルウェサニコタンの位置を描き
石狩湾を守っていた余市方面も暗示的に描こうと思っている。
二枚目は、シヌタプカのチャシを描こうと思っている。それで浜益の地理的な説明出来る。
四枚描くと油彩の感覚が取り戻せるように思うので、来年は何とか十枚描きたいですね。(*^_^*)
そしてユーカラ展を開いて子供達に見て貰いたいと思う・・・蝦夷の浪漫を知って欲しい。

金子市議の発言の影響なのか?・・・ようやく札幌中央図書館の蔵書検索システムに私の
ユーカラ集が載った。・・・市民の皆さんに読んで頂きたいものです。 (*^_^*)
道立図書館と國學院大學図書館では直ぐに対応されたのは流石にご立派・・・
政府もアイヌの認識をしっかり改めて白老の国立博物館を作らないといけないことになる。

今後四枚目のシヌタプカのチャシの絵の、ユーカラに出て来るチセ(家)の描写は、
沙流のチセの作り方がピッタリで、白老のチセの作り方ではないこと解った。
それで、昨年の9月に道東巡りをした時、写してきた沙流のチセを描こうと思っている。
浜益のポイヤウンペは、沙流のオキクルミに色んなことを教わったからね。
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世界五大叙事詩の一つと言われてきた・・・アイヌ叙事詩ユーカラ
これは世界に誇れるシュムンクルアイヌの物語(軍事機密情報)
今、差別差別と言っている連中は、ユーカラの世界ではシュムンクルの敵側陣営
シュムンクルを敵としたり陣営内でトパットミ(夜盗)して伝承は残っていない。
先祖供養をイチャラパと言っている連中がポイヤウンペの敵だった・・・
それにシュムンクルでも石狩彦・川口彦・ルペットム彦などの身内からも命を狙われた。
人類共通の問題を見事に描いて居るユーカラ
こんな凄いものが在ったことを日本人もアイヌも自覚しないといけない。
金子市議の言っていることは、正しいと思う。
アイヌ文化の素晴らしさを再認識する良い機会になると思われる。
税金を使う行政も補助金を出すならシュムンクルの文化を良く勉強して
片手落ちにならないような見識を持つべきであろう。 (*^_^*)

2014/08/24)  金子市議の問題発言・・・ 

各会派からブーイングが出て自民党から処分されるかも知れないね (*^_^*)
「アイヌ民族は既に居ない」と言うのは半分正しくて半分、正しくない片手落ち・・・
アイヌと言っても大きくシュムンクルとメナシクルの文化は違うことを見落としている。
少し、乱暴である。

シュムンクルは、時代の推移は見越していて早くに対応していて日本に溶け込んで行った。
今、騒いでいる連中は、シュムンクル以外の出自の解らない人達である。
シュムンクルアイヌに対して失礼である・・・勉強不足は否めない。
高橋知事の談話に「アイヌ民族としての文化、伝統、考え方、自然観など大切に
生きている人がいっぱいいる」と金子氏の発言を遺憾としている。・・・これも不見識

金子氏は、自分のホームページで知里真志穂博士の見解を支持しているが
これも、勉強不足の極み・・・アイヌ文化を迷走させたことを知らないで発言している。
だが、勇気を持って切り込んだことは、今後色々なことが明るみに曝されるでしょう。

広島の土石流の災害でゴルフを続行していた政権の姿勢が問われる思われる。
支持率が急落するでしょうね・・・こんなのに政権任せておけないと・・・(*^_^*)
国民が判断するでしょう・・・野党が何を言っても・・・
狭い日本列島・・・危険地帯にまで家を建てていた事実・・・
いざ、原発が爆発すると永久に使えない土地が発生する悪夢のような事実
安全保障は、内憂外患でいとも簡単に崩れてしまう。
派遣社員なんて制度を作ってまるで人を品物のような扱いをして人手不足と言う

古都のお寺などでは、その技術者を保護するのに毎日何処か直していると言う
これは、その技術を残す優れた手法である。誰だ !! こんなハンカクサイことをしたのは?

