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Diary / What's New

 9/1 [1]  道程
夏も終わりを迎え、私が学生という身分でいられるのも、僅かあと半年となりました。

思えば私も23歳。 もう既に社会の一員として働いているのが当たり前の歳なのかもしれません。 しかし、私はまだまだ能力的にも人間的にも未熟者で、正直、社会人としての責任を背負いながら、 確り大地に根を張り、荒波に流されず立ち堪える事など出来るのか、不安で堪りません。

振り返れば、小・中学生の頃に思い描いていた”23歳男性”像は、 「思慮分別のある、頼り甲斐ばっちりの大人」といったものでした。 しかし、実際に23歳になって気付くのは、幻像と現実の間に横たわるフォッサマグナの存在。 そして、23年間 歩んできた獣道を振り返り 眺めながら、 道中で採取した果実を手に取り、その量の少なさ、質の低さに、 「もう一度、あのスタート地点に戻りたい」と思いを馳せる日々を過ごしている訳です。

しかし、手に入れた果実はゼロでは無かった。
量は少なく、質も低いが、決してゼロでは無かったのです。
そして、私の前には、まだまだ広大な大地が待ち受けている。
23年間で得たものが少なかったから、私の人生はもう駄目?
そんなことは無い! 振り返らず前を向いて歩こう!
今はまだ、人生という獣道の1/3地点。まだ50年もの猶予があるのだから…
50年も。
50年も?
まだ残り50年もあるの?
なっげー。人生なっげー。いくらなんでも長すぎだべ。
あー、めんどくせー。
あと50年も生きていかなきゃならんなんて、めんどくせー(ぐでー)。
プリンとか食ってる間に50年くらいパッと経っちゃったりしないもんかね?
 9/1 [2]  悦楽
自己陶酔文を書くのって、結構気持ち良いですね。
「止まない雨など無いのだ!」なんて言ってみたり。
 9/3  寂しい日々
ビデオ屋でAV2本(\270 x2)とアニメ1本(\200)を借りたら、レンタル料が\777になりました。 わーい!今日は何かいい事がありそうだー(泣きながら)。
 9/4  マジで!?などと言っては敵の思う壷
近所に「スナック 本気マジ」という店がある。思考の誘導が上手だと思う。
 9/5 [1]  
首にできた虫刺されを掻き毟っていたら、斑点状の傷になってしまいました。
まるでキスマークのよう。
「何それ? キスマーク? ヒューヒュー」とか言われたらどうしよう。
頬を赤らめらがら、「セクハラー!」とか叫ぶか。
 9/5 [2]  
何の指摘もありませんでした。
ちょっと寂しかったので、自分から言ってみました。
「あっそ」って感じの反応でした。
何だよ! もっと構えよ! えーん。
 9/6  女帝
首の虫刺され傷が進化して、人の顔のような模様になりました。
チュミミーンとか鳴き出しそうな勢い。
 9/10 [1]  ジュゴン
今日は、アザラシに顔がそっくりの女性(体型も少し似てた)を発見しました。

彼女の前世は、間違いなくアザラシでしょう。 いや、もしかしたら、あれは本物のアザラシが変身した姿だったのかもしれません。

おそらく彼女は北海道生まれ。北の海で、仲間と共に悠々自適の人生を送っていたのでしょう。

そこへやって来た遊覧船。夏の北海道は人気の観光スポット。 様々な客が、彼女たちを眺めて歓声を上げる。

その時、何かが海に落ちる音が。客が一人、船から転落した! 騒然となる船上。 「あいつ、カナヅチなんです!」 彼の友達が叫ぶ。 しかし、何故か船には常備されているべき浮き輪も救命胴衣も無かった。 旅費をケチって、格安ツアーにしたのがいけなかったのか? 自問している間にも、彼は海水を飲み、力を失っていく。

そんな船の異常にタマミ(アザラシ)も気付く。人間が溺れている!助けなければ! タマミは溺れる人間に近づき、その姿を眺めた。刹那、タマミの体に高圧電流の様な衝撃が走った。

なんて美しい人間なのだろう。 その姿は、銀色に輝くニシンの群れよりも華麗で、流氷の下で羽ばたくクリオネよりも可愛らしい。 その肌は海にたゆたうスルメイカよりも白く透きとおっており、 その体のラインは 海底にひっそり佇むホタテガイよりも美しい流線を描いていた。
タマミの心臓ははち切れんばかりに鼓動していた。 オホーツク一の美男子・ジュンイチ(こいつもアザラシ)に肩を抱かれた時だって、 こんなにドキドキしなかったのに。

美しい人間を背負い、船まで泳ぎ着くタマミ。どうやら彼も一命を取り留めたらしい。 「よかったな、サトシ!」 そうか、彼はサトシという名前なのか。 「あのアザラシがお前を助けてくれたんだぞ」 タマミを指差して、彼の友達は言った。 「本当かい? ありがとう、アザラシちゃん」 サトシはタマミに笑いかけた。

