長見順CD「超スローブルース」発売記念ライブ


●日時:2005年9月15日
●場所:高円寺ジロキチ
●出演:
  ◇長見順オーケストラ
   長見
‘マダム’順(vo,Gt)・吉森信(Pf,Acodion, Melodion)・高橋香織(Vln)・荻野淳(Tb)・丸山博文(Tb)
   大坪
寛彦(Bass)・仙波‘大老・パパさん’清彦(Perc)・岡地‘マダムキラー’曙裕(Dr)
  
◇パンチの効いたブルース
   長見
‘マダム’順(Vo,Gt)・かわい‘熟女’しのぶ(Bass,Vo)・Grace‘初老’(Dr, Vo)

※コメント:
  ちょっち怖いモノ見たさで,行ってきました(^^; インパクトありました。
  入場開始時にはお客さんあまり入っていなかったけど,演奏が始まる頃には立ち見もたくさん出て盛況でした。私事ですが,8月の[DIDGERIDOO Magic]の時に撮影した写真をお店の方を通じてジロマスに渡して頂きました。任務完了!。
  ステージは2.5部構成になっており,始めにオーケストラで,休憩を挟んでパンチブル,すぐにバンドが入れ替わってオーケストラに,終盤はパンチブルのメンバーも入ってきて,ドトーの演奏となりました。
  まずオーケストラの面々が現れて,演奏開始。マダムが貫禄たっぷりに登場し,客席に分け入ります。しばらく見渡した後,ステージに戻ってギターを抱え,スタート。
  演奏された曲目は,新作CDからの選曲が中心かな。バンドを指揮っているのは吉森さんかしら。先日のKAO's Sessionに続いて丁々発止の大活躍。仙波師匠の席には,おもちゃ箱というか家財道具箱というか,パーカッション類が多量に並べられ,一見テキトーに,実はナイスなタイミングで叩きはります。Rolandのパーカション・シンセ?も叩いてました。
  旦那さんの岡地さんのことをマダムはブルースマンと紹介していました。一見木訥とした感じですが,演奏は気合いが入ってました。スバラシィ!
  ブリッコTシャツ?を着た香織さんは,エレクトリック・ヴァイオリンで通しました。控えめながら,目立ってました。
  ベースの大坪さんは,カッコイイですね。このメンバーの中では特にその様に感じます(笑)
  トロンボーンのお二人は,クラシック畑とアース・ウインド&ファイターズというまったく別の世界から来たヒトビトの組み合わせでしたが,このバンドにとても馴染んでいて,欠かせない存在でした。
  マダムのギターをまじまじと見たのははじめて。まったくエフェクター類を使わないんですね。ピックも使わず,セミアコのギター一本で通しました。女性ブルース・ギタリストNo.1ということですが(他に知らないし,ギターの奏法なんかまったく知らないんだけど),フォークやロケンロールの様なストロークを使わずに,エッジを効かせたフレーズに徹底していて,気持ちが良いプレイでした。
  歌はギター以上の気合いを感じました。口,でかいし・・・
  パンチの効いたブルースはさらにインパクトありました。ドラムを壊さんかとばかり強烈に叩くGraceさんと,外見に似合わず太い音を出すかわいさん,ハードな演奏の中にそこはかとお笑いの要素(^^;
  最後は出演者総出で,大迫力の盛り上がり。エンディングは演奏を残したままマダムがステージから消えていくソウルな終わり方。
  あー,面白かった。
  そんなに怖くなかったよ(^^;