紅葉の雨飾山を登る

menu                                        2000年10月15日撮影


深田久弥の「日本百名山」で有名な雨飾山に登る。

雨飾山の登山口にある駐車場に車を置き、しばらく行くと急な登り道になる。
ブナの樹林帯をひたすら登る。 ブナの黄色、楓の紅に染まった葉が目を楽しませてくれる。

急な登りから水平になり少し下ると、いきなり視界が開け雨飾山の岩壁が現れる。
美しい紅葉を眺めながらしばらく下ると、荒菅沢に出る。
行程のほぼ中間に近く、絶好の休憩地点となっている。 紅葉だけを眺めるのであれば
ここまででも十分に満足出来るかもしれない。

荒菅沢を後に、再び樹林帯の登りになる。 紅葉と岩壁のコントラストを楽しみながら登る。
樹林帯からナナカマドなどの潅木帯になる頃東側には噴煙を上げる焼山が現れる。
細い尾根道を登り上げると、笹平と呼ばれる笹の原に出る。 山頂は目の前である。
山頂直下の岩場の道は、混雑時には行列が出来てしまうほどだ。

山頂からは白馬を初め北アルプスの山並みが一望になるのだが……

西面からの雨飾山 こちら側も険しい岩壁に守られるかのように聳え立っている。