Eric Clapton Japan Tour 2006
★日時:2006年12月2日(土)
★場所:さいたまスーパー・アリーナ
★出演
エリック・クラプトン,デレク・トラックス,ドイル・ブラムホールU,スティーブ・ジョーダン,ウイリー・ウィークス,クリス・ステイントン(他女性コーラス2名)
☆コメント
久しぶりにクラプトンのライブを見に行ってきました。さいたまスーパー・アリーナは,始めて。大きな会場ですね。ビックリしました。都内からはちと遠い(-.-)
今回はクラプトンの他に若手ギタリスト2名,トリプル・ギター。
演奏は休みなしで約2時間。中身は3部構成になっていて,ロック・バンド→アンプラグド→ロック・バンドのスタイルで行われました。
実はクラプトンのアルバムってまったく持っていないので(汗),有名曲以外曲名はよく分かりません。クラプトンはほとんどお喋りせずに,曲間も置かずに次々とプレーしました。
ステージに向かってやや右側に位置したクラプトンは,何回か見ている公演と違って,ギター・ソロを弾き続けるのではなく,他のギタリストに任せる部分が多かった感じ。声も良く出ていたし,ギターも素晴らしかった。特に中盤のアンプラグドっぽい演奏が,一番のお気に入りでした。
スライド・ギターのデレクのギターは非常に良く,もう一人のドイルはやや自制気味に思われましたが,R&Rが好きなのかな?と思いました。ただ,パフォーマンスは両者とも地味でたんたんと弾く感じでした。
往年の名リズム・セッションのお二人のプレーを個人的に楽しみにしていたんだけど,スネアとバスドラの音が控えめで,ガツンと来ませんでした。それと会場のせいか,聴いた場所のせいか(ステージに向かって左側の二階席),音がとても悪く,喩えて言うと,AMラジオの様な印象を持ちました。
ともあれ,ベテラン勢はまったく元気いっぱい。まだまだ老け込んではいませんでした。
終盤には,レイラ→コカイン→アンコールではクロスロードと,ヒット曲も演り,全体的にはとても楽しめたライブでした。