渋谷毅&小川美潮
○渋谷毅(piano)&小川美潮(vocal)
○日時:2002年12月21日(土)
○場所:荻窪グッドマン
○セットリスト (takさん提供)
01.?(ピアノソロ)
02.?(ピアノソロ)
03.?(ピアノソロ)
04.はじめて
05.花の答え
06.Dear Mr. Optimist
07.遠い夏
08.Four to Three
〜休憩〜
09.?(ピアノソロ)
10.?(ピアノソロ)
11.?(ピアノソロ)
12.?(ピアノソロ)
13.One note samba
14.As time goes by
15.窓
16.ケ・セラ・セラ(Xmas version)
17.おかしな午後
アンコール:It never entered to me(?)(新曲・途中迄)-アカペラ
内容:
おりしも大渋滞に巻き込まれ,成田から5時間もかかって会場に到着したのは20:30分。30分遅刻してしまいました。
小さいところだと聞いていたの,入れるかどうか不安でしたが,何とか入場出来て,おまけにすぐ目の前に大川俊司さんの姿がありました(^_^;)
グッドマンは喫茶店の様な感じのお店ですが,グランドピアノがあり,カウンター近くにはレコードやCDがびっしり。何となく,マスターの趣味のお店だな〜という雰囲気です。
演奏はすでに始まっていましたが,後で聞いたところによるとまだ2曲目だったとか。ラッキーでした。
二部構成になっていて,休憩時間と終了後にはチャクラの再発CDの即売が行われ,美潮さん直筆のサインがもらえるということで長蛇の列ができ?,さながらアイドル歌手のサイン会のような様相でした。
場所がらか,客層はいつもより(?)若い人が多かったようです。
渋谷さんがポロロンとジャズ・ピアノを軽やかに奏で,美潮さんがほとんどノーマイクに近い状態で唄ってくれました。独特の美しい歌声が,よりいっそう引き立っていました。
軽妙な美潮さんのお喋りを交え,次は何を演るかな〜と一曲ごとにユルイ作戦を練りながら,終始リラックスして,和やかに進みました。
歌詞間違えも歌芸の一つ(^_^;)。 渋谷さん,譜面を忘れたとかで,急遽美潮さんが持ってきた譜面を使っての演奏だったそうで,ちょっと怪しげな部分もあるプレイも,ご愛敬という感じ。
アドリブを交えてのクリスマス版”ケセラセラ”や,アンコールで公開リハーサルと銘打った製作途中の新曲をアカペラで披露したりと,本当に楽しいライブでした。
こういう場所で和やかな雰囲気の中,気軽に音楽を楽しめるスタイルというのは,実に贅沢なものと感じました。
CD一枚よりも安い価格で(\1800)素晴らしい歌と演奏が堪能できちゃうんんだから,小さな贅沢ですよね〜
さて,渋谷さんが曲間にビールを飲む時間に”なんか喋ってて”と催促されながら語りはじめたお喋りは,いつも以上に絶好調で,会場の笑いを誘っていました。
珍しく,「嫌いなもの」を紹介したんですが,テレビで少年が(必要以上に)悲しげな深刻な感じで唄ったりしていると,本当かな〜と思ってテレビを消しちゃったり,ラッパーの人のパフォーマンスで銃なんかを持って(好戦的な感じで)やるのはいかがなものか? ということをとりあげてました。同感です。
最近,美潮さんはカルメンマキさんと浅川マキさんのライブを見たそうです。特に浅川マキさんのことを語っていました。
そういえば私が中学生の頃,フォークのイベントに出向いたところ(たぶんはじめて自分の金で行ったライブだった),浅川さんが登場し,前の方の観客に数十人に鈴を渡して,演奏と同時に鳴らさせていました。怖かった記憶があります(笑)。
渋谷さんも,高田渡さんとライブがあった際に,荻窪界隈に昔あった総菜屋さんで,渡さんが大量に佃煮を購入した話などを披露されていました。
今気がついたところですけど,12月21日はやりませんでしたね〜 これだけが心残り。ちょっち残念!