●mahala rai banda(マハラ・ライ・バンダ)
●日時:2005年5月3日(火)
●場所:六本木ヒルズ・アリーナ
●出演:

 Aurel Ionita : vocal, violin
 Aurel Bosnea : baritone
 Viorel Oprica : trumpet
 Georgel Cantea : trumpet
 Marian Dinu:drums
 Mihai Enache : darbuka
 Stephane Karo : darbuka
 Sorin Constatin : voice, clarinet, sax
 Marian Enache : vocal, accordion
 Cristinel Cantea : tuba bass
 Marin Tudor : double bass, bass guitar

 Beautiful dancers from Romania!!

 Guest Rona Hartner : Vocal & Dance


※コメント

 ルーマニアのジプシー楽団−マハラ・ライ・バンダ−を見てきました。道中,田舎者は一瞬迷子になってしまいました(;´_`;)
 ここは屋外だったのね。知りませんでした。おっきなテントみたいな感じ。床は板張り。左右のビルから見ている人多数。観客はスタンディングでの観戦。
 1時間20分,踊るための曲ばかりで,ずっと身体を動かしていました。お祭りの音楽だね。たのしい〜
 途中,客席後方からキレイなお姉さん軍団が乱入してきたり(露出度高め),アンコールでは客席右側に全員が降りてきて演奏したり,ステージ前のスペースでお客さんと一緒に踊ったりと,愉快な演出も盛りだくさん。
 基本的におっさんのバンドです。司会・進行役は,ボーカルとクラリネット担当の Sorin Constatin かな?。この方も典型的なおっさんであります。ドラムスとベース担当は若く,わりかし今風の風貌。 dabuka(抱え型打楽器)のお二人も若い。
 CDで聴くよりも土臭く,電気楽器はベース以外には使っていませんでした。ファンファーレ・チョカリーアに比べるとちょっとモダンな感じ。
 超速のブラス,イかせるためのリズムセクション,素朴で軽やかな演奏,少し哀愁があるメロディ,サービス満点のジプシー・ダンサー,シブイ歌声。会場も屋外で正解です。
 女優のローナ・ハートナーさんがダンサー&シンガーとして参加。素晴らしい踊りと唄を披露してくれました。
 こういうの,野外フェスティバルで演るとさらに盛り上がるんでしょうね。次回は夏祭り希望!
 
 何かと話題のPA。この日の音量は小さめ。音響システムも控えめ。分離が良くクリアというわけではないけど,多数のアコースティック楽器のアンサンブルを聴かせるバンドを,野外フェスティバル風に伝えるには,とてもこの音質が合っていました。特にアンコールではPAを通さずパレード風に演ったので,これとのマッチングの意味でも良かったと思う。なんちて(笑)