ヴェドゴニア

モーラ (とらのあな, 1/8 scale)
健康的な肌色になってしまいました…(31kb)

購入日2001-10-xx, 完成日 2002-02-28

8kb はじめに

 原型製作は川崎さんです。 瑠璃子さんと同じく、フィギュアにただよう空気感が抜群です。

 黒服や金髪(ブロンド?)をいかにそれらしく塗装するか、悩みました(結局、頭は一回ドボンしています)。 黒系はf117で失敗した思い出があって、苦手です。 スキルアップにもちょうど良いかもしれなかったのですが、克服できませんでした…。

8kb 塗装について

 塗料のレシピはキットに同封の説明書に従います。 ただし、黒服や肌色、髪の毛にはフラットベースを足しています。 今までは塗装終了後につや消しを吹いていたのですが、色合いの調整が難しいので、フラットベースをあらかじめ入れることにしました。

 キットの説明書ではクリアカラーを効果的にとりいれています。 たしかに「明度」と「にじみ」が美しく得られるのですが、クリア系(染料系)はリタッチが難しく、マスキングのミスは即ドボンにつながります。 マスキングは慎重に行います。

 では、白サフを吹いて、十分乾かしたところからはじめます。 靴下・襟には陰影を考えて白+クリアパープルの混色した塗料を吹き付けます。 完全な白は余り残さないほうが良いそうです(積和は残して残してしまいました…)。 乾いたら、白をもう一度吹き付けます。 クリアカラーを使っているので、よっぽど厚塗りしない限りは下のクリアパープルが滲んできて、馴染みます。

 いつものことながら肌色からはじめます。 2年近く前に作ったクリア肌色がまだありますので、それを使います。最初はafv系の塗り方(白→赤→茶色→濃い肌色→肌色→薄い肌色の順で塗り、ブレンディングしていく)も考えたのですが(ponyaさんがこの塗り方で美しく仕上げてらっしゃいます)、積和はうまくいったためしがないです(泣。
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 髪の毛はクリアイエローを使うので、肌色が透けてしまいます。 面倒でも髪の部分はマスキングします。 ちなみに、使っているマスキングゾルはハンブロール製です。塗布には爪楊枝を使っています。
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 ブロンド(?)としては、この状態では色が濃いので、ハイライトの方向から薄く溶いた(クリアを足した)つや消しの白を吹き付けます。 また、肌色が濃いので、顔にもつや消しの白を吹き付けます。

 次に分割されたスカート部の塗装です。 まず、靴下・肌をマスキングして内側を塗り、接着します。 ここではゼリー状の瞬着を使いました。 硬化促進スプレーで固まらせて、やすりがけして接着部を整えます。
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 続いて黒服を塗装します。 説明書にしたがって、全体を黒+クリアブルーで軽めに塗装後、黒+クリアパープルを吹き付けます。 影になる部分は特に濃くなるようにします。 1/35くらいのスケールだと、エッジはかなり明るくしないとダルい印象を与えますが、1/8くらいでは全体を黒一色で塗ったとしても、自然光でも十分に立体感がでます。 そのため、どの程度のグラデーションをつけるかは難しいです。
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ちなみに、積和は塗りあがってみたらほとんど黒一色になってしまいました…。 これって徒労

 最後に瞳の塗装となります。 積和はヘタクソなので、上手な方の塗り方を参照してください…。
筆ムラだらけ〜(4kb)
それだけではナニなので、簡単に紹介しますと、睫毛瞳の輪郭の順で塗ります。 すべてエナメル塗料を使っています。 最後にハイライトを書き入れて仕上がりです。

9kb うんちく

 原型製作は川崎さんです。 造形の雰囲気に合ったシックなベースを…と考えたのですが、積和にはセンスがなくてできませんでした。 とほほ。
 イエローサブマリーンで購入した円柱のベースを使用しています。

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…という表記で正しいのでしょうか?

(c)SEKIWA., from 2002-02-28