サトシに出会ったあの日から半月。タマミの頭の中はまだ彼の事で占められていた。 彼の笑顔を思い出す度に、胸が締め付けられるように痛む。 もう一度、彼に会いたい。もう一度だけでいいから、一目だけでいいから、彼に会いたい。 だけど、彼は人間、私はアザラシ。それは適わぬ恋。頭では分かっている。 でもあなたに会いたくて堪らないの。

そしてタマミは サトシに会うため 旅に出る決心をする。だけど、彼の居場所が分からない。 分かっているのは、彼が日本人だという事だけ。
そこでタマミは考えた。日本で一番、人間の多い場所へ行こう。 そうすれば、彼に会える確率も高くなる。 彼自身に会えなくても、彼を知っている人には会えるかも知れない。 こうして、タマミは東京へ向かう。

道中には沢山の困難が待ち受けていた。漁師の網に引っかかった事もあった。 数日間 全く餌を獲れない事もあった。 寝ている間に海流に流されて、気が付いたら昨日の朝と同じ地点だったという事もあったっけ。
だけど彼女は諦めない。南に向かって泳ぐ、泳ぐ。その力は一体どこから溢れ出てくるのか。泳ぐ。

そしてタマミは とうとう東京湾まで辿り着く。 彼の待つ東京は目前だ(サトシが東京にいる保証など元々無かったのだが、タマミの中ではいつの間にか決定事項になっていた)。 しかし、ここで待っていても、きっと彼には会えないだろう。もっと内陸に入り込まなくては。
タマミは川を溯る。汚れた水を飲みながら。不味い魚を食べながら。彼に会う日を夢見て溯る。

ある日、川沿いで遊ぶ子供達が、タマミを見つけてこう叫んだ。 「アザラシだ!アザラシがいるよ!」 いつの間にか噂は広まり、彼女の姿は 全国のお茶の間に届けられるようになった。
ごった返す見物人。だけど その中にも サトシの姿は無かった。しかし、彼女は思った。 このままここに居続ければ、いつか彼も私に気が付くかも。そのうち会いに来てくれるかも、と。 そのためにはもっと人を集めないと。もっと話題にならないと。 タマミは見物人に精一杯の愛嬌を振りまく。

しかし彼は現れない。川を変えてみたり、弱っている振りをしてみたり、 話題になりそうな事をいくらしても、彼は一度も現れなかった。 やっぱり、人間とアザラシの間に愛など生まれえないの? だから神様も、二人をもう一度 引き会わせたりはしてくれないの?

そんな最中、タマミはある噂を耳にする。海の底に住む魔法使いの存在。 魔法使いの持つ薬の存在。人間になれる薬の存在。
タマミは直ぐさま、魔法使いに会いに行った。人間になれる薬を分けて下さい! そのためなら何でもします!人間に、私は人間になりたいんです!

魔法使いは意外にも快く薬を分けてくれた。 しかし、その薬はそれ程都合のよい薬ではなかった。 数ヶ月以内に想い人と相思相愛にならなければ、海の泡になってしまう。それが薬の副作用だった。
しかしタマミは 迷わずその薬を飲んだ。彼との未来を夢見て。
薬を全部飲み干すと、喉が急激に痛み出した。それから暫くして、タマミは意識を失った。

どれ位の時間が経ったのだろうか。タマミは目を覚ました。 彼女がまず目にしたのは、5本の指。ヒレではない、紛れもなく人間の手だ。 そして2本の足。紛れもなく人間の足。水面に顔を映す。人間の顔。 ちょっとアザラシの匂いは残っているが、間違いなく人間の顔だ。 やった!本当に人間になれたんだ。彼女は小躍りしながら内陸に向かって歩き出した。 彼に、サトシという名の彼に会うために…


今日発見した女性は、そういう経歴のアザラシだったのです(決定事項)。
 9/10 [2]  確信
●上の女性の発言

  「ワタシ、川魚って苦手ー」
  !!  やっぱり!
 9/12  帷子川に再出現
あんな日記(9/10)をアップした矢先に… 空気読め!
 9/13  ぼくの合宿
研究室のゼミ合宿に行ってきました。
研究発表している後輩の目の前で寝てみたり、先生の悪口で先輩と親睦を深めたり、 その先輩の敷いた布団を奪って寝たりしました。
こうして私は自分の居場所ホーリーランドを失っていくのだと思います。 ワンツーワンツー。
 9/14  
サイト名を変えました。
新しいサイト名は「ヤング13階段」です。不吉な。
 9/15 [1]  外交
「NOと言える日本人になろう!」
「嫌です」
 9/15 [2]  There are No Men
「なあ、お前も武力行使が必要だと思うだろ?」
能面 「NO!」
「ご、ごめんなさい」
 9/17  リコーダー
風邪をひいてしまいました。喉がイガイガして不快です。
喉から気管だけ取り出して、縦笛掃除用の棒&ガーゼでガシガシ洗ってやりたいくらい不快。

つーか、本当にそういう気管掃除用の棒&ガーゼみたいなものを、 どっかの発明家が開発したりしてくれないもんかね?
そんな発明家がいたら、「利口だー!」と誉めてあげたいなぁ。

