〜 夜想曲 〜


 赤川次郎原作サウンドノベル第2弾。どうしても落とせない単位と引き換えに夏休み中のアルバイトを引き受けることになった主人公。恋人を連れて向かったバイト先は、人里離れた森の奥深くに建つ洋館。そこは「死」に関する本ばかりが集められた「野々宮図書館」と呼ばれる場所だった……。
 書庫整理のアルバイトを泊まり込みでこなしながら本にまつわる様々な事件に関わっていく主人公たちの、全三章+αからなる物語です。館で過ごしながらといってもそこに籠りきりというわけではなく、いろいろな場所に足を運んでたくさんの人物と会い、そして時には命に係わるような危険な場面を潜り抜けながら真相を解き明かしていくことになります。
 各章にそれぞれ複数のエンディングが存在し、一つ見るごとに本棚の本が一冊ずつ増えていきます。その章のエンディングがすべて見られれば一つの段が埋まり、三段すべてを埋めることで更なる未知の物語に進むことも可能です。また、物語の中で会った人物は「登場人物表」に順次記録されていきますので、それを埋めていくのもプレイの楽しみとなるでしょう。
 「本」と「死」にまつわる様々な事件の実体と、その裏に隠された真相を、あなたはすべて知ることが出来るでしょうか……?



プレイ記−夜想曲徒然日記




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