【River Dance 2000Tokyo】


 日時:2000年11月24日
 場所:東京国際フォーラム
 感想:

  リバーダンスの東京公演を観てきた。
  いや〜 楽しかった,嬉しかった,生は格別だな〜,観て良かった,おしまい・・・ では芸がないので,何を書こうかな。
  演劇とかミュージカルには趣味がないので,あんまり観たことがないのだが,今回はやはり感動した。
  基本的にはビデオ版と同じ内容なのだが,キャストは当然異なっている。ビデオにも出ていたフラメンコのマリア・パペスさんは,東京と大阪の公演では出演しており,さすがに素晴らしかった。
  ステージが狭く感じる例のダンスは,見事に美しかった。席が1F最後列だったので,足元とか細かいところは見られなかったけど,全体を見通せるのは,それはそれで良かったと思う。脚フェチになりそう(笑)。
  リバー・ダンスと言えば,ケルト音楽が聴き所であり,ダンサーと掛け合いながらの演奏は,とても楽しかった。
  最後の方は演奏者も観客も全員が手拍子,総立ちとなり,ミュージカルってこういう風な雰囲気になるものなのかと,素人の私には新鮮だった。
  フィドルはモーリン・ファヒという人で,アイリーン・アイヴァースとはまた違った奏法の様に感じられ,なかなかステキだった。
  プログラムを見ると(2000円也),演奏者・出演者はいずれもたいへんな経歴を持っており,演奏者の方は私にも馴染みがあるポップ・フィールドのスーパースターと共演していて,気が付かないうちに耳にしていたようだ。
  アイリッシュ・ミュージックを聴いてて思うのだが,トラッドを演ってる人たちが,ポップ・フィールドの人たちと融合しているところに感心する。
  こういうことを日本でもやって欲しい。日本の伝統音楽は難しくて,仙波さん達の試みとかあるんだけど,まだまだ垣根があるみたいに感じる。
  若いミュージシャンはこういうの軽々と飛び越えてくれそうだけどね。
  1万円を超える料金は高いと思ったけど,日本でこの様な公演を観ることが出来るということは,とても贅沢をしたと思った。