KILA with ジーン・バトラー



●日時:2006年9月23日
●場所:三鷹市公会堂
●出演:
  
KiLA
   
●ローナン・オ・スノディ ●カラム・オ・スノディ ●ロッサ・オ・スノディ ●オーウェン・ディロン ●ディー・アームストロング
   
●ブライアン・ホーガン ●ランス・ホーガン
  ジーン・バトラー

※コメント
 キーラのコンサートに行くのは4回目かな。一昨年はオンエアで立ちっぱなし,踊り通しのライブだったので,今回はじっくり落ち着いて見てみようと,ホールでの公演に行ってきました。他よりも安いしね(^^;
 ちと遅れちゃって,(たぶん)1曲目の途中から見ました。会場は補助椅子も出る盛況ぶり。(たぶん)2曲目からジーン・バトラーも出てきて踊ります。1/3ほどの曲に登場したと思います。
 会場も会場だし,バトラーやアイリッシュ・ダンスのファンも多いと思われ,客層も幅広いので,大人しめの曲を演るのかな〜と予想してたら全然違っていて,ロッサの歌う静かなバラードは一曲も演らず,インストを中心に,スピード感溢れる演奏で終始走り続けました。カックイイ!
 曲毎に,あるいは曲中に楽器を取り替えながら,さっきまでギターを弾いてたヤツがドラムスを叩いたり,ホイッスルを吹いていたヤツがパーカッションを叩き始めたりと,全員がマルチ・ミュージシャンぶりを発揮し,ラリー・カーの様にときどきピットでタイヤを変え,チューニングを変え,ガソリンを入れ,といった具合に突き進んで行きます。
 全員でヴォーカルを取ってアカペラを,さらには全員で打楽器を奏でるなど,非常に多彩。15分ほどの休憩を挟んで,あっという間の2時間でした。
 最大の見所は,ローナンとロッサのパーカッションをバックに,バトラーが踊るシーンでしょう。素晴らしかった。バトラーさんを見るのは2度目です。今回は衣装替えもあり,シューズもタップ用とバレーのトゥーシューズの両方を履いて踊りました。
 どちらかというと冒頭はロック・ファンク的に,中盤はアフロ的に,終盤はキーラならでは,といった曲目。どれも良かった。ただ,ロッサの小型ギターの調子が悪かったようです。

 終演後,サインしてもらい,握手してもらいました。特に大スターのジーン・バトラーの手を握ったんだぜ。凄いんでない?
 
 というわけで,キーラは常に前進を続けるサイコーのライブ・バンドです。