○KAO's Session vol.3(詳細↑)
○日時:2005年5月18日(水)
○場所:高円寺 JIROKICHI
○出演:高橋香織(Vln)・仙波清彦(Dr)・吉森信(Pf,Acordion,Melodion)・一本茂樹(Bs)・沼井雅之(Gt,Key)・長見順(Gt,Vo)・小川美潮(Vo)


○セットリスト
 mishio.com参照

○コメント
 高橋香織さん仕切のセッションの第3回。
 水曜日は高円寺で仕事をしており,5時過ぎに終了。Yさんと落ち合って,480円のハンバーグ定食を食らい,18時頃にジロキチに到着。リハの音が聞こえてくる。長見順さんて,女性なんだ。知らなかった。
 少したってからTちゃんも登場。3人で打合せ? 入場すると,次々に顔見知りの人が登場してきて盛り上がる。
 定刻より少し遅れて演奏開始。二部構成の前半は,過去2回のスタイル&楽曲とほぼ同じ。梅肉エキスは良い曲だな〜
 この日のギターは板倉文ちゃん代わって沼井雅之さんが担当したため,ニュアンスが少し違っていて楽しめた。沼井さんのことはよく存じ上げていないのだが,ロック系の人なんだろうか? 一部の最後には雄叫びを交えた?ボーカルが楽しいロック・ナンバーを披露してくれた。

 しかし,この日のハイライトはやはり第二部。長見さんは,これまでのカオズ・セッションとは一変したブルース・ロックなギターと演奏を弾く。歌はお笑い系? こういうスタイルの女性ギタリストは珍しいかもしれない。セミアコのギターを使ってエッジの効いた演奏と,感情を込めたボーカルを聴かせてくれた。
 「もっと意地悪な人が・・・」と美潮さんを紹介し,長見さんは自分のコーナーが終わったら逃げるように去っていく(笑)
 意地悪と言われた美潮さんは,返す刀で応戦し,かなりゆっくりめのテンポで「ハスクリア」を唄った。
 続いて不倫の歌である「二つのドア」を披露。久しぶりに生で聴いた。好きな曲の一つだ。この曲を最初に聴いたのは,CDでもライブでもなく,電話だった。電話を使った宣伝をやったのだ。広い音域を駆使させる唄うには難しい曲だと思うが,これがシングルカットされたんだね。しみじみ・・・
 美潮さんのコーナーの最後は「Charming」を演った。これも久しぶり。マーチになる部分では,行進しながらのパフォーマンスを見せてくれた。可愛かった(^^:
 再び長見さんと入れ替わり,第二部も新・大魔人で終了。盛り上がる。
 アンコールでは,長見さんと美潮さんが交互に突っ込みを入れ,大爆笑を誘う。デュエットで唄われたのはピンクレディの「UFO」。しかもジャズ・アレンジで演奏され,クールに唄ったところが非常におかしくて,会場を笑いの渦に巻き込んだ。間奏部分ではお二人の突っ込みあいが,漫才のようだった。こんな美潮さんを生で見るのははじめて。たいしたもんだ!
 オーラスは,長見さんの曲に美潮さんがシェーカーを振りながら,コーラスをつけた。
 こうして大笑いのなか,達人達の見事な演奏は幕を閉じていった。
 
 楽しかった! 大満足。