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Part15   8月の独り言


2013/08/31 (土)  シヌタプカのイメージ・・・


ポイヤウンペがチャシの懐深く大事に育てられて・・・初めて外に出た時の
山城の佇まいの描写が今一ハッキリ浮かび上がらなかったが・・・

瀬川拓郎著 『アイヌの歴史』に山上に割り木の柵を巡らせた館の写真がある
これとほぼ同じ感じであったろうと思われる。
ようやく絵を描くイメージが整った感じですね〜 (*^_^*)

絵も描きながら・・・今度のTurbo CAD v19 には、地形のオブジェクトを挿入
出来るツールが追加されているみたいだから・・・3Dでトミサンペツを
再現しても面白いかも知れない。
そうするとユーカラが更に面白くなるかも知れないネ (*^_^*)
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今日は、知里幸恵のshirokanipe ranran pishkan のノート原文の右に
本に成った語句を書き込んでみると・・・一頁目は、何とかなった
二頁目から何とも滅茶苦茶で、二頁で嫌になって止めた (*^_^*)
こんなもの伝承カムイユカラとして出版したのは、問題がある。
 

2013/08/30 (金)  CADソフトが来ない・・・(*^_^*)


と思って居たら・・・朝に届いた。早速セットアップして・・・サンプルでレンダリング
レンダリングエンジンが二つ付いていて・・・素晴らしい
レンダリングもメモリー8GBに増やしたからスムーズに表示される (^_^)v

素晴らしく良く改良されていて・・・直感的で使い易い !!
64bit版OSにしておいて、良かったな〜 ・・・正直云って少し後悔してた(*^_^*)
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さぁーーて環境が整ったので、自由に活動出来ますネ〜
 

2013/08/29 (木)  知里幸恵の Shirokani pe ranran pishkan


昨日、Shirokani pe ranran pishikan をコピーして措いたのを読んで見た。
本に成っているのと違っている?・・・金田一博士の指導で変えたのか?

ワカルパ翁の場合は、転記してみて分かったが一つも変えていない・・・

幸恵がノートに書いてあったものをそのままの状態で読んで貰う必要ある。
伝承でなく創作だから博士は変えさせたんだと思われる。
例えば noine を kotom にしたりしている。
又、ウプショルンクル(内浦湾)の特徴でもある濁音も直している(*^_^*)

胆振にもユーカラが存在すると云うのは、完全に誰かの捏ち上げであろう。
そこを質さないとアイヌ文化の研究は、進まない。
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午前中掛かって、ノートの Shirokanipe ranran pishkan 転記しておいた。
どう見ても、kamui yukara とは、言えない散文である。(*^_^*)

・・・金田一博士が大正七年に旭川近文で知里幸恵に言ったことば・・・

『ユーカラは、あなた方の祖先の英雄談の謡い物でしょう。散文ではなく詩でしょう。
ヨーロッパ文学にやかましい叙事詩じゃありませんか。こういう長い叙事詩を日本人が
もってますか。支那人がもってますか。朝鮮?満州?蒙古?どこにあります?・・・
叙事詩をもつ国民は、ヨーロッパでも・・・ギリシャ人、ローマ人がもっていました。
東洋ではインド人が「マハーラーバタ」「ラーマーヤナ」という二大叙事詩をもっていました。
フィンランドの・・・「カレワラ」がやはり叙事詩でした。私はこれにユーカラを加えて、
世界の五大叙事詩だと信じています。』

この時、金田一博士は、沙流のユーカラ定義が未だ、飲み込めていなかった?。
そうではないと思われる・・・出来るだけ多くのものを残したいと云う一念で
他の人の採集など邪魔しないように控えておられたんだと思う。
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お昼から健康保険の切り替え手続きに保険事務所と区役所に行き
手続きを終わらせて・・・アバの Tha day before you came を聴く
この曲は、ユーカラの媛をイメージするのにピッタリの曲で・・・
ブロンドの媛とブルネットの媛の互角の戦いを楽しむ曲・・・(*^_^*)

このようなパワーバランスが古代・中世で繰り広げられていた蝦夷の世界
それを鮮やかに表現出来ないものだろうか・・・?
 

