Kao's
Session Vol.7
●日時:2006年2月15日
●高円寺ジロキチ
●出演:
高橋香織(Vln)・小川美潮(Vo on 03-04,10,11,13)・吉森信(Pf,
メロディオン)・一本茂樹(Bass)・仙波清彦(Dr,Perc)・多鹿“ロドリゲス”大介(Perc)
※ゲスト:坂田明(Sax,Cl)・河合わかば(Tb)(飛び入り)
●セットリスト
第一部
01:6 1/2
02:新大久保の夜
03:3時の見て見ぬふり(仮題)
04:ふたつのドア
05:無題(3婆-仮題)
第二部
06:ヒサス
07:ポリネシアン
08:見つからない森
09:VIVA OCTOPUS
10:TACTICS
11:窓
12:梅肉エキス
アンコール
13:OCTOPUS MARCH
※コメント
高橋香織さんのセッション。またまた行って来ました。今回は坂田明さんがゲスト! トロンボーンの河合わかばさんも参加。ジロキチの前で並んでいたら,急遽河合さんの名前をボードに書き加えていました(^^; 多鹿さんはロドリゲスに芸名変更!?(笑)
リハを終えた坂田さんが場外に登場し,「わーい!本物の坂田さんだ!」と小声で叫んでしまいました。
客席では,すなちゃんやMAC清水さん,大川俊司さんといった有名人も見学しています。
カオズ・セッション馴染みのナンバーに,坂田さんは一曲目から参加。もういるだけでオーラを発している感じ。独特の佇まい。香織さんも嬉しそうにニコニコしてます。
坂田さんは2曲でいったん引っ込み,替わって美潮さんが登場。二回目となる「3時の見て見ぬふり」を熱唱。この曲不思議でヘンで良いです。ふたつのドアは譜面を見ながらも歌詞間違え(笑) 反省の弁をひとこと言い残して立ち去ります(笑)
第一部の最後はタイトル通りサンバのインスト曲でしたが,坂田さんはフォルクローレ風と思ったそうです。
第二部も最初から坂田さんが参加。サックスの音色が強力で,存在感を感じました。この日はギターレスで,カオズではお馴染みの曲を演奏しても,ずいぶんと印象が違っていました。違う曲みたいに。
美潮さんも参加している坂田さんのアルバム“Tacology”に収められていた「Viva
Octopus」はこの日一番のインストの聞き物でした。レゲを基調としたゆったりとした変幻自在なリズムに,明るいメロディーが浮かぶ本当に楽しい演奏でした。サイコー!
再び美潮さんが登場し,坂田さんと並んで,懐かしい“Wha-ha-ha”の「Tactics」を演奏。「窓」の美潮さんはテンションが高く力を込めて唄い,何となく興奮気味な感じでした。お二人の共演でこの曲が聴けたのはラッキー。
「梅肉エキス」は仙波師匠の“一人ドラムス&パーカッション”な超絶演奏や各メンバーのソロも交え,賑やかに。アンコールではやはり“Tacology”から「Octopus
March」を演奏し,久しぶりの組み合わせとなった楽しいステージは終演となりました。
途中,坂田さんと美潮さんがナチュラルな漫談風のお喋りをするシーンが何度かあり,場内は大笑い。
仙波さんにしても,坂田さんにしても,美潮さんにしても,そこにいるだけで芸になってる人達ですな〜
終演後,畏れ多くも坂田さんに,「赤とんぼ」のCDの歌詞カードに,サインをして頂きました。
坂田さんが美潮さんのことを天才だと語っていました。「知ってた?」と美潮さんは笑いながら客席に問いかけました。もちろん知ってました。26年前から。