〜登場人物紹介〜


綾川恵美(9606号室) 浅香愛(9609号室)
 主人公。サイコセラピスト。
 いつも白衣を着ていそうなイメージ。仕事に対するプロ意識が非常に高く、どんな時も冷静に状況を判断し、行動する力がある。しかし女性的な優しさも持ち合わせており、岡留が「あんたは自覚のない超能力者だ」と言うのもうなずける。
 アイドル。
 名前のモデルは、ちょっと古いですが「浅香唯」あたりでしょうか? 傍若無人なアイドルかと思いきや(『ニューロコンピュータ』のシナリオ参照)、実際はどこにでもいるおねーちゃんです。酒盛りもするし。
大澤晃彦(9607号室) 尾崎徹(9603号室)
 映画監督。
 おそらく「黒澤明」と「大林宣彦」を合体させたネーミングなのでしょう。カタギの人間っぽくない雰囲気を漂わせてます。浅香愛への情の深さはひとかたならぬものがありますが、関係が関係だけに十分納得できます。
 シナリオライター。
 爽やかそうな印象の青年。空手の心得もあるらしい。これで職がシナリオライターというのはちょっと不思議かも。どんなシナリオを書いているのかと思ったら、どうやら特撮ものらしい。しかしかなり内容が……ごほごほ。
加藤公平(9604号室) 加藤奈美子(9604号室)
 オペレーター。
 技術主任ということもあってか、非常に職務熱心で生真面目な男。奥さん思いな一面もあり。ただし一旦キレると、どこで入手したのか拳銃をぶっ放したり血管切れたり自爆したり(!)するくらい暴れる。質問攻めは控えよう。
 公平の妻。
 クッキーを焼くのが得意らしい。このゲームの中では唯一の“普通の人”。こんなにまともな人があのような「奇人さんいらっしゃい」的実験の場に放り込まれた時点で既にかわいそうなくらい。頑張れ負けるな、加藤奈美子!
黒沼慎太郎(9602号室) 武藤ゆかり(9601号室)
 政治家。
 名前は某石原氏からとったのだろうか。まあそれはともかく、肩書きが政治家って時点でもう憎まれ役確定という感じ。口先だけで自分は何もしようとしないし。ミルちゃん曰く「うすらトド」。言い得て妙である。
 女優。
 「やな女」。この人の性格を表現するにはこれだけで十分というくらい、いついかなる時もやな女。この人が死んでも、正直悲しくない。それくらいやな女。死に方は相当エグい。でもやな女。大澤への愛情が唯一の救いか?
結城ミル(9608号室) ラグーン岡留(9605号室)
 AV女優。
 職業を聞いただけでインパクト絶大。性格はかなりの天然のようで、愛すべきおバカさんとでも言うべきか。でもニューロコンピュータ編の終盤で尾崎を諭す時のセリフはすごくいい。このゲームでナンバー1の名ゼリフでは?
 自称超能力者。
 存在も外見も行動もすべてが胡散臭い。この人だけでも画面上で姿を見てみたいくらいである。しかし今どき、いくら職業超能力者とはいえスプーン曲げだけで飯が食えるのだろうか? 感心していたのはミルちゃんだけだったような……。




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