●EARTHDAY LOVE & MUSIC DAY 2005
●日時:2005年4月22日(金)
●場所:SHIBUYA-AX
●出演:
 Killing Time with 小川美潮
   -板倉文・Ma*To・Whacho・斉藤ネコ・メッケン・清水一登-
 カーネーション
 ムーンライダーズ

 ポエトリー・リーディング:水谷紹・パンタ

●セットリスト (Killing Timeのみ 小川美潮は,4-6に参加)
 1.PERU 
 2.8687(8/6 8/7)
 3.かたたたき 
 4.ターコイズという名前の天使の歌(? 新曲−EPIC/SONY第4段のために清水一登さんが書いた曲に美潮さんが新たに歌詞をつけたらしい)
 5.Salon
 6.ブンガワンソロ
 7.日没
 


※コメント

 生で見てきました。Killing Time(with小川美潮), カーネーション,ムーンライダーズ。
 渋谷AXは嫌いな小屋ですが,やっぱり嫌いでした。音悪い。照明はキレイでした。
 中央前の方で見られたのは良かったのだけど,床がフラットなので,譜面代に隠れてしまって,文ちゃんのお姿がほとんど見られなかった。
 キリタイの演奏はまとまりがよくて,とても良かった。”日没”では涙ぐんでしまいました。この日出演したバンドの中では,唯一演奏を楽しむ姿勢を感じました。崩し方はライブハウスで演るときよりも控えめで,これ以上崩すと初対面の客がひいてしまうような感じ(笑)
 美潮さんの歌は完璧と某所で速報しました。丁寧に歌っていて,とても美しかった。ただ,テレビでも感じましたけど,いつもより声のふくよかさが伝わってこなかった様な気がしました。たぶんPAのせいでしょう。
 録画しておいたテレビを確認したところ,何故かカーネーションの演奏の途中で切れてしまいました。Killing Timeは映っていたので,まぁいいか(爆)
 カーネーションはロックでしたね。テレビだとボーカルが明瞭で,ポップに映ってましたが,生での印象はわりかし単純なロック。ギターとバスドラがうるさかった。3名なので音圧勝負ってとこでしょうか。会場のファンにはおおウケでした。
 ライダーズは久々に見ました。けっこうファンなのですよ,私。かしぶちさんが急遽欠席。アコースティックなセットから始まり,ドラムの代わりに打ち込み打楽器を交え,後半はギター・バンドしてました。慶一と武川さんのボーカルは相変わらず良くなかった。慶一さんはギターにボーカルにキーボードにドラムスにと,走り回る奮戦ぶり。白井さん元気でした。博文氏と岡田氏は,そこにいないかの如く控えめでした。
 アンコールではライダーズとカーネーションが合体して,「夜の煙突」を演りました。どうして森高千里が出てこないんだよ! とおじさんはご立腹でした(笑)

 今回のイベント,たぶんそれぞれのバンドを別々に見た方が良かったと思います。3組のバンド相互に一体感が感じられませんでした。無理矢理立たせて踊らせてた感じ。20日の佐藤一憲追悼公演とは大違い。このときはジャンルを超えて全体が一致団結して総攻撃してくる感じがしました。
 水谷さんとパンタのポエトリー・リーディングも悪くはないんだけど,一貫性がなく,つぎはぎって感じました。もうちょっと演出を考えて欲しかった。