【Asian
Fantasy Orchestra 2000】
日時:2000年10月19日
場所:赤坂ブリッツ
感想:
何とか今年もエイジアン・ファンタジーを観ることが出来ました.
前から3列目.(いつも後ろの方から観ていて,あまり好きではない)赤坂ブリッツって,こんなんだったかと感心しながら公演が始まりました.
総勢27名に及ぶ名人達で,ステージは溢れんばかりです.
”うずまきまずう”(元?)の佐藤一徳氏や大好きな金子飛鳥さん,等馴染み深い人達ばかりです.
仙波さんが言ってた通り,オーケストラとして成熟してきたような,まとまりの良さが感じられる見事な演奏だったと思います.
16曲の選ばれた曲達も手堅く,しかし,アレンジや展開は意外性や不思議な(妙な?)感じがあって,これがこのグループの持ち味でもあるので,十分に楽しめました.
あくまで私が一番印象に残っている曲は,仙波さんの新曲”スンダ囃子”でした.妙で不可思議で美しいメロディーを持つこの曲は,夢に出てきそうです(笑).
津軽三味線の木下伸市さんと二胡のJia Peng-Fang,さんによる”草原の天風”の演奏は,二人のいきがぴったり合った熱演で感動しました.
一緒に行った友人とこういうソロの演奏をもっと聴きたかったけど,そうなると,2時間じゃとうてい終わらないよね,と話したりして・・・
お決まりのオレカマは,より構成・構築された演奏で,技術面でも気合いの入り方も凄かった.
今回で二度目の遭遇になるグレース・ノノさんのボーカルは,とても感情を込めたもので,(私の趣味ではないけど)力量を感じました.
新世紀には,どんなことをやってくれるんでしょうか?
余談になりますが,コンサート終了後,梅津和時さんがTシャツを売っていました.
エイジアン・ファンタジーの公式サイトはこちら:http://plaza18.mbn.or.jp/~asian_fantasy/