2013/08/28 (水)  ユーカラ論・・・


瀬川拓郎著『アイヌの歴史』のお陰でようやくユーカラ論を纏められた。(*^_^*)
拙い訳だけど一応、沙流のユーカラ群の原典と思われるものをやったからだと思う。

さぁーーて、来月から道東など廻って来たいですネ〜
昨日の新聞に新冠の「太陽の森ディマシオ美術館」のことが載っていたので
是非、見てみたいものだと思います。
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11時に・・・恐らくユキのオイナだと思われる資料請求番号HM420の
コピーをしようと道立図書館に行ってきた。ところが何と !!
知里幸恵のノートではないか・・・Shirokanipe ran ran pishkan もあり
コタンピラの筆録もある・・・幸恵の字に間違いない !! (*^_^*)

コタンピラの口述のことが書いてあるので控えておこう・・・

Shupne-shirika

平村コタンピラ口述

大正十一年七月 森川町金田一宅ニ於テ
アイヌ同勢七人ト共ニ同座シテ。

金田一速記ニモトヅキ知里幸恵1週事ホドカカリテ筆録ス。
但シ実演ナクシ故 早クシテ 金田一ノ筆記ハ片仮名ニシテ
語頭グライヅツカキツケエタル全然不完全ナモノ。
幸恵ハ一度キキテ スッカリ知悉シ 金田一ノ
手記ヲ座右ニオキテ思ヒ出シツツ完全ニ全部ヲココニ再現ス。

その時の事が知れて本当に良かった・・・この時七人も連れだって来たんですネ
翌年、コタンピラを訪ねているけど・・・恐らく出自を訊いたんだと思う。
創作は直ぐ解るんです・・・出自を云わないから (*^_^*)
それにしてもこんな処に紛れ込んでいたんですネ〜

沙流に於いては、本当の伝承は出自がハッキリしていて
娯楽性の高い創作ものは、本人だから出自が無い道理

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Noou ou ou は、矢張りユキのものみたいだ・・・金田一博士の筆録だ
知里幸恵と鍋沢ユキを較べた場合、知里幸恵は学校に行っているから
言語学上、知里幸恵を少し尊重している感じを受けるナ〜 (*^_^*)
でも、知里幸恵もyukara Omanpeshunmat と云うのを書いてあった。
 

2013/08/27 (火)  アイヌ文化拠点整備予定地視察・・・文化庁長官


と北海道新聞に載っていた・・・丸で茶番だね (*^_^*)
今まで、沙流のユーカラ群を全部読んだ人居ないのに決めてしまったイオル構想
政府としては、厄介なアイヌ問題に終止符を打とうとしている・・・
本当は、何も厄介な問題ではなくて・・・民族の問題ではなくて・・・
優れた狩猟民の人間としての哲学を持っていた日本列島の一員としてのアイヌ
それは強い意志を持った人達・・・コスモポリタン

農耕民族の中央集権とは違う生き方を模索していた日本人がアイヌ
優れているから妬みを買うアイヌ・・・それが人間の世界
日本の自殺者年間三万人・・・それ以下のアイヌ?を救うための施設作ってどうなる?
何も勉強していないアイヌモドキの為に税金を使うのは止めて欲しい
アイヌの哲学は、相対論で・・・なかなか奥が深いもの

今、北海道にアイヌの血を引く真面目な人何人いるのだ・・・?
殆どが利権にべったりで不正を働いている輩ばかり・・・巫山戯た長官だ (*^_^*)
 

2013/08/26 (月)  ゲリラ雨・・・


最近、各地でゲリラ豪雨による被害が頻発していますね。
想像を超えた自然現象は、起こりえること直に体験しつつある現状
人間の能力過信してはいけないと思う。
福島原発の放射能汚染水の漏洩・・・メルトダウンの恐ろしさまざまざ・・・深刻
海に流れ出ると海流にのって北海道には来ないようだけど・・・
東北一帯が汚染されることになる・・・
大間の原発は止めるべきで原発を輸出するなんてとんでもないことで・・・

地上の汚染を除去すれば良いとするのは、子供騙しである・・・
もっと恐ろしいことが起こりえることが隠れていた・・・カミアシ(魔物)
ワカルパ翁が云っていた・・・カミアシだけには決してイナウやらない
恐ろしくてやってしまうと手が付けられない化け物になる・・・
将にそれを絵に描いたような出来事・・・可成り深刻だ
アベノミクスなんて云っている場合でないような気がしてならない (-_-;)

小手先の対症療法では、死に至る病と悪化するばかりでは?
 

