Fanfare Ciocarlia




○出演:ファンファーレ・チョカリーア
○日時:2005年10月16日
○場所:渋谷 クラブ・クワトロ

○コメント
 ルーマニアのジプシー・ブラス・バンド,ファンファーレ・チョカリーアのライブに,昨年に引き続いて行ってきました。
 京成スカイライナーに乗ったら地震発生! おかげで電車が35分も遅れ,少し遅刻してしまいました。
 会場に着くと既に演奏が始まっていました。クワトロは満員の盛況。後方中央で観戦しました。マネージャーのヘンリー・アルンストさんも客席左側に陣取っていました。
 最初演奏がちょっと雑なんじゃないかな〜と思いましたが,ジプシー・ダンサー(Aurelia Sanduさん)が登場した辺りからメンバーの息もピッタリ合ってきて,ノリノリ(死語)状態。
 この日は二部構成。ダンサーは出たり入ったり。世界的に有名な曲「コーヒー・ルンバ」や「007のテーマ」,そして「キャラバン」はアレンジを変えて演奏されました。
 おっちゃん達はいたって元気! 相変わらず土臭く,パワフル! 香りが漂ってくる様な独特のグルーブ。どのラッパも良く鳴っていました。
 アンコールでは,全員フロアに降りてきて,観客に混じってノーマイク&PAで演奏してくれました。
 昨年はすみだトリフォニー・ホールというクラシックの会場で観たのですが,今回のクワトロは場所柄かお客さんが若く,最初から最後まで踊っていた人もたくさんいたと思います。演奏自体のスタイルはホールが違ってもさほど変わらないけど,やはりこういった会場ではダンス・ダンス・ダンス!という感じになりますね。もの凄い盛り上がりでした。ワタシが体験したライブでは,近年にないほど(笑)
 おひねりを貰いつつ,おっちゃん達はステージを去りましたが,太鼓のNicolae Ionitaおじさんは,出口付近に陣取って帽子を広げていました(笑)
 年甲斐もなく踊った今年,じっくりと観られた昨年と,二回行って正解でした。
 でもね,来年は野外のお祭りで観たい様な気がしますわ。

 来日公演のスナップは,Planktonのサイトで観られます。
 
http://plankton.co.jp/fanfare/index.html