トミ藤山わがままコンサート
Part2
☆日時:2007年10月28日(日)
☆場所:草月ホール
☆出演:
トミ藤山(Co & El-Gt)
佐山雅弘(Pf & 編曲)・梅津和時(a-Sax)・木村昌哉(t-Sax)・渡辺隆雄(Tr)・田辺博信(El-Gt)・松本照夫(Dr)・大川俊司(Bass)
ゲスト:古澤良治郎(Dr)・廣木光一(Ac-Gt)・小川美潮(Vo &
Cho)・竹内宏美(Cho)
司会進行:田中美登里
☆コメント
女性カントリー・シンガーの草分け,大御所,トミ藤山さんのライブに行って来ました。
会場の草月ホールは4年ぶり。おりしもお花の展覧会をやっていて,華やかです。
たいへん豪華絢爛な出演者。二段になったステージには,左側から佐山さん,吹奏楽器隊,大川さん,右端に松本さん(見えなかったけど)。後方にコーラス隊員が控えます。
全体には二部構成,途中セットが入れ替わって盛りだくさんの内容でした。
コットン・フィールズ,ジャンバラヤなどお馴染みのナンバーからスタートし,フルバンドでスタンダードジャズのナンバーを。
前半の終盤には,トミさんのギターで弾き語り往年の“オリエンタル・カレーの曲を”。さらに美潮さんを招いて二人で“アルプスの少女ハイジ”のテーマをヨーデルで,続いて米国でヒットした“Lonely
Together”を歌いました。
後半はトミさんの歌とギターに古澤さんがドラムを合わせるという感じで,小唄を演りました。これが素晴らしかったです。こういうことを出来る人は少なくなってしまったかもしれません。
続いて廣木さんのギターでジャズ・ナンバーを。佐山さん,梅津さん,廣木さん,松本さんの演奏で数曲歌い,終盤は再びフルバンドで盛り上げました。
トミさんのことはあまり存じ上げていなかったのですが,パワフルで貫禄十分のボーカルとパフォーマンスは,たいへんな迫力でした。
約二時間半におよライブは,戦後の日本の音楽の歴史を感じる,たいへん内容の濃いコンサートでした。
お土産に,オリエンタル・カレーが観客全員に配られ,こちらも盛りだくさんでありました(^^;