Kao's
Session Vol.8
●日時:2006年7月7日
●新宿 PIT INN
●出演:
高橋香織 (vl)・吉森信 (key)・一本茂樹(b)・仙波清彦(ds)・
小川美潮 (Vo.& shaker on 09-12 and 15-16)
ゲスト(出ずっぱり):沼井雅之(Vo.on 06-07, G & Key)
特別ゲスト: 辰巳光英(tp)
スペシャル特別ゲスト:村田陽一(tb)&関根マリ(perc)
●セットリスト
第一部
01:6 1/2
02:ポリネシアン
03:タンゴ・バレテーラ(香織さんによる新曲)
04:アンギャ
05:Midnight Cock
06:ぼくらの哲学(沼井さんの曲)
07:人として
第二部
08:カスバ
09:ふたつのドア
10:3時の見て見ぬふり
11:Make Ourselves(仮題。吉森さんと美潮さんによる新曲)
12:イパネマの娘
13:羊の見た夢
14:梅肉エキス
アンコール
15:幸福のショーロ(um choro feliz :Maria Joao & Mario
laginhaの曲だそうです yam-さんより)
16:新大魔人
※コメント
七夕の夜はさながら香織さんのお誕生日パーティー! たくさんのゲストに花束とケーキ。久々のカオス・セッションは,楽しい夜になりました。
お馴染みになった[6
1/2]からスタート。新曲のタンゴ・バレテーラは香織さんが飼い始めた愛犬を題材にした楽しい曲です。おじさんのコーラス隊が欲しいとか(^^;
途中,トランペットの辰巳さんが参加し,エフェクトをかけた面白い音色を奏でます。
沼井さんのボーカルによる[僕らの哲学]は,愛の歌。静かで切々としたストレートなラブソング。続いてこのセッションでは二回目になる[人として]はドトーのロケンロール。ギャップの大きさに悪いけど,笑っちゃいました。
美潮さんは二部から登場。喉慣らしの[ふたつのドア]の後(←オイ!),広い音域を駆使した[3時の見て見ぬふり]。歌い終わった後,歌詞の意味を説明してくれました。スバラシ!
続いて新曲を披露。吉森さんのピアノのリフに乗せたスキャットから後半は歌詞がついて,非常に盛り上がりました。途中のスキャットが感動的でウルウルしました。素晴らしい曲と歌です。たくさんの人に聴いてもらいたい。
イパネマの娘は英語ヴァージョン。この曲だけ仙波さんがエレクトリック・ドラムを叩きました。美潮さんのリクエストによる選曲だそうで,夏に相応しい美しいアレンジと歌でした。
終盤はホーンが二人参加して,強力な展開。大いに盛り上がりました。
アンコールの[幸せのショーロ]はポルトガルの曲だそうです。この曲でもリズム感抜群のスキャットが冴え渡りました。カワイくて美しい。最後の大魔神でも珍しく美潮さんが歌で参加。
お誕生日のライブはスタートしてから3時間後の夜11時に終演となりました。