南アルプス深南部 池口岳(2392m)

 MENU                                     2003年 11月27日撮影

 南アルプス南部の光岳(てかりだけ)よりさらに南ある、いわゆる南アルプス深南部の池口岳に登った。
10月に登った中央アルプス恵那山から望む南アルプスの正面に聳える双耳峰が気になっていた。
夜中に星のまたたく登山口に着き早朝出発、日帰りのかなりハードな登山となった。
 日が短い季節、長い行程を考えると北峰往復がぎりぎりの予定だったが、何とか南峰まで足を伸ばす
ことができた。 夕暮れに登山口に降り立ち、しばらくすると夕闇があたりを覆った。
 池口岳の長野県からの登山口、南信濃村は古くは遠山郷と呼ばれ
今は国需要無形文化財の霜月(12月)祭りで有名である。

「黒薙」 から池口岳を望む(左、北峰、右、南峰) 朝もやの中を登り始める 長い造林帯の登りが続く
笹原が現われてくると黒薙ガラ場も近い  
黒薙から朝日を浴びる池口岳 黒薙からは中央アルプスも望める
   
遠山谷を埋める雲海 苔むした倒木が横たわる、南ア深南部の趣き
  雪を被った聖岳
  2ヶ所あるロープも心配は無い
  山頂手前から加加森山と光岳
  池口岳山頂、
 

深田久弥の日本百名山で有名な光岳(てかりだけ)

山頂直下にある2つの大きな石灰岩の岩頭が

光り輝いて見えるため、てかりだけと名づけられた。

池口岳山頂付近からの光岳   
南峰と北峰の鞍部からの北峰