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Part12   9月の独り言



10/09/30 (木)  金田一京助全集第五巻 #2


虎杖丸の曲の注釈を漏れなく抽出した・・・ユーカラ翻訳辞典
それらを綺麗に整理したものが・・・全集第五巻だった・・・(*^_^*)

矢張り、ユーカラに使われている言葉・・・特にワカルパ翁のものは、雅語そのもの
博士が使っている文例は、ワカルパ翁のものを使っていて・・・分かり易い
頑迷なほど・・・原典を守り続けたワカルパのユーカラ
味わい深いものとして、廃り続けられるべき逸品・・・

核(元)が見えてくると・・・それから派生したものも見えてくる
幌別(胆振)のものは、断片に色づけして組み立てた様子が見える
原典は、eで受けたり・・・形は単純化しているけど・・・
構成は、それだけ高度な解読力が要求されるよう巧みだ
まるで暗号化しているように構成している・・・
何故?・・・理由があるから・・・意図して難解にしている・・・
何かを隠す為・・・機密を(*^_^*)
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今月は、ハマチのしゃぶしゃぶなど食べられて・・・良かった(^O^)

スパムも順調に来て18通・・・銀の矢3本飛ばすこと出来た(^_^)v
現在73本まで行っているので・・・100本に成るのは何時の日か???(*^_^*)
 


10/09/28 (火)  金田一京助全集第五巻「アイヌ語1」


アイヌ語に関わったことを最初から書いていて・・・面白いです。
知里幸恵から教わったことなどそのまま書いている・・・
又、解らないことは・・・分らないとハッキリ書いている・・・

矢張り、学術的に価値のあるユーカラの原典を目指していたのが分る・・・
樺太あたりでも、沙流のことはアイヌの都のように尊重していたらしい・・・

沙流の言葉が一番古い形を残しているらしいことにも触れている
予見なく始まった私のユーカラ研究・・・直感が案外イイのかも知れない。
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稚拙でも、利権に絡まない色の付いていない私のような素人が
自由に翻訳した方が・・・一番イイのかも知れないよネ(*^_^*)

未訳のものを翻訳すると・・・本当のアイヌの世界が見えてくる予感がします。
ケチャウとメヨイが解ると・・・アイヌのルーツに迫れるかも知れない

それをずっと阻止したのが・・・アイヌ自身・・・パラドックスを解せないアイヌ(-_-;)
名前を挙げると・・・ホッ(hot)・・・指全部に余る・・・
ワカルパは、辛かったと思う・・・古老から厳しく受け継いだお宝を・・・
どうやって守れば良いのか?・・・アイヌは皆アホだし・・・
増して、偽ユーカラでお金を稼いでいるのもいるし・・・
アイヌがアイヌを信用出来ないで・・・シサ
(隣人)和人のニシュパ(頭領)に委ねたこと
これは、形而上学でしか理解できないことだと思う・・・
お釈迦様に有耶無耶と言っても・・・有耶無耶としか言えない・・・ (*^_^*)

客観性を持たない第一人称の・・・ユーカラはそのまま受け入れるしかない・・・
ユーカラ伝承者は、そこに神秘を感じたんだと思う・・・

金田一博士は、可成り早い時期に沙流のオイナ・カムイユーカラ・ウゥエペケレ
を筆録しているんですネ

その後です・・・あらゆる地域の者を収集している・・・
言語学上の問題・・・発音に対しては・・・知里博士の方が優れていると言っている
 


10/09/27 (月)  次元の問題・・・


インターネットのサーバのファイルシステムは、EXTだと言うことを知らずに・・・
Windowsでインターネットを論じているサイト有るけど・・・(*^_^*)
WindowsのファイルシステムNTFSは、EXTからは丸見えで・・・
Windowsからは、EXTを絶対見ることが出来ないのを知らない・・・人(*^_^*)

本当の意味でインターネットのお話しがしたいのなら・・・Linuxでやるべきで
Linuxは、パソコンでやりたいこと殆ど出来る環境なんです。
ホームページを作るソフトからOfficeソフト・・・プログラムまでC言語で出来る
サーバも起動出来る・・・
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ホームページは、CGIに依って成り立つと言っても過言で無いほどです。
それとセキュリティ・・・
自分の身分を証明するプロバイダメールアドレス・・・これは、正攻法
氏名・住所・電話番号・生年月日・・・etc・・・全て解る情報を含んでいる。

これで、10年間以上最初のメールアドレスを守りきった人って少ないのでは???
世の中、妬みってあって・・・表向き紳士で立派なんだけど・・・
内心は腐った負け犬根性の・・・卑怯な奴っているよネ〜

負け犬の特徴に・・・ゴロンとなって腹を見せなくて・・・近寄ったら牙を剥くそして咬む
遊びで咬んだりして子犬は、痛みを知って・・・成長する
その時のサインは、ご免なさいと言う・・・ことのように思う

でも、ご免なさいって言うのは、ナカナカ勇気が要るんですよネ
人の場合は、正当化しようとする・・・悪く思われても・・・真実を執れるか???
 