2013/08/25 ()  真鍋さんの水彩画展


北海道新聞にデカデカとロシアのノボシビルスクでの水彩画展の記事載っている
私は、真鍋さんの油彩『神恵内風景』がセザンヌのようで好きだ。

ロシアの人達に北海道の自然の美しさが伝わるでしょう。
ロシアの画家 Inna さんは、日本の景色は、余りにも色彩が鮮やかだから
絵にするのは、難しいと話して居た・・・

又、一瞬して景色が変わってしまう地震・津波・台風・火山噴火などの国であることも
その美しさから伝われば良いと思うが・・・どうか? (*^_^*)
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午前中、ユーカラの纏め書き始めて・・・
お昼に娘のプリンターをセットアップして・・・少し昼寝
起きてからアバの曲、数曲聴いて・・・ユーカラ考の続きを書いて
今月中に何とか纏め上げたいものである。

瀬川拓郎氏の論説と一致する点多い沙流のユーカラ群をイメージも鮮やかに
浮かび上がる解説書にしたいと思って居る。
 

2013/08/24 (土)  64bit 版 OS・・・ # 2


昨日、注文したメモリー今朝、九時に届いた・・・(*^_^*)
早速、取り付けてみると8GB認識されている・・・素晴らしい !! (^_^)v
嬉しいな〜 (^O^)

今日は、娘がプリンターを買いたいと云うのでヨドバシに行ってくる。
自分は、ユーカラ集の本を作るのにレーザープリンターを見てこよう。

一巻、十冊程度作って・・・浜益・沙流・余市・古平・千歳・石狩・小樽など
シュムンクル=ヤウンクルとポンケマラッキの屈斜路湖の人達に送って
中世の蝦夷を想像して貰って・・・率直で多様な批評を頂こうと思って居る。
沙流のユーカラ群は、学術的な価値が高いものだけに・・・
完成度を上げなければならないと思って居るから・・・(*^_^*)
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ヨドバシに行って娘のインクジェットプリンターを先ず買って・・・
次に目当てのモノクロレーザープリンターが在庫一台有ったので買って・・・
現在の私のプリンターのインク買って・・・帰って来た

これで、これからやっていく環境が整ったことになる (^_^)v
早速、セットアップして使えるようにした・・・速い !!
少し試験などして本の印刷を勉強しておこうと思う・・・(*^_^*)
 

2013/08/23 (金)  64bit 版 OS


新しくなったワークステーションが64bit Windows 7なので何が良いのか?
色々調べてみると・・・32bit版は、メモリーが4GBに制限されているが
64bit版は、最大192GBまで良いらしい・・・(*^_^*)

今度、手に入れるTurabo CAD v19は最低Ram容量2GBで推奨値4GB以上
現在2GB・・・それなら8GBくらいにしておけば操作が楽になるでしょう。
蝦夷方言藻汐草が売り切れていたので・・・そちらに変更しょうか? (*^_^*)
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Turbo CAD v19 Professional と メモリー8GB注文した・・・(^_^)v
でも、デバイスパーツが廉価なのは、時代が変わったと思う。
十五年前に買ったヘナチョコPCセットが四十万円もしたこと信じられない。

昨日は、最初のワークステーションXeon 搭載のガッちゃんからHDD取って
廃品として出せるようにして・・・今日、女房のラップトップのデータ消し
廃品として出せるようにした・・・明日は娘のデータを消さねば成らない。
国家の機密情報ではないのだから・・・その程度で良いと思う (*^_^*)

個人プライバシーをやり過ぎると孤独死ってことになるから・・・難しい
あくまでも個人の裁量の問題で・・・恥をさらけ出せる強さがあれば
はははははっと笑って誤魔化せる・・・人間って滑稽な動物

それをポイヤウンペは、見て可笑しくて堪らなくなる・・・
或る時は、その愚かしさに激怒して殺してしまう・・・
結局は、食べ物・着るもの・住まう家・・・揃って育てられることに感謝する
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それが破壊された場合・・・憎しみとなって報復に出る
共に滅びの道を歩みたくない場合・・・イケスイ(逃避)する・・・
ポンケマラッキもそれをした・・・ポイヤウンぺもそれなのか???