 2014/08/23)  「蘆丸の曲」・・・完成

砂浜と波打ち際を何とか仕上げて・・・Sanota = 砂嘴を整えて完了 (*^_^*)
サインを入れて、昼飯済ませて帰宅の途に・・・途中、望来の夕日の美術館に立ち寄った。
どう言う訳か?・・・私が二十二年前に描いた下手くそな絵が在った???
或る画商が関係してると思われますが・・・残っていたことに驚いた。
この絵は、油彩というものを少し掴みかけていた頃のもので・・・恥ずかしい  (-_-;)
お話しして、引き取らせて頂こうかな?

さぁーーて、三枚目は、何を描こうかな?
シヌタプカの山城を鳥になったつもりで上空から描いてみようかな? (*^_^*)
それとも、3Dでチセ(家)を作ってみようかな?・・・そうすると背景画像に使えるしね。
暖かい時期は、絵描きに専念して・・・寒くなったら3Dをやるのもイイのかも知れない。
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22日の新聞に金子札幌市議の問題が載っている・・・知事・民主党幹事長は、批判的
この人達の見識は、どうも偏っているように思えるリーダーとして相応しくないね。 (*^_^*)
大人になっても自立できない民族なんて消えるに決まっている。
金子氏の意見は、真を突いていて微塵の曇りも無い・・・処分すれば自民党政権も危うい
アベノミクスなんて自然現象の前では吹き飛んでしまう・・・ゴルフに行っていたとは???
もう、三十五年も昔、科学者達が警鐘を鳴らしていた地球温暖化・・・既に遅し
エボラ出血熱・・・各地の紛争・緊張・戦争・・・それは、自然を畏れる気持ちが薄れたから
基本は、1Gの気圧で生きていく地球の生物の輪廻を忘れたから・・・
人間同士殺し合えば・・・六代先の子孫まで祟ること忘れたから・・・
世の中広いようで意外と狭い・・・私の下手くそな絵が見つかったのを考えると・・・(*^_^*)

 2014/08/18)  お絵かき再開・・・

今日、お昼から浜益に行って・・・明日からお絵かき再開しよう。
別荘からは、海が見えるので海の色が刻々変わるのを見ることが出来る。
流動体の水を描けると一人前だと思っている。
遠近法の概念は、どうやら分かって来たので、コンポジションも捉えやすく成ってきた。

9月に、今描いて居る「蘆丸の曲」が完成したら浜益のユーカラに興味のある人達に
一度説明してユーカラ談義をしようと思っている。
来年は、12枚仕上げて秋にユーカラ展をやってみたいとも思っている。
世界語大叙事詩を絵の形で浜益の子供達に見て貰いからね~ (*^_^*)

 2014/08/17)  一週間の夏休み・・・ 
 
10日から明日、18日までお絵かきはお休みにした・・・(*^_^*)
19日から又、ユーカラシリーズの再開だ。8月イッパイで蘆丸の曲は、完成するでしょう。
一枚目と二枚目でシヌタプカ・シャンプトコタンを描けるので三枚目は・・・
ルウェサニコタンとツンニポクコタンを描いた方が良いか? 一枚目で暗示的に描いたので
描かない方が返って良いものか?・・・少し迷っている。

美瑛の姉がユーカラに興味を持っているので、お彼岸の墓参の時、
絵の写真と試作本10巻を持って行って説明して来ようと思っている。
終戦後の貧しい生活をして育った姉には是非、蝦夷の浪漫を知って欲しいと思っている。
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今朝の新聞に札幌の市議がツイッターにアイヌ民族はいないと書いて問題になっている。
和人がアイヌ語を禁じたとされているが・・・和人が文字と日本語を禁じたのが真相で
アイヌは、日本語を学びたかったのでアイヌ語を自ら捨てたのも真相
和人が日本語を禁じなければアイヌ語も良い形で残ったのでしょう。
でも、アイヌもずっと伝承されてきたものを捨てたのも事実です。
違星北斗が沙流に行った目的は、ユーカラを聴きたくて行ったけれど、既に消えていた。
最後の伝承者ワカルパが和人に託して死んでしまっていたから・・・
受け継いだ若者が一人も居なかったから・・・それで撤退して余市に戻った。

