仙波清彦 LIVE
○期日:2004年5月15日(土)
○場所:新宿ピットイン
○出演
仙波清彦スペシャルユニット
仙波清彦(Ds), 高橋香織(Vl), 梅津和時(Sax,クラリネット,
ピアニカ?),
吉森信(Kb, メロディオン?), かわいしのぶ(Bass, Vo-10-)
小川美潮(Vo,-08〜12,14-), 山田貴之(Per)
○曲目
第壱部
01.歌舞音曲
梅津和時さんの曲
02.Chat noir(黒猫)
梅津和時さんの曲
03.Sweet Sour Lady
久米大作さんの曲で,原題はSweat
Sour Lady-汗くさい女-だそうです(笑)
04.西荻ルムバ-A Person Like Me(私の様な人)-
梅津和時さんの曲
05.あなたの見たもの -羊の見た夢→私の見たもの→晩夏 と改名-
高橋香織さんの曲
06.梅肉エキス
高橋香織さんの曲
第弐部
07.Life in the Bowl of Soup
久米大作さんの曲
08.HASU KRIYA
福澤諸さんの曲
09.Old Devil Moon
10.さかさまのうた
かわいしのぶさんの曲
11.ウェイトレス
小川さん/仙波さんの曲
12.水
小川さんの曲
アンコール
13.2/61
14.彼は外人
小川さん/仙波さんの曲
※曲情報はyamさんより
※コメント
行ってきました。久々に仙波さんのライブ。3daysの最終日です。
珍しく道が空いていてちょい早めに着いたので,ピットインの向かいのラーメン屋で漬け麺を食べたら,ずっとジャズがかかっていました。サスガです(笑)
持参したチケットは整理番号26番だったんだけど,入場すると,大川さんが「こっちが空いているよ」と,前の方の席に案内してくれました。
というわけで,お隣で観戦。どうもありがとうございました。
二部構成のステージは,前半はインストもの,後半は歌モノ。ノッケからグイノリの演奏です。仙波さんは全曲ドラムスでした。
軽快なジャズ,ところどころラテン,さりげなく和楽,ほどよくお笑いをミックスした内容で,本当に楽しい演奏でした。
達人達の演奏が上手いの上手くないのとリポートしてしても仕方ありません。インストものはどの曲もわりかしおとなしめに始まり,終盤崩れていく感じでした(笑)
高橋さんの繊細なバイオリンと梅津さんのカラフルな吹き物,いつもは手堅いけどソロになると崩れる吉森さんのキーボードを,仙波さん,かわいさん,山田さんのリズム隊が強力に支えつつ,引っ張っていきます。
西荻ルンバは聞き覚えがあるんですけど,サビがタンゴになり,笑い声の様なサックスが挿入され,マイクオフで雄叫びが入る曲。いつもながら,梅津さんの演奏は強力です。ライブの終盤には梅津さんが客席に乱入して演奏し,盛り上げてくれました。
高橋さんはアコースティックとエレクトリックの二台のバイオリンを弾きました。梅津さんとユニゾンを奏でるシーンも聴かれました。ヴァイオリンを弾く女性というのは美しい方が多いと思うのは私だけでしょうか?
吉森さんはピアノ,シンセ,アコーディオン,メロディオン?と楽器を取り替えながら演奏。アコーディオンとメロディオンを同時に演奏するのは,はじめてみたかも。
トリコミでもおなじみのかわいさんのベース・プレーは初体験でした。上手いですね。美潮さんのライバルだ(^^;
かわいさん,自らの著作−回文堂(新潮文庫)−を客席に回覧して宣伝しつつ,タイアップ曲(さかさまのうた)を披露しました。これは楽しかった。本屋で見つけなくちゃ!
さて,美潮さんはハスクリアから登場。演奏者が変わると,いつもとは違う雰囲気でした。
Old Devil Moonは,美潮さんのライブで定番のナンバーですが,スケール・アップした感じ。
仙波さんによると美潮さんのジャズ&ボサノバは,「寄せて上げる感じ」だそうです。
そして自身の作詞曲−ウェイトレス−は,はじめて唄うそうです。仙波さんに「こんな曲を他人に歌わせていたんだよ」とからかわれていました。
水もほぼ10年ぶりに演奏される大作。この曲はパーカッションがいないと厳しいので,今日は急遽山田さんが参加してくれてホントに良かった。
アンコールでは個人的に待ってました!の「彼は外人」をやってくれました。手振りをつけての「OH!!!
ジョージ・オン・マイ・マイン」はサイコーでした。
さて,演奏後,美潮さんがaさんに貰ったと言ってテレホンカードを行商しました(笑)
すかさず私は,「人に金を借りてまで」購入しました!!!
※訂正
エーと,メロディオンは鈴木楽器の商品で,吹くところがコード状になってるのかな。
ピアニカはヤマハの商品で,鍵盤上部に直に吹口がついてるのかな。
ちと自信なし
(5/19)