ワカルパという人は、面白い人で・・・日本人がアイヌに生まれ変わり
アイヌが日本人に生まれ変わるのだ・・・と云っている (*^_^*)
それがシュムンクル=ヤウンクルの哲学であると思う
 

2013/08/22 (木)  今日はゆっくり・・・


昨晩、シャワーを浴びて寝入ったら朝五時半に目が醒めた・・・
胎内時計が昼型モードに戻ったみたいだ・・・(*^_^*)

それで、Turbo CAD v19 の購入に必要な v8のシリアルナンバーを調べるのに
CDの整理をした。クリーンインストールに挑戦したWin98SE とWin200のCDが有り
懐かしく思った・・・(*^_^*)
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今朝、蝦夷方言藻汐草の在庫の有無メールしておいたら・・・
生憎、売れ切れて無いそうで・・・残念 (*^_^*)
 

2013/08/21 (水)  自分の仕事・・・


四年間掛かって知ったアイヌの世界・・・その精神世界は想像を超えていた

ワカルパ翁が教えてくれたことをどう纏めたら良いか?・・・が今後の課題
藻汐草(もしほぐさ)は、手に入れて読んでおかねばならないでしょう。
何故? ポイヤウンペはイケスイしたのか? 滅びる運命のアイヌだったか?

そこいら辺・・・突き止めること果たして出来るだろうか?
無理でもそこへ足を向けさせる・・・何かがある (*^_^*)
自分にしか出来ない仕事を見付けた人間は、幸せなのかも知れない。
 

2013/08/20 (火)  さぁーーーて最終日・・・


明日から自由に時間に縛られずに行動が出来る・・・(^_^)v

知りたいこといっばいある・・・何とも浮き浮きしてしまう (*^_^*)
思考を鳥のように自由に羽ばたかせて・・・三次元思考をやってみようと思う

人間は、地(二次元)を動く動物だから・・・思考も二次元的・・・
でも、ユーカラでは空を飛ぶので思考は、三次元的・・・
ハウは、舟で移動するので二次元的・・・その違いを指摘した人居ない (*^_^*)

油彩は、将にその三次元を描くため生み出された描法
果たしてユーカラをリアルに表現出来るものだろうか?
余程の勉強をしなければいけないでしょうね (*^_^*)

覚悟はしている・・・孤独には慣れているから・・・(*^_^*)
 

2013/08/19 (月)  休み・・・


明日一日で夜勤から解放されて・・・日中の生活に戻れる (*^_^*)

達磨さんのような面壁四年のユーカラ研究・・・やれて本当に良かった。
今は、自分にしか分からないこと・・・ばらばらの断片が纏まったこと・・・嬉しいだけ
でも、本当のアイヌ文化の研究はこれからだと思う・・・

古代から中世そして近世の蝦夷のイメージが朧気ながら浮かんでくる・・・
特に中世の事を記録していたユーカラに出会えたのは一生の宝
又、それを残して呉れたワカルパ翁に感謝したい・・・
 

2013/08/18 ()  瀬川拓郎著 「アイヌの歴史」 # 5


知里幸恵の『神謡集』についても触れているので、それを取り上げてみよう・・・

----- アイヌ社会のプアマン・リッチマン「幻影としての自由の天地」より -----

夭折した知里幸恵の 『アイヌ神謡集』 は、アイヌのユーカラ研究における
古典的な著作としてご存じの方も多いだろう。なかでもその美しい序文は有名だ。

その昔この広い北海道は、私たちの先祖の自由の天地でありました・・・以下省略

この序文は教科書にもとりあげられ、アイヌのイメージの形成に大きな影響を
およぼした。函館高専の中村和之によれば、アイヌを自然と共生する民として
学ばせようとする教育実践のイメージの系譜は、いずれもこの序文に収斂すると
いっても過言ではないという。
大自然に抱擁された稚児、歌い暮らす天真爛漫な日々---私たちは、
自然と一体になったアイヌの姿に、みずからの幸福な幼年期を重ねあわせるだろう。
多感な少女であった幸恵にとってもまた、あるべきアイヌの姿は、「文明」という
汚れた大人になることを拒否した「自然」の側にある幼年期としてのアイヌだった
にちがいない。もちろん、このような一切の苦悩から解放された楽園が実在した
わけではない。実際、この『アイヌ神謡集』の冒頭に収められている有名な神謡
「銀の滴降る降るまわりに」 は、かつては有数の宝もちで、人間的な徳もありながら
いまは落ちぶれ、貧乏ゆえに村中から差別と迫害を受けている人物が、
村の守護神であるフクロウの神から宝を与えられ、その宝をもとに首長になる話だ
つまりこの神謡のテーマは、一種の復讐劇の形で語られるアイヌ社会の
「格差問題」だ。