10/09/26 ()  ブラウザ・・・


大分以前からFireFoxが50%を超えているので・・・レイアウトの編集は
それに変えた方が良いとずっと思っていた。
それで変えたのが
コレ
この火は、Gifアニメをレイヤーで貼り付け位置を調整しているもの

Firefoxが56% IEが39%に逆転しているのは、Windowsは、過去に成りつつある。
Linuxのブラウザは、最初からMozilla(Firefox)なんですよネ
FedoraとVineLinuxのブラウザでも同じに表示されました。(*^_^*)
 


10/09/25 (土)  高いキノコ汁・・・(*^_^*)


19日に浜益のシャケ祭りに行って・・・幌村でイグチ科のアワタケを味噌汁2回程度採った

帰りに車の中で、異常な痒みが手首近くで起ってポリポリ掻いた・・・
次の日からポツポツ赤いつぶつぶ・・・あぁぁ・・・蔦漆だ(-_-;)
みるみる間に腕の内側が真っ赤に成って晴れてきた
21・22・24・25日と病院で注射を打って・・・クスリ飲んで・・・クスリ塗って・・・
3日くらい痒みで睡眠不足・・・

それでも、止められないキノコ狩りです(*^_^*)
木漆は、塩もみで何時も直すが・・・蔦漆は、凄いことになるので矢張り病院しかない
でも、18日に採った松茸のお吸い物と焼いたのを食べられたので・・・帳消し
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今日は、お休みなんだけど・・・次は10月1日(金曜日)
浜益の役場に行って・・・古い地図なんか無いか?・・・調べてみようと思う
無かったら道庁の図書館に行ってみようと思う・・・

ユーカラをジックリ読むと・・・浜益の地形が浮かび上がるんだけど・・・
それに近い川の流れを知りたいと思う・・・そうしたら道も地図に落とせる
アイヌ語が解ってくるとイメージが鮮明に成るんですよネ
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お昼から中央図書館に本を返しに行って・・・
未だ読んでなかった金田一京助全集5・6・7巻と知里真志保著作集3巻
借りて来た・・・アイヌ語をもうチット勉強したいので・・・
1冊3日かければ2週間で読み切れるかナ?(*^_^*)

漆カブレの飲み薬は、眠たくなる成分が入っているので・・・
夢中になる本でも無いと・・・睡魔と戦うのが大変なんです(-_-;)

難しいと思うけど・・・金田一博士が筆録されたデータを見ること出来たら
何年掛かっても翻訳を続けるでしょうネ

博士の仰っている実感の科学って・・・絵画に近いと思う・・・
自分が実際に体験して・・・イメージに昇ってくるもの
同じ体験は、出来ないインスピレーション・・・時間が経ってしまう

ワカルパの声は音域が広くて・・・イイ響きだったのでしょうネ

ユーカラは、アイヌのルーツとかを秘めていて・・・神話的にオイナが有って
戒めとしてカムイユーカラが存在するように思える・・・
 


10/09/24 (金)  美瑛町宇莫別


5歳〜18歳まで育った・・・美瑛町宇莫別
ユーカラの蘆丸の曲を読んでいたら・・・アイヌ語で美瑛の語源はピィエペッとある本に
一致するピィエが肉の脂身として出てくる(*^_^*)

それと・・・ウパ
ペッのウパは相互にという意味で山を挟んで
辺別川と同じくらいの川と言う意味らしい・・・ウパクも蘆丸の曲に出てくる(*^_^*)
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浜益の村に入る手前に以前、砂崎と言う地名がが有ったそうで・・・
蘆丸の曲に出てくるサノタ=サン-オタ=砂の出ている処
その少し川の奥でエトラチチと争ったとある・・・ルエサニ村は予想していた場所
アイヌ語が解ってくると・・・地形がユーカラとソックリな浜益村(*^_^*)

現在の浜益の地名はアイヌ語の意味を日本語に訳して使っている場合が多い
天川恵三郎あたりが付けたのかも知れませんネ
 


10/09/23 (木)  検索窓・・・


Net全体の調べのGoogle検索窓は、一般ユーザー用・・・
色々な有益かつ無益・有害情報がワンサカと載っていて・・・本当に有益なものは少ない
今、動いている情報・有益な情報は、トップページ〜3ページ目くらいまで・・・(*^_^*)

サイト内のルートディレクトリのコンテンツのログを検索するCGI検索窓を付けると
今まで書いてきたことを調べることが出来る・・・これは便利なものです
自分にとっても・・・ビジターがあのログをもう一度読んでみたいとかの場合も・・・
特に、毎日のように更新しているサイトには、必須(*^_^*)
私のように、どんどん書き殴っている場合は更に特に・・・

それと、今回辞典にも応用出来て・・・ラッキーだった
専用ディレクトリを作って・・・その部分の検索が出来るので雑情報が無い・・・(^_^)v

今回やった辞典は、ソート関係なく片っ端から順を追って書き込んだのでバラバラ(*^_^*)
それは、ブラウザの検索機能で補える

HTML構文・・・即ち出版に如何に適しているか解る・・・印刷すれば誰でも読めるしネ
これは、片田舎に住んでいて・・・本が読めなくて・・・町に出て本を買う
ユーカラと言う物の存在すら知らないのが・・・今の日本

ホームページの作り方を工夫してファイルサイズを低くして・・・
ナローバンドの方にもなるべく優しく配信すれば・・・インターネットの良さを活かせる

ホームページを作るには、最低限ファイルサイズの知識は必須
特に、テキスト(文字)以外の知識・・・画像・MID(音楽)
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ユーカラを読んで第一人称で表現されていることに重要な意味があること発見した

ポイヤウンペが感じたこと・・・思ったこと・・・目で見たそのままのこと
客観性を排除して・・・そのまま
 


10/09/22 (水)  準備・・・


絵を描くために現代語風に直したワカルパ所伝四篇・・・
其れに加えて・・・アイヌ語の意味が解ると尚面白い・・・

仕事の合間にゆっくり読んでいます・・・
矢張り、ユーカラは第一人称で表現されているので客観性を除いたもの・・・主観性(臨場感)
これは、演者が少しでも好みで変えてはいけないことを意味している。

今、話題になっている検察官が証拠を改ざんしたような深刻な問題を含んでる
本当のユーカラ伝承者には、改ざん・ねつ造が許されていなかったと思われる
その真実を悠久に伝え継いでいくものと・・・金田一博士は断言している

