原田知世

 


○タイトル   :原田知世 Best Harvest 2002 Vol.2 バンドで行きます!追加
○日時・場所 :2002年8月22日 SHIBUYA-CLUB QUATTORO
○出演     :原田知世(vo,per)
          Dr.K Project−徳武弘文(gt),星川薫(gt),六川正彦(b),Pianoコウジ(key),Cozy三浦(dr),三沢泉(per, co)
○内容
 二回に分けて行われた知世ちゃんのデビュー20周年記念ツアーに続いて行われた追加公演を観てきました。
 前回は知世ちゃんがまったく見えない位置からの観戦でしたが,今回は上半身だけは見られました(^^;)
 前回のVol.1はドラムレスのアコースティックな演奏。今回はドクターKプロジェクト全員参加の豪華版。
 "Ten Va Pas"でスタート。"メトロ"や"月が横切る十三夜",大好きな"裸足のマリア"などを演ってくれました。感動!
 前半はカントリー・ロック的なアレンジ。知世ちゃんは麦藁帽子をテンガロンハットのようにして被り,カウガール・スタイルで登場。可愛い! ほとんど座らずに踊りながらパフォーマンスでした。
 ドラムスやキーボードギター&ベースまで薄いブルーで統一されており,これは知世ちゃんが選んだそうです。
 中程に徳武さんと星川さんとのアコギ・デュオで3曲ほど演り,知世ちゃんも座っての歌。"Moon River"の他,これも大好きな"Tears of  Joy"等を歌ってくれました。
 ドクターKプロジェクトの演奏をはさみ,これはサーフロックというかホットロッドというか,極めてユルイ演奏でした。
 お色直しして再登場した後半は,メンバー紹介のお喋りを交えて(知世記念館創設企画の件もあり),"Parade"や"愛のロケット","ロマンス",手拍子を強要しての(笑)"自由のドア",コーラスを強要しての(笑)"Take me to a place tol in the sun"など,アップテンポのダンサブルなナンバー中心に歌いました。
 アンコールでもう一度お色直しし,ダブルアンコールの"空と糸−talking on air"で終了。約2時間,盛りだくさんのライブでした。
 全体的には,アレンジは原曲のそれとあまり変えずに演奏されました。選曲は夏らしく明るい曲が多かったようです。
 知世ちゃん,終始笑顔でホントに可愛かった。
 ただちょっと残念に思ったのは,私の位置のためもあったのかもしれませんが,ボーカルの低音部が聞き取りにくかったり(せっかくのステキな歌詞がもったいない),特にエレクトリック・ギター二本のときに,ギターと知世ちゃんのボーカルがバッティングしてしまう部分が見られ,バックの音量・音数が多すぎるような気がしました。
 お喋りの方では,横浜のアーケードで歌ったとき,足を止めて聞いてくれる人がいて嬉しかったこと,新潟で行われた公演で,リハなしで3000人の老若男女の聴衆を前に歌ったことや,その時アンコールを用意しておらず,"both side story"をとっさに演ったこと,ツアー終了後に新曲の歌詞作りに集中し,既に録音をはじめており,秋か冬頃にはオリジナルのアルバムを出せそうだということなど。
 久々のオリジナル・アルバムを携えて,また新しい世界を作ってくれることを期待しています。

 余談ですが,会場で売られてた知世グッズの中にあったのはTシャツではなくて,キャミソールだったので,買いませんでした(笑)

 http://www.zaq.ne.jp/greens/livereport.html
 ↑のサイトで大阪公演のレポートがあります。掲載されている写真の衣装は,二番目に着たやつと同じかな?