この話では、アイヌ社会の二つの現実が示されている。
ひとつは、神からのほどこしがなければ、貧乏人はついに貧乏人で終わるしかない
という現実であり、もうひとつは、宝さえあれば首長になることもできるという現実だ
前者は、強く固定化した階層化社会の現実、そして後者は、「成功」のチャンスは
誰にでも開かれているという、競合の自由が平等の理念となっている、
まるで現代のどこかの国のような現実といえるだろう。
富をもたない者は落伍者の烙印を押され、疎外される社会、私たちが直面する
格差社会と、北の狩猟採集民のそれとは、この点においてかわるところはない。
フクロウの神は、なぜ村人全員から宝を奪いとることで皆を平等にしなかったのか。
あるいはなぜ皆が同じだけ所有するように宝を再分配しなかったのか。
そうしなかったのは、格差社会が当然のものとして皆に受け入れられていたからだろう。
しかしそのなかで人々は、私たちと同様、強い閉塞感を感じていた。
だからこそ神謡という虚構のなかで格差の上下関係を逆転すること、
つまり格差のフレームのなかで最底辺の貧乏人が首長になってみせることで
カタルシスをえようとしていたにちがいない。
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序文について幻想とする点に於いては、私は同感である・・・(*^_^*)

しかし、同じテーマでの沙流の鍋沢ユキの Pishka toa pishka をご存じないから
上のような認識に至ったのだと思われる。
そもそも知里幸恵のものは、神謡所謂カムイユカラにはあらず・・・
強いて云えば、創作カムイウゥエペケレ(散文)であって伝承にあらず (*^_^*)

Pishka toa pishka では、反対の認識が導き出されると思う。
首長(ニシパ)と云うのは只、宝を持って居るからとしては認められないもので
ニシパプリと云って・・・その才覚・裁量でウタラ(村民)に分け与える度量を
持った者・人を助ける者をニシパと云う・・・又、シンリツ(先祖)を尊重する。
宝は、神に施されるのではなくて・・・神に守られて才覚で手に入れるもの
神謡を虚構としているのは、アイヌを侮辱する言葉であるが・・・
虚構と感じるのは、知里幸恵の虚言のせいである点取り違えてはいけない。

学校の教科書に載せるなら Pishka toa pishka を載せるべきである 
因みに、金田一博士は貧乏だったけど、ワカルパはニシパと呼んでいた。(*^_^*)
知里真志保博士は、拾ってくれた恩も忘れて糞味噌に批判していた・・・
幌別のものは、アイヌ文化を汚すようなものばかりでウンザリする・・・
 

2013/08/17 (土)  瀬川拓郎著 「アイヌの歴史」 # 4


古代から近世までの歴史の流れが見えてきたように思う・・・
近世は、和人側の記録があるから大凡のことは分かる。 (*^_^*)

考古学上の資料から古代末期から中世に掛けて鉄器の使用が急速に進んだとある
私が想像していた通りらしい・・・矢張り七世紀から十三世紀の世界が
ユーカラの時代であるらしい・・・その後もその勢力図がずっと続いていると
云うことが分かった。それでポイヤウンペが何故イケスイしたか?・・・が
推論出来るかも知れない。 (*^_^*)

現代社会が抱えている問題解決の糸口が見つかるかも知れないアイヌの社会構造と
哲学を切り口に考えてみてもユーカラは良いのかも知れない。
 

2013/08/16 (金)  瀬川拓郎著 「アイヌの歴史」 # 3


又、最初からじっくり読んでユーカラと比較している・・・(*^_^*)
瀬川氏は、中世のアイヌ側の資料は残っていないとする立場で本を書かれている。

アイヌ側の中世の記録は、ユーカラ群であると提唱しようと思って居る。(*^_^*)
金田一京助筆録ユーカラノートを一通り目を通した者にしか知り得ないこと
教えて上げようと思って居る。

考古学とのコラボレーションが中世の蝦夷を解き明かす鍵になるような
気がしている・・・受け入れて呉れるかな ? (*^_^*)
 