「実感の科学」は再度実験が出来ない文化の研究には必須の思考法(考え方)だと思う。
創作の利かないユーカラを残すのに必至だった博士の洞察力
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ワカルパ翁と金田一博士が居なかったら永久に失っていたユーカラ
アイヌ文化が甦るのは、ユーカラの虎杖丸の曲をそのまま演じるアイヌが
顕れたときかも知れない・・・
これは、文字を持っている和人には絶対出来ない事だと思う・・・
酷寒の地で狩猟に依って磨かれた・・・生きるための真の文化

アイヌは団結して一人のユカ
ンクを作り上げる力があるか?に掛かっている
政府の政策は不要で・・・誇りを取り戻した民族は強いと思う。
その眠っている遺伝子が喜びに変るとき・・・
きっとアイヌは、ワカルパ翁が命を賭して・・・和人の天才に保存を託したことを
感謝するでしょうネ・・・それでなければ同化は夢物語・・・

利権が絡むと・・・アイヌ文化の蘇りは大変難しいのと・・・
文化と言うと人間の生きる知恵が全て含まれているが
真のユーカラには、実生活の知恵が全て含まれているように思える
アイヌに限らず・・・北海道に住む者にとって・・・

ポイヤウンペは、ヤッパリ・・・格好イイもんナ〜
男が戦う戦略(兵法)で正攻法が最も強いと言うことと、それには勇気が要るということ
教えている・・・アイヌの聖典でもあるでしょう。

その魅力有るワカルパ翁の未訳を読んでみたいと言う願望は日増しに
強くなっている・・・
 


10/09/21 (火)  10年一昔・・・


私が50歳の手習いで始めたパソコン・・・12年前(1999年)
仕事で使うCAD・見積もりソフト。画像処理ソフト・・・フリーソフトで良いのが沢山有った・・・
そして仕事が捗った・・・(*^_^*)

30年前に地球温暖化は、恐ろしいことを知って取り組んだパッシブソーラーシステム
20年前に室内透視図をF100号の油彩にして描いて・・・
最初の理解者に差し上げようと・・・7ヶ月頑張った・・・しかし、不発
そして、インターネットでPRしようとした12年前

しかし、インターネットが現在のようになるとは想像していなかった・・・
ブラウザはFireFoxが半分以上占めるし・・・使い易い
HTMLで辞典作って・・・検索出来るし・・・チョー便利に成った
 


10/09/20 (月)  ユーカラ現代語訳


萱野氏のユーカラについての見解が分ったので・・・益々ワカルパに傾倒してしまう(*^_^*)

現代語風に訳して・・・音に慣れて・・・沙流地方の言葉に慣れて・・・
虎杖丸の曲の注釈を辞典にすべく抽出して・・・アイヌ語が見えてきた

萱野氏がテープレコーダに吹き込んで残したデータは、沙流のユーカラ定義を証明するもの
渡り党・唐子・日の本の平和統一が念願だったように思える

沙流が渡り党と日の本の中間位置に有って・・・唐子の日本海と大陸側の勢力の
軍事機密情報だとすると昔の蝦夷が想像される

サコロペは、日の本で・・・ハウ・ハウキは、唐子のようだと確認出来た。
サコロペ・ハウは説話として受け継がれて演者によって工夫されたのでしょう
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100年前のアイヌの中では分らなかった・・・ケチャウ小袖・メヨイ小袖の童子
これは、伏兵としてチワシペッ兄彦が用意していたもの・・・
ポイヤウンペを浜まで誘き寄せてシヌタプカを壊滅にしようとしたクルイセ鳥・・・
これは、チュプカ(日の本)メナシのクルミセなのでは?・・・が強くなっている(*^_^*)
これらを解き明かしたときこそ・・・本当のアイヌ文化が甦ると思う
ポイヤウンペが敵視していたメナシッシャムの郷・・・
シャクシャインは、メナシウンク
ル(*^_^*)
日本はずっと単一民族だと政府が言ってきたけど・・・
樺太・千島はアイヌ民族の世界だった・・・シャクシャインの蜂起は
本島(唐子)のやったことにすれば味噌糞一緒にして民族問題を誤魔化せる

100年前に金田一博士は、樺太・千島は日本の領土だと言っている
正確的には、アイヌの領土(*^_^*)
アイヌは、和人をシサ
=隣人としていて漆器を宝としている
そう言った・・・人としてのルールを伝えているユーカラ
金田一博士の「実感の科学」・・・形而上学・・・共鳴する高次の体感・・・

それが解る人には何でも無いことなのに・・・返って異端視される
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ついに「ユーカラの里」がGoogle検索でトップに成りました(^_^)v
 


10/09/19 ()  今日は浜益のシャケ祭り・・・


朝6時小雨の中家を出て、義姉のお墓にお参りして8時に帰宅して・・・浜益に直行

西塔さんの処に車置かせて貰って・・・朝飯食べてないので山菜おこわ、ホタテ焼き、焼き鳥
食べて腹ごしらえして・・・シャケを買おうとしたら・・・高!! キロ800円だって

売店で六角形の蜜蝋の中にしっとり詰っているのを500円で買って・・・
どぶろく一本、梅漬けなど買って・・・

国道挟んで女房の従兄弟が働いている魚やさんで・・・雄鮭二匹、ワラサ一匹
皮むきカジカ1匹捌いて貰って締めて1200円(^_^)v
包丁研いで・・・女房が捌くいつものパターン・・・シャケはルイベを半身
ワラサは、しゃぶしゃぶ用に三枚におろして・・・

