久米大作・島唄

 


○タイトル     :久米大作 島唄 -island melody-(k-ongaku)
○場所&日時  :台場 Tribute to Love genaration,5月31日,19時30分〜
○出演者     :久米大作(ピアノ),松永孝義(エレクトリック・ベース,コントラバス),藤井珠緒(パーカッション,ドラムス,
            マリンバ),香取良彦(ビブラフォン),四家卯大(チェロ),スティーブ・サックス(サックス,フルート,ピッコロ)
            小川美潮(ボーカル)
○演奏曲(美潮さんがボーカルをとった曲のみをUPしました)
     1.南の花嫁さん(?)
     2.カタピラの花
     3.曇り空の日曜日 
     4.丸木船
     5.島の娘
○コメント
 ライブは2部構成となっていました。休憩を挟んで2時間半余りでした。
 ステージに向かって左に久米さん,スティーブさん(中央左より),四家さん(中央右),松永さん(右奥),香取さん,(右),
 藤井さん(中央奥)。
 私はこういうタイプの音楽はよく知らないのですが,ラウンジ・ミュージックの様な,軽いジャズの様な感じ。ニューエイジっていうの?
 四家さんの目の前で見ていたこともあって,チェロの音がとっても心地よかったです。
 後半,四家さんのいる付近に,天井から水滴が落ちてきましたが,大丈夫だったかな?
 弦楽2重奏+久米さん,マリンバ&ビブラフォン+久米さんのセットでも演奏されました。
 演奏者各々ソロの演奏もたっぷりととってありました。
 リラックスした緊張感って感じかな。うまく表現できませんけど。
 基本的にアコースティックな演奏で,楽器それぞれにはマイクが付いていますが,生音をよく響かせる様な雰囲気でした。
 美潮さんは二部の途中から登場しました。
 裾の長いワンピースを着て,ショールを羽織っております。
 最初ちょっと緊張気味の様な気がしましたが,どうだったのかな?
 ”南の花嫁さん”は,イントロのリフがひょこりひょうたん島の様な楽しいアレンジ。
 ”カタピラの花”を演るとは予想していませんでした。久米さんによる曲紹介で,スティーブさんに歌詞を説明して絶賛されたことを話していました。
 聴いたことがない曲が2曲。”曇り空の日曜日”は,美潮さん本人がとても気に入っているそうです。
 ”島の娘”は楽器が違っているだけで,チャクラのヴァージョンとフレーズは同じでした。
 だんだんボーカルが乗ってきたかな〜というところで,美潮さんのコーナーが終わってしまって,ファンとしてはもうちょっと聴きたかったな。
 お喋りの方では,小笠原の20周年記念(って何の記念なんだろう?)で招待されたけど,バンドをお休み中だったので,松永さんが行った話。
 戦時中に舟に乗ったブッシュ大統領のお父さんが小笠原で遭難し,二人だけ生き残って,一人は陸の方に泳いで殺されてしまったけど,お父さんは海の方に泳いで助けられた話。
 島の娘には歌詞が2つあって,最初のはボツになって二つ目のがレコードに採用された話。この日演奏されたのも2つ目のヴァージョンでした。
 全体的には,島唄といっても特定の島や地域に集中しているのではなく,”80分間世界一周”という曲タイトルと同様に,世界中の色々な島をイメージした感じでした。
 沖縄あり,キューバあり,小笠原あり,アイルランドあり,ってな感じでした。
 会場の雰囲気とマッチして,良い感じのコンサートでした。
 
 Sさん,Mさん,特等席を確保してもらって,ありがとうございます。
 なかなか言葉では表せないけど,本当にいつも感謝しています。