2013/08/15 (木)  瀬川拓郎著 「アイヌの歴史」 # 2


この本は、2007/11/10 の発刊だから丁度、道立図書館で金田一京助
筆録ユーカラノートの細目録が出来上がった年になりますね。

考古学的な資料を基に論を展開されていて・・・面白いし参考になる。
Ponkemaratki で板屋と云うのが出て来るけど・・・想像していた絵が載っている

大正二年から四年に沙流の人達が残して呉れたもの特に、ワカルパ翁のもの
これを是非、読んで頂きたいと思う。
私の・・・ユーカラは、アイヌの軍事機密情報説とほぼ一致する内容です。
pon moshiri は、奥尻島のような気がしてきた (*^_^*)
考古学上の発掘資料とユーカラが一致する点、沢山あるのは素晴らしいこと
 

2013/08/14 (水)  後、一週間でフリーに・・・(*^_^*)


瀬川氏の本を読むと現在、認識されているアイヌ文化が良く分かる。
認識のズレは、ワカルパ/フォルクローレで修正出来るでしょう・・・

金田一京助筆録ユーカラノートに注目が集まり・・・アイヌ文化研究に
拍車が掛かり、アイヌ叙事詩に世界中の注目が集まる予感する (*^_^*)
古代とは云わないまでも中世の蝦夷が浮かび上がる。

こんなにも凄いものをワカルパ翁は、残して呉れたんですね
 

2013/08/13 (火)  瀬川拓郎著 「アイヌの歴史」


今日は、女房と娘達は、海に入ると云う・・・私は読書 (*^_^*)
本当は、海に入りたいが、夜勤を四年やったものだから紫外線に弱くなっている
少しづつ慣らしていこうと思って居る

瀬川氏のものを読んで居ると、面白くてしょうがない !! (^_^)v
旭川博物館の展示は、娘達にとって面白かったようである・・・

帰り道、浜益温泉に入り・・・さっぱりした気持ちで帰途に就いた。
 

2013/08/12 (月)  お墓参り・・・


朝六時半に仕事場に娘が迎えに来てくれて・・・自分の車は、空き地に残し
美瑛の墓地向かって発進・・・途中妹背牛当たりから雨模様・・・
旭川に着いたら雨が止んだ・・・九時半に墓地に着く (*^_^*)

墓参を済ませ駐車場に着くと凄い通り雨・・・姉の処に花を買って仏壇にお参り
次に義姉の実家に寄って仏壇にお参りして・・・トマトなど採って・・・
旭川博物館を見学して・・・瀬川拓郎氏の『アイヌの歴史』を娘が買ってくれた
何か食べて行こうと食堂に入って・・・冷やしラーメン食べて
次は浜益幌村目指して妹背牛まで戻って・・・北竜町経由で増毛に出て
峠に差し掛かると・・・全面交通止め??? (@_@)

国道275に戻って滝川経由で行くしかないと仰る (*^_^*)
参ったなぁと思いながら・・・増毛まで引っ返すと交通止め解除だって・・・
ゲートまで戻ると一台車止まっていて四時半にゲートが開くそう
十分ほど待って、ゲートが開いた・・・予定していた時間より三十分遅れで
幌村に無事着いた・・・やれやれ (*^_^*)
でも、何分かズレていると・・・二時間以上のロスタイムが生じたこと
何やら複雑な気持ち・・・それが形而上学・・・(*^_^*)

幌村に着いて・・・バーベキューの炭起こして、美瑛で貰った茄子焼いて
トロトロの焼茄子・・・これは、本当に美味い !! (^_^)v
炭を起こしている時、向のタマクマさんの母さんが言っていたこと・・・
父さんが漁に出ていたけど、雷と集中豪雨が凄かったらしい・・・
それで、峠の交通止めになったらしい・・・(*^_^*)
 

2013/08/11 ()  明日は、美瑛に墓参り・・・


恒例の美瑛と浜益幌村に墓参り・・・娘の車に乗せて貰って (*^_^*)

旭川の博物館にも寄ってアイヌの展示を見ておこうと思う・・・
 

2013/08/10 (土)  藻汐草・・・


私が最初に想定したユーカラ軍事機密情報説とほぼ同じな勢力図だった藻汐草・・・
これを何とか手に入れて読んでみたいものですネ〜
色々調べてみようかな ? (*^_^*)