今日、改めて浜益の良さを感じたのは・・・矢張りトミサンペッ って本当だと思った
海、川、山の食べ物が・・・全て手に入る環境・・・
 


10/09/18 (土)  連休・・・


今日と明日・・・連休なので・・・早めの墓参

墓参を済ませ・・・直ぐ白金温泉へ・・・そしてキノコ狩り・・・マツタケ大小8本・・・小振り(*^_^*)
その直ぐ下に青い沼が有るというので見に行った・・・成る程

美瑛は、アイヌ語でピィエ・・・油っぽい濁った川ということは、この一年で知っていた
私が小学生の写生大会で賞を取ったのは、美瑛川を描いた時
その当時の美瑛川は、不思議なターコイズブルーの記憶がある
本当の美瑛の色をお届けしたいと思います

美瑛川の
源流の色と同じ成分の水が湧き出ている・・・

それから義姉の実家に寄って・・・ハタケシメジ少々採って・・・野菜ドッサリ貰って
帰宅
 


10/09/17 (金)  アイヌ文化の蘇り・・・


ワカルパ翁のユーカラを読むと・・・何百年前のアイヌの諧謔精神は類を見ないのでは?

ワカルパ翁も解らなかった「ケチャウ」「メヨイ」「クルイセ」・・・
他にも有るけど・・・未訳のものにヒントが隠されているように思えてならない。

アイヌの男の間でワカルパは、相当尊重されていた存在だった。
金田一博士が踏査で鞄に入れて持ち歩いていた・・・ワカルパの虎杖丸の曲
チャランケで財産を奪う有名なヤクザアイヌにも・・・水戸黄門の印籠のように効いた(*^_^*)

そう言った面白い話を知里博士は、作り話としているのは・・・諧謔精神が不足している

修羅場に対面した時の勇気の出し方を教えている・・・ユーカラ
孤立無援・・・一人にみんなで掛かってくる時・・・どうするか?
一人で十分な味方・・・勇気百倍・・・

金田一博士は、ワカルパ翁の娘ユキについて殆ど書いていないが
相当、沙流の言葉を勉強したと推定します。
 


10/09/16 (木)  もう一つ面白いこと・・・


沙流川流域[シシリ
カ]には14のコタンが有ったそうで・・・川口(太平洋側)から
緑色がユーカラを伝承している地域

ピタラパ ピラカ(平賀) スムンコッ(
紫雲古津) サパ(去場) ニナ(荷菜) ピラウト平取) ニタニ(二風谷
ペナコリ オサッナイ(長知内) オウコツナイ ポロサ
 シケ ニオイ(荷負) ヌッキペツ(貫気別

その内、紫雲古津のワカルパ翁と貫気別のツナレ翁の虎杖丸の曲が全く一致したこと
蘆丸の曲では平取のコタンピラのものは、最後まで物語りが続いているけど別伝といる(*^_^*)
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もう一つ・・・萱野茂 氏のユーカラ論を書いておこう・・・

「私に聞かせてくれたあの人は、あのように表現したが
私は、それよりもっと上手に喋ることにしよう」として
次から次と人の口から耳へ、耳から口と渡り歩いてうちに
ユーカラは、一つの物語として完成されたものと、私は思っている。

これは、ユーカラに当て嵌める論でなくハウとかメノコユーカラなど創作物に対しては
全く正論であると思うが・・・ユーカラを別ものとして認識していないのが誤謬

ユーカラは、力関係を詳細に描写していて・・・オイナとかカムイユーカラとは
独立しているもので・・・大概アヤフヤ ゴチャマゼ・・・想像の産物
ユーカラの真の面白さに気が付いた人・・・金田一博士だけなのでしょうネ(*^_^*)

一見、今まで研究・保存などされて来られた方々の努力も素晴らしいけど・・・
もう少し洞察力を働かせると良かったのにと思う
普通、沙流に何で余市彦とかポイヤウンペの物語が有るのだろう???
日本海側の攻防の話が???・・・ってなりますよネ(*^_^*)

まぁ色んな事情があったにせよ・・・真実を曲げてはイケナイと思う
創作物は悠久に伝えられるものでは無く・・・本当の民族の誇りを伝え継がなければ
ならないと思う
 


10/09/15 (水)  面白いもの見つけた・・・(*^_^*)


今まで、トミサンペツ シヌタプカが何処に有るのか?・・・アイヌにも解らなかったこと
私のユーカラ説・・・、アイヌの軍事機密情報説を補強するもの見つけた・・・(*^_^*)
それを記録しておこう・・・それは、ウゥエペケレ(説話)の一つです
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ヤオシュケプ イピ
マ (クモ神に助けられた話)

私、パレアシュク
は豊かに暮らしているアイヌの若者
かねがね行ってみたいと思っていた石狩川の方へ
仲良しの若者と狩りに行くと、仮に建てた草小屋で
その若者はいつの間にか眠ってしまった。そして
夢の中に現れたクモ神の言葉を私に語った。

「天の国からチチケウという恐ろしい化け物兄妹がやって来るので、
神の勇者ポイヤウンペを呼びに行かせたところにお前達がやって来た
早くここから逃げなさい。そうこうしているうちに金の乗り物に乗った
化け物兄妹がやって来て、ピカピカ光ったものが海の方から
やって来たかと思うと、あっという間にその兄妹は死んでしまった。
あの光っていた者こそポイヤウンペ。すぐに家に戻り
人間の国土を守ってくれたポイヤウンペにお礼の酒を捧げなさい。
そして、私にもお礼をしてくれるなら、何時までも守って上げよう」

私たちは大慌てで村に帰り、この話を村中に伝え、ポイヤウンペと
クモの神に感謝の酒を捧げた。やがて歳を取り
「どんなに狩り場がよく見えても石狩の方には行かないように
息子達に若い頃の話を聞かせるよ」

と云ってパレアシュク
が世を去った。
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これは、アメリカで言えば・・・ペンタゴンに近づくことに等しい
自然の要害として優れたトミサンペツ シヌタプカ・・・極秘情報

