三橋美香子
☆日時:2007年12月7日(金)
☆場所:吉祥寺曼荼羅U
☆出演
三橋美香子(Vo)・清水一登(Key, Pf & Sax)・竹井誠(笛各種)・仙波清彦(Dr
& Perc)
☆コメント
2年半ぶりとなるみかぼんのライブ。満を持して行ってきました。
演奏陣は凄いメンバーです。バンド編制も滅多に見られない感じ。
まずは清水さんと竹井さんがステージに上がり,演奏がスタート。続いて客席後方から仙波さんがスティックであちこち叩きながら前方に移動し,ドラムキットに座りました。
みかぼんさんは,和服風の黒いワンピース?で登場しました。胸元が赤いのがオシャレでセクシーです(^^;
“遺伝子操作を受けた娘”,“二つの頭を持つ獣”,“遠くで誰か息絶えた”,“食虫花”,“懺悔”,“開かずの間”,“溺死”など,暗くておどろおどろしいキーワードを散りばめた歌詞。あまり表情を変えずにじっくりと歌います。
演奏は不思議とバランスが取れていて,ところどころアドリブを交えながら,キッチリと。和風プログレ・ジャズてな感じ? 清水さんの近くで見ていたんだけど,ピアノとシンセと交互に,あるいは同時に弾いていました。仙波さんは相変わらずの手数脚数ぶりで,遊び心溢れるドラミング。竹井さんは非常に物静かな方の様ですが,演奏の方は10種類近くの楽器を取り替えながら,キレ味抜群のプレーぶり。
この日は風邪を引いて前日まで点滴を打っていたと言うみかぼんさんですが,歌い始めるとそういうコンディションはまったく分かりませんでした。
歌も演奏もシリアスな内容なんだけど,何でかしら笑っちゃう部分も多く,一言で言うとシュール。
演奏された曲目は,オニや総本山で演られた古い曲,カバー曲の他,真っ新な新曲が4曲ほど。これらも不思議とイメージが統一されていました。
しかし,こういう音楽を演る人は他にいるんでしょうかね?
いないだろうな〜 唯一無二。
来年は是非ライブをたくさん演ってほしいです。