金田一博士の文学論の柵を外して・・・サコロペ・ハウ・ハウキも翻訳して
創作物も外して・・・一旦リセットして論争の火蓋を切る
色々な角度から蝦夷の古代を解き明かす努力が必要だと思う。
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アイヌ叙事詩ユーカラ集九巻を買った弘南堂書店の古書目録に載っている
これは、弘南堂書店で複製したもので金田一博士の解説もあるようだ。
25,000 円で買えそうだ・・・これがアイヌ語最古の辞典 (*^_^*)
 

2013/08/09 (金)  Akan to (阿寒湖)


ポンケマラッキの屈斜路湖でライブをやっているモシリ企画のCD
その中に入って居る Akan to の曲を聴くと胸が詰まる・・・美しい曲で

伝承を引き継ぐ者が居なくなって・・・最後の一人になったワカルパ
自分が死んだら永遠に、この世からユーカラが消えてしまう無念
そこへ顕れた金田一博士・・・そして自分の知っている本当のこと
伝え終えて・・・紫雲古津に帰って、死を予感していたと思う。
祈祷もやるから神からPirikare されると覚悟していたと思う。

赤貧の生活にも拘わらず、話したこと全部筆記してくれた博士を
ワカルパは、偉大な人だと感謝したに違いない。
シャケの一匹も届けたいと自分で糸を買って・・・網を編んで
盲目にも拘わらず一人で冷たい川に入り・・・鮭は捕れず
風邪を引いて亡くなった。

こうして奇跡的に残ったユーカラ十一曲・・・
その中でも特にポンケマラッキは、頗る格調高くて好きな曲です。
ポンケマラッキは、シヌタプカに一度、来ているから
モシリ企画のアトイさん(豊岡氏)に『シヌタプカ』と云う曲を
残して貰いたいと願っている・・・(*^_^*)
 

2013/08/08 (木)  イオル構想・・・


国立博物館が作られる中核イオルが白老で・・・地域イオルが、札幌・旭川
平取・静内・十勝・釧路が当たるらしい・・・(*^_^*)

でもね〜金田一博士のユーカラノートが研究されないままのスタートは、頓挫する
藻汐草(もしおぐさ)で云われているシュムンクルの端っこの白老が中核となると・・・???
沙流にしても平取と成っているが・・・まさか二風谷じゃあるまいか?とか
札幌は、黄金湯のあの施設?・・・旭川は、一体何処なのか?

アイヌ文化を何処まで復元出来るかは、ワカルパ/フォルクローレを徹底解明
することに掛かって居ると思う・・・(*^_^*)
 

2013/08/07 (水)  チワシペツ・・・早瀬川


先日、借りてきた本『地名めぐりの旅』でチワシペツを特定したくて捜した。
島牧にはあるけど・・・違うと思う (*^_^*)
只、目梨郡にもあるとだけ書いてあって・・・捜せない

チワシペツは、メヨイ小袖とケチャウ小袖の化け物童子に関係しているので
どうしても位置を特定したいコタンなんですよネ (*^_^*)
 

2013/08/06 (火)  浜益温泉・・・


朝六時に自宅を出て、七時二十分に幌村に着き・・・植え替えた茗荷見て
八時に善盛園(果樹園)に行ったら渡辺さん居なくて・・・小母さん一人居て
入場料1000円払って・・・サクランボ腹一杯食べて戻って来ると渡辺さん居た
それから温泉のスタッフの人達のお土産にサクランボ2パック分採って二千円
余りにも暑いので別荘で少し休んで・・・十時に浜益温泉に行き

二時間近くS氏とF氏でユーカラ談義して・・・途中から一人加わって
ユーカラに関心寄せる人増えた (*^_^*)
浜益は、イオル構想に入って居ないが・・・却って今の自然のままの
田園風景が後々の研究者にとっては好ましい状態かも知れないと云って来た
温泉にドボンと浸かって・・・汗流して早めに帰って来た・・・
石狩市も少しづつユーカラに関心を示しつつあるらしい・・・(*^_^*)
 

2013/08/05 (月)  今日は休み・・・


昨日、浜益温泉に電話してみるとS氏は、お休みで不在・・・
携帯に電話してみると・・・今日は、会議があって温泉には行かないそう・・・
それで、浜益温泉は、明日行くことにした。 (*^_^*)

今日は、ワカルパ/フォルクローレやらワカルパ翁のコピー原稿の整理
整理していたら又、新しい発見が出て来るかもしれないネ
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道新を見ると・・・英国も原爆投下を認めていたこと載っている。
悪魔の兵器を使った米国と英国・・・何と云うことだ? (-_-;)