くだらない駄洒落を言ってしまったのは、熱に浮かされたせいだと思いたい。
 9/19  ウィルス心中
相変わらず喉がイガイガしています。
くそっ、ウィルスどもめ。何が楽しくて私を苦しめる。

そもそも、お前らウィルスや細菌どもは、何が楽しくて生きてるんだ?
どうせ繁殖することくらいしか、生きる目的なんぞ無いんだろうに。
まあ、突き詰めれば 人間を含めた地球上の生物の生きる目的だって 繁殖に尽きると言ってしまえるのかもしれないよ。 だけど、多くの生物は お前らと違って 雄と雌の2体で繁殖活動を行うんだよ。 決して”独りで細胞分裂して目的達成”などというものではない。そこがお前らと俺らの決定的な違いな。
あ、もしかして今、「1体で目的を達成できるなら、その方が楽でいいじゃん」とか思わなかった? そこら辺がお前らの甘いところな。
2人で行う繁殖活動ってのは、すっげー気持ちが良いものなんだよ。場合によっては 身を滅ぼしてまで欲する程にね。
あ、この”気持ちが良い”ってのは、一次的・肉体的な快楽の事だけを言っているんじゃないぞ。 2人で行う繁殖活動は、精神的にも非常に気持ちが良いものなんだ。 所謂、”恋”とか”愛”とか言われるものだな(まあ、これは繁殖活動前後の期間を含むものだけど)。
ま、お前らに いくら口で説明しても、恋や愛の良さは分かって貰えないとは思うけど、 でも、これだけは言っておくよ。
「恋や愛の起こる見込みの無い一生なんて 生きる価値ゼロだね!」

……あれ? なんだか私も、急に 生きるのをやめたくなってきたぞ?(喉にカッターを当てながら)
 9/20  ビイム発射口
めっきり涼しくなってきたので油断していたら、眉間を蚊に刺されました。
よりにもよってこんな場所を… 蚊は本当に 忌むイム べき存在だと思います。
だけど、眉間に赤いポッチがあると、まるで 仏 さまのようにも見えますね。
 9/21  イヴ正史
2001/12/24 [2] の日記の訂正

  誤) Y (八墓村)
  正) Y (犬神家の一族)
 9/22  その他にも雪見だいふくとかいちごマシュマロとか食った
2日かけてゆっくり楽しもうと思っていたチロルバラエティパックを、わずか2時間で食い尽くしました(もちろん1人で)。 よっ!未来の大糖尿候補!
 9/23  愛のアクセス貧乏脱出Die作戦
愛の貧乏脱出大作戦」を見ていたら、 「赤字店舗 with 貧乏出演者」と「ヤング13階段 feat. 割烹」の間に幾つもの共通項がある事に気付きました。

貧乏出演者&赤字店舗割烹&ヤング13階段
●客が少ないので売り上げが少ない
●料理の腕が悪い
●自慢の一品がない
●客が入りづらい店構え
●覇気がない
●接客が苦手
●不細工率が高い
●借金で首が回らない
●伏目がち
●ネガティブ
●2人の子もち
●注意されて逆ギレ
●客が少ないのでアクセスが少ない
●文章の腕が悪い
●自慢のコンテンツがない
●客が入りづらいサイト名
●覇気もやる気もない
●接客しようとしない
●不細工100%
●寝違えて首が回らない
●白目がち(三白眼)
●姉がデブ
●昼飯がぼたもち(彼岸だから)
●脱糞して紙ギレ

とまぁ、ざっと挙げただけでも12個もの共通項があるわけで、つまりこれは、 現状を変えるためには サイトの達人(つまり大手サイト管理人様)の助けが必須だという事。
というわけで、「我こそはウェブ界のみのもんただ」という人は私を助けて下さーい(他力本願)。
 9/25  硬軟
今日も今日とてアルバイト。マシュマロ食いつつ、キーを打つ。
カタカタ(タイプ)、もふもふ(摂食)。ゴキゴキ(肩凝り)、ぶくぶく(肥満)。
 9/26 [1]  モダンチョキチョキズの美学
うたばんに出演していた松浦亜弥を見て思ったことを検索してみたら、 こんなにヒットしました(9/26現在 146+ 23+ 11+ 2+ 1+ 1+ 1 = 185件)。
 9/26 [2]  欽ちゃん劇団の美学
こっちの方が圧倒的に多かった(9/26現在 874+ 217+ 12+ 9 = 1112件)。
この差は何だ? 知名度の差か?
 9/26 [3]  姫!
自ら公言してるし
 9/27  違い
ノ 一
 9/28  合流
ナ ナ
 9/29  書き順
右 左
 9/30 [1]  日記が適当な理由
近ごろ、忙しくて右往左往しております。
 9/30 [2]  咆哮
先輩から「10月末の学会(in石川県)で発表しろ」との命令が下されました。
唯でさえクソ忙しいのに、さらに負荷を加えるなんて、何たる酷い仕打ち。
こりゃ間違いなく、合宿で布団を奪い取ったことを根に持っての犯行だね。
チクショー! ウォー!サォー!