ユッスー・ンドゥール・ライブ2006


◆<東京の夏>音楽祭2006
 ユッスー・ンドゥール with スーパー・エトワール・ドゥ・ダカール
  ※演奏
   ママドゥ・ンバイ (El-Gt) 
   パパ・オマール・ンゴム (El-Gt) 
   ハビブ・フェイ (Bass) 
   アブドゥレイ・ロー (Dr) 
   ババカル・フェイ (Perc,Vocal) 
   アサン・チャム (Talking Drum) 
   イブラヒマ・シセ (Key) 
   ジバ・ディアンケ (Vocal) 
   ムッサ・ソンコ (Dance) 

※コメント
 セネガルの産んだスーパースター,ユッスー・ンドゥールの最終公演に行って来ました。スーパー・エトワールを従えての来日は久しぶり。会場の人見記念講堂も久しぶりです。
 アフリカ系のお客さんも多く,1曲目からノリノリ(死語)。2曲目には1階は既に総立ち状態で踊りまくっています。前半はこの様なお祭り騒ぎ。
 途中,ステージからユッスーが消えてパーカッション隊による打楽器合戦とギターの独奏を挟み,白い衣装を羽織ってユッスー登場した後半はややしっとりとした曲が並び,“アフリカ”の熱唱でいったん終了。
 アンコールは再びダンサブルな展開。懐かしいSETも演りました。二度目のアンコールまで約2時間,曲間がほとんどなく,次々と繰り出されるグルーヴを楽しんだライブでした。
 ユッスーは相変わらずかっこ良く,客席と掛け合いながら歌い踊り,声もよく通っていました。時折客席からお客さんがステージに乱入し,みなさん見事なダンスを見せてくれました。
 
 タイトルに相応しいお祭り的なライブ・パフォーマンスで楽しいライブでした。ユッスーの歌はとてもポジティブでピースフル。演奏はとてもハッピー。これぞ音楽。最高です(^^;
 ただ,演奏面では以前と比べて複雑な超絶ポリリズムは感じられず,少し単調に思えました。また,ボンゴだかジャンベだかの低音がビビッてて,会場のせいもあるんだろうけど,音響的にはイマイチでした。
 前半で盛り上がり過ぎたせいか,アンコールの演奏はちょっと準備不足だったのか,尻すぼみ気味だったかな。
 でもまぁいいや。ユッスーと一緒にあれだけ歌って踊れたんだから。