通常兵器で戦うのは、自然界の戦いで勝ち負けは在る・・・
悪魔にイナウをやれば・・・自ら破滅の道を辿ることになる・・・アイヌの戒め
 

2013/08/04 ()  何か気持ちが軽い・・・(*^_^*)


今月の21日からフリーに成れると思うと・・・良く眠れる (*^_^*)

やることが沢山あるので、少し整理して戦略を立てないといけないな〜
明日・明後日は、休みだから浜益温泉でゆっくりS氏と話してこようかな?
9月からの計画も話して置かないといけないし・・・
今日は、女房と娘たちは、海に入ると出掛けた・・・(*^_^*)

八月二十一日からは、検索辞典が使えるので・・・少しは楽になる (*^_^*)
完成度の高いものにして残そうと思う。
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今日の北海道新聞にアイヌ政策会議の全体会合を9月11日に札幌で開くこと
載っている・・・(*^_^*)
国立博物館を白老に建てるらしいが・・・早まってはいけないよね (*^_^*)
 

2013/08/03 (土)  虻田の酋長サカナ・・・ # 2


サカナの子孫が後々重要な役職から外された謎には触れていないが・・・
沙流には、Wendarap yukara として其の理由が残っている。(*^_^*)

その地域では、英雄として残っていて・・・その悪行は、沙流に残っている。

hennoye も残っているが、十勝が河童に付けられた地名だと云う事
欲が深くて、沢山獲物を獲っても他人には配らないで・・・
歳を取って動けなくなり、可哀想に思った河童が娘欲しさに助けるが・・・
kamiashi (化け物)だと知って追い出そうとするので、そこを河童は去る
この話も、wendarap yukara で沙流に残っている話。

藻汐草とワカルパ/フォルクローレから近世のアイヌの世界が見える
それ以前の状態(勢力図)はユーカラより推察するしかないでしょう
ウプショロンクルの幌別のものは、独自の創作としてユーカラから外した方が良い。
ユーカラに関係してくるのは、ホレパシウンクル(エサンノッ)だな〜

エサンノツンクルの末裔は、安東と考えた方が良いのかも知れない・・・
 

2013/08/02 (金)  Turbo CAD v19


ようやく Turbo CAD の64bit 版が販売されるようだ・・・
ハイスペックのマシンでないと動かないようだ (*^_^*)
でも、新しいマシンなら大丈夫・・・(^_^)v

今から十一年前に名画模写展示室を Turbo CADで作って額縁に絵を嵌めて
ようやく自信が付いて、友達捜しにNetへ出て行ったこと懐かしい (*^_^*)

そもそもこのサイトを立ち上げたのは、三十年前から研究してきた・・・
温暖化防止のパッシブソーラーシステムの普及が目的
原発が壊れて放射能が海に漏れ出ている現状・・・

もうそろそろ真剣に検討しなければならない時、
一生に一件でも良いからそのシステムで住宅を建ててみたいと思って居る
その為に、CADの環境は、整えておくつもり・・・(*^_^*)
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今月の二十日を以て夜勤から解放され自由に行動出来る (^_^)v
面壁四年・・・アイヌ大学卒業出来そうです 
胎内時計元に戻して世界五大叙事詩を明らかにする作業に取り掛かろう !!
 

2013/08/01 (木)  今月は整理・・・


金田一京助筆録ユーカラノートを今まで目を通した人居ない状態で、
論じられてきたアイヌ文化・・・ユーカラも正しく認識されずに・・・(*^_^*)

矢張り、形而上学と云う抽象的な事柄も感じ取る感性がなければ無理のようで
老練な詩人とか画家とか哲学者でないと理解出来ないかも知れない (*^_^*)

人間の根源的なもの・・・ゲーテのファウスト シェンケービッチのクォヴァデス
ヘッセのシッダルタ 森鴎外の寒山拾得・・・

人間のゲノムを解析できたから・・・遺伝子治療のことが取り沙汰されているが
形而上学上・・・最も危険な事柄になると哲学者は云っていない (*^_^*)

デンマークの医師の・・・風邪を引いたら早く帰って寝なさいの一言・・・
睡眠と云う特効薬・・・鼻づまりには葱・・・色々知恵があった。