『JOHN ZORN’S COBRA』
in 渋谷 la mama
●日時:2006年11月11日(土)
●場所:渋谷 la mama
●出演:
磯田収(gt)・川越道子(SYNTAL)・さがゆき(vo)・坂本弘道(チェロ)・清水一登(バスクラリネット,pf)・ナスノミツル(bass)・林正樹(pf)・松江潤(gt)
れいち(vo & dr)・柳家小春(粋曲&三味線)・山川冬樹(ホーメイ&イギル)・Yuko
Nexus6(長唄&三味線)
オーガナイズ&プロンプター:巻上公一
※コメント
ジョン・ゾーンが考え出した即興音楽ゲームの「コブラ」初体験。
会場の la mama
は,入って右側のステージ角に,れいちのドラムキットが真ん中にセットされ,左右に大人数のミュージシャンが広がって演奏。その前には,巻上さんがコンダクターの様な感じで位置し,机の上にボードが裏返して置かれている。
二部構成でアンコール1曲。
ルールがさっぱり分かんないんだけど,9種類のボードを使い,10人ほどのミュージシャンが演奏するシステム。ルールを把握してないと成立しなさそうなので,頭が悪ィ音楽家は参加出来ないかも(笑)
お約束ごとが決められていて,自らパターンを提示することも出来るし,させられることもあるし,誰かにやらせることも出来るみたいだし,メチャクチャなわけではなく,やりたいように演ることも出来るし,出来ないとも言える様な感じかな(汗)
最初はあっけにとられたけど,二部からは少し落ち着いて見られて,レイチ&一登が提示したように思えた曲は,とてもまとまりが良かったような。
んで,その後の曲はまとまりを壊そうしてたような・・・
ボード提示とか,ルールは最後まで分かんなかった。
笑いあり,PoliceやZepあり。特に坂本さんは電気ドリル?を使って火花を出したり,鋸でチェロを切るパフォーマンスを見せたりと,大活躍。壊し屋の役割だったのかな?
れいちのドラムスはもう完全に体調が戻った様子だった。
ともあれ,色々と面白かったじょ!
難を言えば,席的にトイレに近くておしっこ臭かったことだにゃ(笑)
ソフトクリームを売っている珍しいライブハウスなんだけど,バーカウンターと臭いトイレが隣り合わせなのは,売上げ減少に著しく貢献してると思うのであった。