もう一つあるけど・・・これは明日書いておこう・・・
 


10/09/14 (火)  知里幸恵ノート・・・


中央図書館から知里幸恵ノートを2冊借りておいたので・・・読んでみた
祖母のモナシノウク媼のものを受け継いでいるので・・・確認の為

沙流の言葉と違って・・・濁音が多い
ユーカラは、オイナもゴチャマゼに成っていて・・・モナシノウクのものは完全に創作と解った
萱野茂 氏の訳本に入っている人のユーカラもそうだ・・・
只、平賀さたも媼の言葉は沙流のもの・・・そのもので綺麗に聞こえる
聞こえると言うのは・・・録音してCDにしているから・・・(*^_^*)
でも、矢張りゴチャマゼの内容だ

と言うことは・・・久保寺博士もそう言ったものを扱っていたので
説話説は、やむを得ないかも知れませんネ(*^_^*)

でも、ユーカラと云うのは・・・アイヌ文化の核だから
勝手に創作して面白可笑しくして楽しむのは・・・勝手だけれど
自分たちを貶めることに気が付いていないこともある(*^_^*)

そんなに安っぽいものでないことに気が付くべきですよネ
 


10/09/13 (月)  ユーカラの言葉を勉強して・・・


翻訳辞典を作ってユーカラ語の違いが分ってきたことと・・・
ワカルパ翁のものと他の人のユーカラの違いがハッキリ見えてきたこと

ユーカラの特徴アト
テイタクの複雑さ高度な想像力を要求される構成・・・
独立性・・・オイナに出てくることは決して含まないということ・・・

カムイユーカラ・オイナ・ユーカラの三点セットは、独立して存在していること
金田一博士は、それをいち早く感じて・・・人間のユーカラが亡びる前にと奔走した
そして、危機一髪でワカルパ翁に出逢えた奇蹟・・・

沙流の言葉が一番古い言葉で昔の真実が隠されて居ると思う
これを何とか解き明かしてみたいものです
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筆録データの貸し出しが可能か?・・・勇気を出してメールした
どんなご返事が頂けるか?(*^_^*)
アイヌの人達も気が付かなかった日本版アバターが甦ることを考えると
国家試験の時よりドキドキしますが・・・旨く行くように
アイヌの神々にアト
テイタクでお祈りしておこうかナ?
アイヌの神々は森羅万象だからパワーは、あると思うが(*^_^*)

人生・・・糾える縄のごとし・・・と言うけれど
逆境は、次の高次に進む為に必要な課題を試されているんだとつくづく思う
与えられた環境で学ぶ・・・感覚を鋭くする
ことの善し悪しが見えてくる・・・そうしたら戦略が生まれる
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ワカルパ翁のユーカラから多くを学ぶこと出来ました
金田一博士が傾倒されたこと本当だと思う・・・曇りの無い澄み渡った精神
ユーカラ伝承者は、民族の運命までも背負っていた・・・誇り
自分を棄てなければ・・・出来ない重荷
それを聖人(アイヌ)と言うのでしょう

知里博士は、アイヌ民族と言うことにコンプレックスを感じていた・・・
それは、アイヌで無いということの・・・パラドックス
見た目で無い・・・アイヌ(優れた人)

ユーカラの凄さに気付いて・・・晩年まで献身された金田一博士
コポアヌ媼・・・彼女のIQは、知里幸恵を超えていると思う・・・
ヌッキペッのツナレの処にお供して案内している
途中で出会った青年の敵愾心みたいなものを和らげている・・・
百戦錬磨の女の逞しさと聡明さ・・・これは魅力的ですよネ

女には女の戦いがあって・・・男には男の戦いがあって・・・
結ばれる・・・自然の掟
 


10/09/12 ()  キノコ狩りは?・・・


今日はお休み・・・(^_^)v
今度のお休みが18・9日に成っているので、少し早いけど美瑛に墓参り・・・
半分、キノコ狩り・・・でも、秋らしくない気温・・・

かえってハナイグチの早いのが出ているかもしれないし・・・
ヌメリササタケが良いかも知れない
マツタケも?・・・(*^_^*)
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夕方、中央図書館に行って萱野 茂 氏の訳したものを借りてきた

訳し方は、物語の筋を分かり易くしている・・・それでアイヌ語の意味の訳語が
部分的に全く一致しない構成に成っている・・・(*^_^*)

金田一博士の訳は、無理矢理でもアイヌ語に対応している・・・
ユーカラの場合は、一音一語に意味を持っているので・・・
その描写する処を想像しなくては唯の物語に成ってしまう
詩だと言うことを忘れると・・・つまらないものに成ってしまう。

ワカルパ翁のユーカラは、他の人のものとは全然違う次元を感じる
哲学書と小説くらいの差を感じます。

密教の阿修羅とポイヤウンペが何時もダブって映ります・・・私には
怒りの激しさを火で表現して・・・
欲(何もかも呑み込んでしまう)甘い水・・・騙し・偽りの世界
そのバランスを考えないと亡びるよ・・・と教えているように思える

石狩姫は、外国人だと言う描写は何を意味しているか?
現代で言えば・・・科学を信望しすぎることを戒めたことだと思う
真新しいこと・・・便利なこと・・・ばかりやっていると・・・いつの間にか
全体が亡びることになる・・・ひたひたと押し寄せる自然
自然はどうでも良いんです・・・人類が亡びても・・・(*^_^*)

人のお陰で少し暖かくくなったナ〜・・・くらいでしょう
氷が溶けて・・・海面が上昇するけど・・・解っているの?
昔々、動けるものと動かないもので飾ってみたけど・・・動ける奴がチト増えて
バランスが狂ってきた感じもあるけど・・・
戦争なんてしないで・・・バランスの方法を考える原始宗教を見直した方が
良いのでは?・・・
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ユーカラに出てくる薄造りお椀と言うのは・・・漆塗りの椀
アイヌは、これをこよなく愛して宝としていた・・・スティタス・・・日本人そのもの
逆説的かも知れないが・・・アイヌはそれを棄てた・・・負け犬

立ち向かう誇りを棄てると・・・厄介な存在になる・・・全体を潰すようになる
コンプレックスは、人で有れば皆持っている・・・
負け犬は腹を見せないように振る舞う・・・それが虐待を産む

アイヌはアイヌにしか解らないことが有ると言って・・・嘯く
人間同士どうなのか?・・・分かり合えるように努力しなければ?