札幌の市議の言っていることは、正しいと思う。(*^_^*)
アイヌ文化は、叙事詩を持つ高度な文化・・・それを蘇らせるアイヌが存在するか?
それが問われている現在、良い問題提起になると思う。
ワカルパ翁曰く 「Toppatumi とてNishpa になった村あると、他村の者出掛け夜行って
ノドを切りて村中の人を殺し、宝を取って来るのであったからその為、アイヌ減少した
北見 釧路 勇払のアイヌなど皆、それをやって人少なく成った。沙留へ来る者も
あったが、沙留では強くて撃退した。」

その陰の部分も受け入れた上で、差別に言及すべきであろう。 (*^_^*)
Toppatumi は、誠に卑劣な行為であって知里幸恵のアイヌの世界からは、かけ離れている。
札幌市は、どうも臭いものには蓋をするようでもある。
私のユーカラ集を國學院大學図書館と道立図書館と札幌中央図書館に寄贈しているが、
國學院大學図書館と道立図書館では、蔵書検索システムに直ぐ載せて下さったが
札幌市では、五ヶ月経っても一般に公開されていない?
市民に何故? 公開しないのか?・・・それを市議に教えてやろうか? (*^_^*)

 2014/08/16)   いゃーー疲れるね~

四時に出発して七時に墓地に着きお参りして・・・・姉の処に行ってお仏壇に手を合わせ
ユーカラの話しを少しして・・・義姉のご実家で野菜を沢山頂いて・・・浜益へ~
旭川周りをしようとしたら・・・事故が在って渋滞、富良野周りを選んで富良野で昼食
滝川に抜けて・・・浜益に着いた。案外空いていて快適なドライブだった。
浜益幌村に着いたら恒例のバーベキュー・・・三女は、高齢猫の世話で札幌に帰り
運転疲れで寝た・・・
今朝は、味噌汁を私が作って・・・朝食を済ませた (*^_^*) 次女が旨いと言ってくれた。
昆布出汁をしっかり作って・・・鰹出汁は顆粒を使っている私
昆布は、目の前にあるものだから・・・絵の合間に毟ってきて干しておくんです。 (*^_^*)
岩牡蠣が有るんだけど・・・食べられる季節をしっかり調べて楽しもうと思っている。
当たっても死ぬことは無いのでしょう???・・・猛烈な下痢くらいなのか?

 2014/08/14)   絵の具・・・

明日、恒例の美瑛と浜益幌村の墓参なので・・・無くなったシルバーホワイトとバーントアンバーなど
買いに画材屋さんに行ってきた。F60号の杉木枠の値段を見てびっくりした。 (*^_^*)
なんと、わたしが買った値段の二倍半の価格だった。京都から取り寄せても断然安い !!

油彩をやる人が少なく成ってしまったからなのだろうか?
又、大きな画面を描ける人が少なく成ってしまったからなのだろうか?
それとも、インターネットで価格を調べていないのだろうか?
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インターネットをやってプロバイダと契約するとホームーページの容量100MBは貰える
検索エンジン(Googleなど)に登録するとアクセスの多いサイトは直ぐトップページに出る
こんな只の宣伝が出来るのに・・・勿体ないと思わないのかな~ (*^_^*)
ブログ・ツイッター・Mixi・Face book・・・情報が流れるだけで貴重な情報が残らない。
ホームページは、自分で作るからローカルマシンには残る。
入力したものは、そのまま本にして残すことも出来る。・・・だから毎日何か書いておくと良い。
それがパソコンとインターネットの醍醐味で、与えられたアプリに振り回されている現代
一見、便利なように見えるが・・・皆、アホになるだけで終わる。

6月からずっと自炊しながらユーカラの絵で過ごして来て・・・Netから少し遠ざかっていたが
この二三日色々調べてみると・・・何と、私のユーカラ集はGoogleではすっかり知られている。
メジャーなサイトに成ったんだと・・・Googleは、凄いと改めて思った。
中国から撤退したのは余程、頭の良い人が運営しているんだと思う。 (^_^)v
根こそぎサイトの情報を収集しているのは、面白いと思う。
隠しファイルも収集するのであれば、悪用される危険性もあるし・・・巧くすれば宣伝費が掛からない。
それに挑戦してみようかな ??? (*^_^*)
地方新聞紙に載るよか全世界の人達にアピール出来る。・・・うーーーんイイかもね !!

