ロテンガーデン

住所〒194-0211 東京都町田市相原町358
電話042-774-2681
営業時間10:00 - 24:00(無休)
交通 ●車:国道16号の旧道を八王子方面に進み左側
●電車:?
設備 ●浴室(洋風、和風各1):かぶり湯、全身・部分浴、気泡浴、ジェットバス、寝湯、サウナ、塩のサウナ、水風呂、露天風呂(全身・部分浴、ハーブ湯、ジェットバス)
 上記は、洋風浴室内の構成。和風浴室も基本的には同じだが一部で異なる。
●休憩室
●軽食コーナー
駐車場約 250台
料金入館料(税込):大人1000円、小人500円
(料金にはロッカー利用料を含む。シャンプー、石鹸は備え付け。バスタオルはレンタル(200円)。フェイスタオルは販売。)
温泉概要 ●泉質:アルカリ性単純泉
●効能:神経痛、筋肉痛、慢性消化器病など
感想

(1999/10/31)
 98年10月にオープンしたばかりの新しい温泉施設。
 係員の誘導で駐車場に車を入れてから建物へ。1階はエレベーターの入口のみ、受付ロビーは2階にある。利用手順は、(a)入口右側にある靴ロッカーに靴を入れる、(b)自動販売機で入場チケットを購入。(c)フロントで靴ロッカーキーを預け、入場チケットと引き替えにロッカーキーを受け取る、(d)男女別に分かれ脱衣場へいくというもの。

 ここは浴室内装が洋風と和風に分かれており、男湯と女湯が日替わりになっている。この日は洋風タイプが男湯(奇数日が要=男、和=女。偶数日は逆らしい)。脱衣場は清潔。ロッカーも縦一段で使いやすい。浴室は、内風呂として縦長の大きな浴槽が二つあり、一方は全身・部分浴用、もう一つは端から寝湯、ジャグジー、ジェットバスの各部分に分かれている。寝湯スペースは二人分。ジャグジースペースもあまり大きくなく一度に一人ないしは二人しか使えない。もう少しジャグジースペースが広くてもよい。
 サウナは二種類。メインのサウナは電熱式でスチーム式に比べるとやや温度は低い。もう一つ「塩のサウナ」というのがある。塩がサウナの中においてあり、これで身体の要所をマッサージするのがよいとのこと。よくわからないが、塩はおそらく普通の塩。結構身体がひりひりする。こちらのサウナはさらに温度が低い。この日は日曜日の夜ということもあり、行楽帰りの人間が多いせいか全体にかなりこんでおり、特にサウナはどちらも常時満員状態。

 露店風呂はかなり広いスペースをとっている。メインの浴槽は内風呂の大浴槽とほぼ同程度の広さがある。また、大浴槽以外にも方形のハーブ浴槽(これは温泉ではない)、円形のジェットバス(これは温泉)が配置されている。ロテンガーデンは関東最大級の露店風呂をうたっており、おそらく面積的にはそのとおりであろう。ただ、周囲は目隠しフェンスでおおわれているため、広々とした開放感があるというわけにはいかない。もちろんこれは、都市部のビルの中に露店風呂をしつらえているこの種の施設の限界であり、やむを得ないものであろう。
(開放感という点では、露店風呂ではなくプールという形ではあるが、庭園をうまく利用している「瀬田温泉−山河の湯−」は都会の温泉施設の中では比較優位があると思う)

 温泉の湯は東京の温泉がどこもそうであるように茶褐色のアルカリ単純泉。

 この施設の魅力はなんといってもその価格設定。都内・近郊の2000円クラスのクアハウスに十分匹敵する内容の温泉が1000円で楽しめるのは魅力。価格を抑えている分、タオル、部屋着、その他アメニティグッズは準備されていないが、これらは自分で持っていけば足りる。最近東京近郊はこの種の温泉施設の競争が激しいが、低価格・実質重視の戦略はかなりのリピーターを獲得できるのではないか。私も「和風」を試しにもう一度いってみようと思う。


◆[日帰り温泉いろいろ Top]
◆[Home]
◇ご意見、ご感想は、scorn@mth.biglobe.ne.jpまで。