ワカルパ翁は潔い・・・嘘だけは付かないのを土産に来た・・・(T_T)
その当時でも・・・嘘八百並べるアイヌが多かったことを物語っている・・・(*^_^*)
 


10/09/11 (土)  翻訳辞書完了(^_^)v


ワカルパ翁の4篇全部網羅して・・・更に注釈辞書を作ったので準備万端整った

100年して初めてワカルパ翁のユーカラの全容が解る筈(*^_^*)
これは、パソコンが一般的に成ったから出来ることで・・・
又、HTML構文(ホームページ)と更にCGIの成せる技

明日お休みだから・・・筆録データを見せて頂けるか?メールして見るけど・・・(*^_^*)
 


10/09/10 (金)  ふぅーーー・・・(*^_^*)


虎杖丸の曲の注釈辞典がようやく完了した・・・
二ヶ月は掛かるだろうと思っていたが・・・案外早く終わった感じがする
途切れることなく一年間持続したことが良かったと思う

これからの北海道の文化に豊かさをもたらすアイヌの文化の復活は是非、実現しないとネ
自然に関する深い洞察力で独自の文化を築ける可能性を秘めています。
子供達に残し・・・悠久に伝え継ぐユーカラを道民みんなで考える時だと思う

これから金田一博士がワカルパ翁から筆録した未訳のユーカラのノートを
見せて頂けるよう・・・交渉に成りますが・・・???(*^_^*)

身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ・・・全力投球すると案外通じる場合多いですよネ(*^_^*)
まぁ・・・当たって砕けろかナ?(*^_^*)

ユーカラの言葉が解ってくると・・・色々なことが見えてきます。
何時の時代にも抱えている人間社会の問題・・・哲学(生き方)
アイヌの誇りと心の拠り所を伝えているユーカラ
アイヌのワカルパ翁が和人のニ
パ金田一博士に預けたユーカラ
100年経ったのだからアイヌに早く返して上げるべきだと思う

それが本当の意味の同化だと思う・・・
文字を持った和人と暗誦に優れていたアイヌのコラボレーション
お互いに良いところを表現出来て素直に感謝出来る・・・
ユーカラが甦る時、北海道独自の文化も生まれ育つ気がします
 


10/09/09 (木)  あと一日・・・


虎杖丸の曲の注釈の抽出が後7枚残して・・・完了
一筋縄では・・・翻訳は難しいことを金田一博士は、素人にも解るようにしている・・・
しかし、普通の紙に書いて編集すると途中で解らなく成り・・・挫折しそう(*^_^*)

今度の日曜日は、お休みなので・・・萱野 茂 氏の翻訳を、もう一度読んでみようと思う
莫大なお金を掛けてやったものを確かめて於かなくてはネ(*^_^*)

私の場合は膨大なユーカラの雅語を網羅した環境で・・・いとも簡単に探し当てること出来る
サイト内全体と・・・個別に検索出来る・・・それがホームページ(^_^)v

例えば・・・金田一博士のあのお話し・・・確か書いた筈なのに、何時だったか?
そんな時・・・検索すると一発で出てくる

インターネットは、ファイルシステムEXTで動いていること知らないで
よくWindows(NTFS)で動いていると勘違いしているサイトのお話し有りますが・・・
NTFSをEXTで見れますが・・・NTFSからEXTは、絶対見ること出来ません
現在のMacは、EXTですので・・・Windowsは、衰退の一途・・・

そう言うことをユーカラで表現しているんです・・・(*^_^*)
Windowsにはブラックボックスのレジストリが有りますが・・・
Linux(EXT)は、全てファイルなので・・・書き換えが出来る

要は、想像力の問題で・・・EXTの場合は、その人の想像力で自由に
使いこなして下さい・・・その代わり自己責任・・・但し無料

Windowsは、どうせお前ら解らないのだから・・・自動的に使い易くしてやる代わりに
チャンと・・・金払えよ!!
 


10/09/08 (水)  ユーカラの雅語


アト
テイタ=飾り言葉=美しく言う言葉=雅語
一人でも複数形を使うとか・・・一目於く相手には敵であっても尊称を使うとか・・・

そう言った厳然とした秩序みたいなものをシッカリ表現しているワカルパ翁所伝
日高沙流のもの

胆振・・・金成マツ媼のは、その厳然とした秩序が感じられないです。
作法に関する描写が弱いです

今、一番気になっているのは、アイヌ女性の口の刺青の描写が一切ないこと?
近年のアイヌ文化とは、少し違う世界だったのかも知れない?