 2014/08/13)   ホームページの閉鎖・・・

いつの間にか閉鎖されたホームページが多くなってきた昨今・・・寂しい限り (*^_^*)
ホームページは、基本的にコミュニティを形成する為のものではなくて情報の発信
情報と言っても有益なものもあるし・・・しょうもないプロパガンダもある
取捨選択は、その人の洞察力に負うところが大である。

ユーカラのコンテンツも私が死んだら無くなってしまうので本にして残した。(*^_^*)
ユーカラは古いものなので伝承者も知らない言葉が存在する。
それをしっかり訊いておかないといけない。全部説明出来るものは創作されている。
そこを見極めるのは、甚だ難しい・・・(*^_^*)
ユカラなどを保存するのに音声を録音するやり方があるが、古いものには
必ず伝承者も知らない言葉がある短編のカムイユカラでも・・・
それを聞き漏らして勝手に訳すと笑い話に終わってしまう・・・(*^_^*)
その一番良い例が「ninninkeppo hokuhu numke=蛍の婿選び」であろう。
金田一博士は、これを筆録されていないが・・・萱野茂氏と久保寺博士が録音されている。
その冒頭にchimut kane と言う言葉が出て来るが・・・萱野氏は、大きな体の私と訳され
久保寺博士のは国立民族博物館の佐々木利和氏が、訳の分からない訳を編集されている。
これは、ワカルパ翁のユカラ「ponkemaratki=小さな足のある耳輪の曲」に一度出て来るが
ワカルパ翁は、そのままでと解説している。それで私は、気の向くままと訳した。
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それからして一つの物語でユーカラ群は完結していないことに気が付いた・・・
アイヌ文化は、大きく二つの流れが在ってシュムンクル(西側文化)とメナシクル(東側)
に分かれると思われる。現在のアイヌ文化と言われているものは東側の文化
ウポポも踊りもムックリもトンコリも・・・しかし、それでは片手落ち
ユーカラは、沙流にしか無かったこと言った人誰も居ない。
世界五大叙事詩の一つアイヌ叙事詩ユーカラは、北方領土に関係しているから
プーチンさんに返してくれと頼めば案外イイよと言ってくれるかも知れない。
プーチンさんが来日するまでどれだけ勉強してくれるか? に掛かっている。
Top同士の話しなんてそんなものだと思う。アイヌは叙事詩を持つ民族だと
プーチンさんも尊重してくれるような気がする。

2014/08/12)   ロシアの孤立・・・ 

戦後69年が経って・・・世界中の緊張が高まってきた。
プーチンさんは敢えて孤立覚悟の強健策を執っている。
考えてみたら正しいのかも知れない。・・・パラドックスを包含するバランス感覚なのかも
グローバル化で幻想を描いて居た幸せに疑問符が付いたからか?
文化というのは、その地域独特の生活の知恵が結集しているもの。
プーチンさんは柔道をやる・・・礼儀を重んじる人だと思う。
日本人は悪魔の爆弾を落とされ戦争に負けて・・・武士道を忘れてしまった
確かにシベリア抑留などソ連はしたけど、戦争の罰だと思う。

原子爆弾を落とした飛行士たちは、戦争を終わらせる為、人命を救う為と
嘯いているが・・・無差別殺人(テロ)であると思う。軍人同士の闘いのみにしないと
何れ人類滅ぶことになる。不戦の誓いを一度立てたのなら永遠に守るべき
其れによって日本が滅んでも仕方ないと皆思う筈・・・武士道精神
その覚悟が固まれば、世界一強い国になると思う。

一旦相手を侮って戦争を仕掛けたのなら皆殺しに遭うのが常道かと思われる。
ポイヤウンペは、たった一人で多勢と戦う・・・それを後世に残す者を抹殺する。
それが闘いの掟・・・ソ連は確かに北方四島を奪ったが・・・後悔している。
ソ連崩壊の時、返そうとした新生ロシア・・・その時の首相は海部俊樹・宮沢喜一氏
頭悪かったんですね~ (*^_^*) 派閥で政治が動いていた・・・

プーチン氏のニュースを見ていると財界との癒着は皆無のように見える・・・サムライだ
今、世界の指導者の中で、一番信頼出来る人なのかも知れない。
その国が乱れているか?正常なのか?は、スパムメールに現れる。
最近、気になっているのはアメリカとイギリス・日本・・・中国は常習犯。(*^_^*)

