イランカラプテ( Irankarapte)について 
 
イランカラプテを現在、『 こんにちは 』として紹介されておりますが、本来は以下のよう・・・
笑って気軽に云える言葉ではないことにお気づきでしょう。

utek rui rui 両手 手を擦り合う
isampe chishkara raipe chishkara ewekarakara

uchishkari 頭を交叉してして双方泣く
死んだ時も 暫くで合った時にも
irankarapte yaikoirushkare ! 』と云う
我に挨拶させて
お互い何処までも
あちこちあるの
いて
見た上で
只ひたすら
お互い見て
どこまでも
して
祖の風習
挨拶
安心した
 irankarapte
utashpa pakno
aeutukari
ki rok ahi
unukara kata
heruku wanno
aeunukara wa
utashpa pakno
an rok ahi
shinrit puri
uerankarap
shirapipi na
  yaikoirushkare 
wenpe pirikap
enu tomom
tane unukara
ayepeunan
iwanke tumam
ne wane yakun
ukewehomsu
aye kane koro
ne akusu
aewekatu
kukon nishpa !
恐縮致します(主人が先)
悪い事 良い事
それ聞いて
今お互い見て
云うこと無く
元気な体
それであるなら
お互いの健康の祈り
我言うのは
であるから
お互いして
我がニシパよ
(uweneusara an kusune na の意味)
  『 こっちにも色々気の毒のような事心配な事あちこちにあるの聞いてたけれど
今に成ってそんな事云うもしない皆、こーしてまめで見る時には
祖風だから・・・辞を述べるのだ ! 』

コタンカラした時 pon chikisani kamui 一番先の aranke kamui だから 
鍋沢ユキのOkikurumi attush を読むと分かる。
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「あなたの心にそっとふれさせていただきます」と云うのは、萱野茂氏が言い出したことで
萱野氏は、Iramkarapte と云う心に関する文字が含まれているとして導きだしたもの

irankarapte yaikoirushkare と二言で云う挨拶の言葉で、この意味をずっと考えていたが
国作りの神が大地を作って、一番最初に天から降ろされたのはチキサニ媛(ハルニレ)
アイヌは火の神に対してこよなく身近に感じて尊重する・・・ハルニレは火が点きやすく
アイヌラックルの渾名が国焼きと云われるのも、魔神を退治するのに野原を焼き払ったから
それで魔を払う火の元が一番先に天から降ろされたので・・・
私たちの為に降ろされて怒ってやって下さい(ご免なさい)と最初のアイヌが唱えたので・・・
rankarap と云う言葉が挨拶と云う意味になったのではないか? (*^_^*)
決してiramkarapte ではない !!