鉄鍋を使ったりしているから・・・そんなに遠い時代でないと考え勝ちだが・・・
寧ろ、現代人の想像を遙かに超える世界が展開していたのかも知れない

未訳のユーカラを全部読み解くと・・・幾らか解るかもネ
100年目にして本邦初公開と行きたいところですネ(*^_^*)
 


10/09/07 (火)  本当の情報・・・


戦う相手の優れた処を分析して・・・その裏側(背理)が見えたら・・・勝ち
柔道で言えば・・・引き手の強さ・・・普通左(弓手)は、利き手より弱いとされている
しかし、引き手が強く肘が脇腹に付いていると相手の技に掛からなく
返って返し技に繋がる・・・隙があることを・・・脇が甘いと言うのは・・・そのこと

右(攻撃)・・・左(守り)・・・これをシッカリ認識しないと・・・悉く負けに繋がる
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ワカルパ翁のユーカラと金成マツ媼には、可成りの隔たりがある
平村コタンピラのユーカラを幸恵が書いたとき・・・
良く沙流の言葉を分ったものだと・・・褒めている

これは、単に方言としている・・・金成マツさんの誤り・・・
その当時、既に・・・ユーカラは、崩壊していた・・・
拠り所を失っていた

その拠り所(誇り)が詰っているユーカラも棄ててしまったアイヌ
本当のユーカラ伝承者ワカルパに出逢えて・・・金田一博士はラストチャンスを
得る幸運に恵まれた・・・そして4篇まで訳して逝かれた

未訳の筆録原文は、恐らく読み解くことが出来ると思うと・・・
是非、見せて頂きたいものですが・・・どうなることでしょうネ(*^_^*)
 


10/09/06 (月)  どうやら・・・(*^_^*)


今週いっぱいで虎杖丸の曲の注釈の抽出が完了する見通しがついた・・・
今日は、お休みなので・・・今までやってきたこと振り返ってみよう・・・(*^_^*)

ひょっとしたらアバターを凌ぐほどワクワクするユーカラを・・・子供達に伝えられるかも知れない
それと、昔の蝦夷の浪漫(アイヌの文化)を甦らせ・・・
世界に誇る北海道文化まで行けるような気がして来た(*^_^*)

人はやり抜く覚悟が決まると・・・無駄なく動くようになる・・・
でも、挫けそうになる・・・その時、自分で自分を鼓舞する・・・雄叫び
生命の持っている・・・底力・・・アイヌ語で言うイツレンカムイ=憑き神
今風で言う・・・遺伝子・・・先祖・・・誇り
とんでもない潜在能力を秘めている人間・・・やりすぎたら自然を破壊する・・・
そして、自滅する・・・衣食住が足りて余ったら廻りに配る・・・
なんと豊かな暮らしでしょうか

里の暮らしも動植物の棲み分けをしていること・・・鉄腕ダッシュでやっていた
あの番組は、素晴らしいとか言いようがないです。
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注釈を勉強すると熟語の分解の仕方が分ってきます・・・
そうしたら・・・情景が浮かび上がりイメージ出来るようになります
それが本当の言葉の役割・・・

トミサンペッ シヌタプカ・・・村々の位置・・・路の状態・・・自然の状態
それらがイメージ出来るように成ってきた

パソコンを使ってWebサーバを動かして秘かに翻訳環境も作り上げられるが
公開するにはグローバルIPアドレスのサーバを使うのが賢明
アイヌ文化の復活を考えている方、必ずいらっしゃると思う

最後のユカルンクル ワカルパ・・・
現在は、ユーカラを訳せる人は全くいないとされているが・・・
後の時代に訳す人の為に残した金田一博士の訳注・・・
ワカルパから筆録した虎杖丸の曲・・・20年後に刊行
今では100年経ってしまった

ホームページを続けていて本当に良かったと思っている・・・
CGIの知識が翻訳作業を可能にしてくれる
現代語訳にしたものが全てデータベースとして使えるアイディアを産んだ

未訳のユーカラを読んでみたいと言う夢を実現出来る環境を作れた
さて・・・肝腎の筆録データを見せて頂けるものか?
ワカルパ翁がユックリハッキリ・・・言葉を発し
金田一博士が必至に筆録したもの・・・その為に錯誤もあるようです
それらの事実も全て解説している注釈・・・

翻訳で注意しないといけないことを繰り返し解説しているのは、
自分一代で訳し尽くせないことを前提にしていること・・・
引き継いで翻訳を続ける人が出てくるのを前提にしている

それを引き継ぐには、相当の覚悟がないと認めて貰えないでしょう。
やり抜く意思がないと迂闊に手を出せないこと・・・
やり抜くのは、スパムで何年もやってきて全世界のスパムを制圧したのは
世界で初めてのことだと自負しているので・・・自信がある(*^_^*)

スパムを避けるのではなく・・・真っ向から立ち向かう姿勢
そうでなければ民族の歴史の秘密が詰っているユーカラを
解き明かすのは、出来ないことだと思う
将に、真剣勝負の覚悟が必須でしょう
 


10/09/05 ()  第7巻・・・完了


チワシペツ彦を討つ第7巻が終わって・・・大きな問題を解決出来た(^_^)v

第8巻に出てくる・・・Menassham(メナシシャム)とあるのを
私は、メナシ シシャム(東方の和人)と解釈していたのが・・・メナシサムで
東方の側の処だった・・・(-_-;)

これに依って・・・ユーカラの時代の和人は、敵でなく漆器(アイヌの宝)の技術を持った
交易上の優れた人達と言うことになる・・・(^_^)v
ウイマム(交易)は、決して松前が相手でなく・・・純粋な交易であった筈

それを創作で解らなくしてしまったのが・・・ユーカラを壊した原因
ユーカラ=ユカ
=真似をする・・・これが矢張り正しい解釈でしょうネ
再現すると置き直した方がスッキリしますが・・・(*^_^*)
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それと、イオルのことも解りました・・・語源的には
イオ
ル=中=管理されたテリトリィと解釈されるから・・・私有権ではなく共同の生活圏
これならば・・・北海道に於いてだけならばアイヌに特権を認めても良いことになる
自然の長いサイクルを把握していたアイヌの知恵・・・
過疎とかの処が一番適している環境・・・
そう言うところこそ・・・豊かに過ごせるパラドックス・・・