現在の世界情勢を縮小したのがユーカラの世界です。
人間の欲望が渦巻く世界・・・仏教では人間の毒 貪瞋痴(とんじんち)と言う。
果てしない欲望・・・その輪廻を絶とう言うのが仏教の教え。
それに近いのがユーカラのテーマ・・・
国のトップとして毅然としているプーチンさんを讃えるべきかも知れないね。
只、民間航空機を撃墜したのなら・・・正直に言うべきで
ウクライナの仕業だとすると・・・人類が滅ぶ世界大戦が勃発する

2014/08/11)   蘆丸の曲・・・
 
何度も
sanota = 砂崎に足を運んで取材してようやく構図が決定して描いている絵
F60号だから隅々まで描き込んでいかねばならないので・・・楽しいですね~ (*^_^*)
時間設定は朝の
sanota でのエツラチチとの闘い場面。
山と川と海を描き sanota = 砂嘴とはどう言う地形かと言うのも表現したい・・・
子供達にユーカラの描写力を理解して貰いたいから・・・
ユーカラは子供達の想像力を鍛えて呉れる良い読み物だと思っている。

想像で描いているので、遠近法のマスターにも役に立つ・・・
自然を良く観察するようになるし・・・人間の目のメカニズムも勉強になる。
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私のユーカラ集を補完してくれた・・・ネフスキーの「アイヌ・フォークロア」と
山田秀三著 「北海道の地名」・・・ワカルパ翁の導きが有ったのか? (*^_^*)
ワカルパ翁は、沙流ではカユシピンナの末裔として兄のウトムリウク翁と共に
大変、尊重されていた存在です。金田一博士も充分にご存じだった。
ワカルパ翁は、Kutune shirika (虎杖丸の曲)のKutune を
「ikokuttara oro mun ホントは kutu」と古語で伝えて居る・・・
知里真志穂博士は、それを間違いだと攻撃した。ハンカクサイことだと思う。
アイヌ語の古語を謙虚に学ばなければいけない者のやることでは無い !!
誰に教わったのか?・・・明治の初めにユーカラは消滅していたと言う盲信での
ことからなのでしょう。彼は良く天才と言われているが・・・
天才と言うのは、パラドックスも同時に包含している洞察力を持っている。
そう言う点では、語学が良く出来る秀才でしかないような気がする。 (*^_^*)
しかし、金田一博士はワカルパ翁の言葉の重さを理解されていたのだろうか?
時代背景もあるかも知れないが・・・ネフスキーに鍋澤ユキを紹介していのは
最も信頼出来る学者と思ったからなのでしょうね。
ロシア革命でのスパイ容疑で銃殺刑に遭ったネフスキー・・・二流のやることの危険性
政治をやるのは矢張り一流で無いと悲劇が生まれる。

最近、気になっていることがある・・・スパムメールがアメリカのルートから来るようになった。
スパムが届くと言うのは、コントロール出来ていないと言うこと・・・サイバー攻撃に弱い
流石に中国と韓国は無くなっている・・・日本とアメリカは弱くなっているのかも?
メールアドレスを公開していると色々な事が分かって来ます。
メールアドレスを公開出来て初めてITの現状が解るパラドックス・・・(*^_^*)
先日、テレビに大学の先生のパソコンのモニターの画面がXPなのには驚いた。
インターネットには繋がらない環境なのか?・・・不思議に思った。
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明日から少しサイトをリニューアルしてみようか?とも考えている。
美術館の機能を特化してユーカラを主体に組み直そうと考えています。
もっとスリムにしてユーカラを楽しんで頂く構成にしたいと思っています。
地球温暖化防止のパッシブソーラーシステムは、もう既に遅し・・・(*^_^*)
人間の欲望の果てし無さに・・・甲を脱ぎ欲望がもたらす破滅を見てみたい・・・
現在、165MBある我がサイト・・・超メタボ 
これを私の理想体重63位にならないか? と考えている・・・スマホとか流行の現在
いとも簡単に出来るんです。与えられたアプリに頼っているからで・・・
自分で作って発信して携帯用に編集していないからなんです。
流行に迎合しないで、重たく編集するのも一つの戦略です。
Face book も次々に情報が流れていって・・・忙しい