それには、感覚を磨かなければ・・・とても無理なお話なのでしょう(*^_^*)
明日から第8巻と9巻に行きますが・・・
終えた時点で・・・ワカルパ所伝のユーカラは、訳せると思う
アバターは、創作だけど・・・ユーカラの描写力は第一人称で表現されているので
痛みまで伝わってくるような気がする

男の場合は、体力的にとか頭脳的とか・・・戦いが有ります
体力的に劣ると・・・頭脳で戦います
両方優れていたのが・・・ポイヤウンペ・・・増してイケメンと来る
誰も敵わない・・・だから挑戦してくるのが後を絶たない(*^_^*)0
 


10/09/04 (土)  ユーカラは面白い(^_^)v


アイヌ語が少し解ってきたので・・・その面白さがチョット表現出来ないくらい・・・
これを知らなかったと言うのは・・・チト人生、損をする処だった(*^_^*)

今回の翻訳辞典は、原始的だけれど・・・返って良いのかも知れない
金田一博士が後の為にと・・・ユーカラの構造を詳しく注釈されている・・・
一つも無駄なく生きている・・・凄いな〜とつくづく思う
科学で解けない部分を残しているのも・・・流石ですネ(^_^)v

解ることと解らないことの区別をハッキリすると言うのは・・・解っていると言うこと
解らないのに解った振りをするのが・・・一般凡人・・・私も(*^_^*)
例えば・・・ユーカラの中にこう言う一句が有るのですが・・・

「ウセ ニシュパ シネ
 シリネ ウタ クカシ アヌイロトト モヨ ウタンネ アシヨコテ」
「唯の頭(かしら)達を一緒くたにして其奴らの上で火の様にやっつければ少なくなり・・・
身を寄せ合っていた」・・・と成る

世間一般の長が付く人達を纏めてやっつけたと言うこと・・・恐くて身を寄せ合っていたと・・・
ポイヤウンペのレベルに近い人は、それでもまともに見るのを慎む・・・(*^_^*)
 


10/09/03 (金)  カラスとか鳥は可愛い・・・


仕事場の外に水銀灯とか有るので・・・クワガタ・コガネムシ・蛾・蚊・・・
ケラ・コオロギ・・・あらゆる虫が集まって来る(*^_^*)

白々と朝が明けると・・・鳥たちが虫を食べに来る
大きな蛾を食べてくれて・・・綺麗になるのがカラスの群れ・・・
小さな虫は、セキレイです・・・セキレイは、余り逃げない・・・
案外、鳥たちの餌場として成り立っていて・・・鳥は害を与えない動物と
私を見ているのか?

田舎だから・・・狐とかキジの声も聞こえる・・・カエルの声も・・・
自然界の動物の声って・・・イイものです。
人の声の音も美しく響くのがイイのかもネ

声ってリラックスすると・・・響くんですよネ
そうしたら伝わるんですよネ・・・そのまま
 


10/09/02 (木)  今日から7巻目・・・


6巻が終わって約60%終わった感じ・・・でも、大体の言葉は、解って来た・・・

例えば・・・久しぶりに逢った親戚なんかで取り交わす挨拶が・・・「イランカラ
テ」
「今日は!」言う意味だとアイヌ語豆辞典なんかに出ている

これを分解してみると・・・i(私を)ram(心)ka(の上に)rapte(落として下さい)
なんと味のある言葉なんでしょうネ
意味はお懐かしいです・・・と極、親密な人達の挨拶なんですネ

金田一博士にしてみれば・・・アイヌは皆兄弟と親しんだので自然に出た言葉だと思う
そうすると初対面の人でも・・・心が落ち着いて・・・素直に成るんだと思う

日本語にもそう言った言葉ってあると思うので・・・
そう言った美しい言葉を探すのも楽しいかも知れませんネ

アイヌは、エト
ク=先・・・一番出ている処を重要視している・・・
一番嫌いな処は、隠すこと・・・嘘を突くこと・・・矛盾していること
狡猾さを戒めている点・・・だからチャランケがあると思う

その人格が・・・目元とその周辺に顕れることを詳細に表現しているのが・・・ユーカラ
言葉ってその人の頭の状態を映していると思うと・・・面白いもの
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それにしても・・・毎日の暑さは???
9月だと言うのに朝からかき氷を食べたのは初めてかも?(*^_^*)
 


10/09/01 (水)  今月の目標


虎杖丸の曲の注釈を漏れなく書き写して・・・編集まで完了させることと・・・
その上で未訳の筆録データを見せて頂けるか打診してみること

ワカルパ翁が命を賭して残したもの・・・これを世に出さないといけない気がする
金田一博士が筆録した時点でアイヌにも解らない事が含まれているユーカラ
未訳の中にヒントが含まれている予感もする

ユーカラは、決して楽しむために発生したものでないこと・・・解るのでは?
アイヌ文化が甦り・・・悠久に語り継がれるべきユーカラ

アイヌの三大美徳は、容姿のシレト
ク=Shir etok=姿の先
勇気・勇者のラメト
ク=Ram etok=心の先
雄弁のパエト
ク=Pa etok=口の先

特に言葉の表現は、ユーカラに使われているアト
テイタク=美しく言う言葉
金田一秀穂博士は、言葉の役割は
イメージを鮮明にする道具だと仰っている・・・
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辞典を編纂するのは大変なことですが・・・
インターネットのサーバを使えば・・・本文と注釈が一発で分るんです。
そのデータベースを作るだけなんです
結局、私の場合は、それに気が付かずに始めた現代語訳・・・
気が付いたのは辞典を始めてから・・・(*^_^*)

これを本にしたり紙に書いていたら・・・何年も掛かってしまう
欲しい情報のみ抽出してくれるので・・・これは画期的だと思っている
パソコンは何が出来るのか?・・・これが基本です