幌村で絵を描いて居ると・・・暫くはNetの世界と隔離される・・・これがイイ
自分の感覚で自然と対峙する・・・成る程と納得することを発見する
自分の感覚を鋭くするのは、自然の観察だと思う・・・アイヌの感覚

 2014/08/10)  山田秀三著「北海道の地名」・・・

真鍋さんから贈って頂いた「北海道の地名」・・・五年間解らなかったこと解った !!
昨年の9月に道東巡りをしてチワシペツがどの川なのか? と調べたが解らず・・・(*^_^*)
その後色々推論して、候補に広尾の川が浮かび上がったがチト弱い・・・
山田秀三氏の本にチワシペツコタンは、釧路だと書いてある !! ・・・間違い無いでしょう。

アツイサラは、ワカルパ翁が遠回しに斜里のことを語っているが・・・斜里に間違い無いと思う。
山田氏も斜里に触れているが・・・一致している。

アイヌ文化研究者は、もっと早く金田一京助博士のユーカラノートを調べるべきであった。
ロシアのネフスキーは、金田一博士には弟子が居ないと表している。
彼の指摘は正しいと思われる・・・洞察力は抜群だった一流の科学者
でも、二流に依って処刑される悲しさ・・・
地震・台風・・・プレートの最先端に位置する日本・・・災害のデパート
日本人の命を守るため・・・集団的自衛権が必要だと言うのは詭弁だと思う。
各国旅行しているのは、自費で行っているのでは無い筈・・・税金を使って居る

広島と長崎の市長が戦争に巻き込まれるのは、反対だと仰った。
世界情勢がどうであれ・・・不戦の誓いを立てなら守るのが首相の役目
日本国憲法は、ポンケマラッキの不戦の高尚な精神だと思う。

戦うのであれば・・・正々堂々と肉弾戦で雌雄を争えば良い・・・他者の思惑に惑わされずに
ポイヤウンペの戦い方は、生まれながらの武人だから・・・如何に相手を殺すか?
理不尽なことには、狂おしい程の怒りを爆発させる。
ユーカラのテーマ・・・尊敬語には、一人で在っても複数制を使う・・・
自分を一人の姉が育てて居ても・・・ireshpa wa と表現する。
それを可笑しいとアイヌ文化研究者は、言っていた・・・空しい
第一人称で語るのは、客観性の問題ではなくて・・・事実を記録しているだけ・・・
人生なんて・・・自分しか解らないことだらけだと思いません??? (*^_^*)

 2014/08/04)  ユーカラシリーズ12枚・・・

ユーカラの絵を描きたくて五年に及び翻訳してきた・・・それを描く機会が到来
「ユーカラの舞台 トミサンペツ シヌタプカ」を描き終え・・・二枚目の「蘆丸の曲」に挑戦
構図が決まるまで現地を取材している内に、Sanota の意味がすっかり理解出来た。
現地では「砂崎」として名前が残っている・・・アイヌ語の地名はその状態を示している
先日、真鍋さんから山田秀三氏 著 「北海道の地名」を贈って頂いた。
それにもSanotaは、載っていない・・・勿論、アイヌ語辞典にも載っていなかった。

金田一博士は、砂州と訳されている・・・日本語に砂嘴と言うのが在って
結構特殊な条件でしか出来ない砂州の状態を言うらしい・・・(*^_^*)
石狩川の河口付近(親船町)もそれに当たるようです。
それを小さくしたのが砂崎(San-ota)と推測したら絵の構図が決まった。
コタンピラ翁の「蘆丸の曲」では、地形の描写が殆ど無く・・・絵には出来ない。
ワカルパ翁の本当の伝承の描写力の違いを強く感じた瞬間でした。
想像力豊かなユーカラがアイヌ文化の豊かさだと思う。

新聞に「ウレシバのこころ」として陽の部分のみを宣伝しているが・・・
ユーカラは、トパットミという陰の部分も同時に描写している・・・人間の問題
パラドックスも包含しないと真実は見えてこない。
アイヌ語を和人に禁じられたとしているが・・・真実は、アイヌはアイヌ語を自ら捨てた。
ワカルパ翁のような詩人が絶えたことを意味している。
それを取り戻すには、沙流のユーカラ群を学ぶしかないこと知るべきであろう。