“The Dirty Dozen Brass Band” Live
☆日時:2007年5月15日(火)
☆場所:渋谷 Club Quattro
☆来日メンバーは7名で,たぶん・・・
Efrem Towns - Trumpet, Fluglehorn
Kevin Harris - Tenor Sax
Revert Andrews - Trombone
Terence Higgins - Drums
Julius McKee - Sousaphone
Kipori Woods - Guitar
Gregory Davis - Trumpet
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☆コメント
行って来ました。ニューオリンズを代表するベテランのブラスバンド,ファンキーなオヤジ達−ダーティー・ダズン・ブラスバンド−の来日公演。クワトロも久しぶり。クワトロだと立ち見だけど,このバンドなら立ち見の方が良いよね。座り見のピーター・バラカンさんの近くで鑑賞した(^^;
すんごく楽しかったよ〜
このバンドを見るのは始めてで,アルバムも2−3枚しか持っていないので詳しいことは知らないんだけど,ドラムスとギターの他はブラス隊。ファンキーでちょっとジャズで,思いっきり骨太で男っぽい奴らだ。それでいてニューオリンズのバンドらしく,しゃれっ気もたっぷりのエンターテイメント集団でもあるのだ。ギターの人は歯で弾くパフォーマンスも披露。かなりマジメに弾いていた感じ(^^;
akisyのファンク好き,ニューオリンズ好きはごく一部で有名だが(笑),これまでいくつか見たバンドの来日公演(ネビルズとかドクター・ジョンとか山岸さんのいるワイルド・マグノリアスとか)は良かったけど,ちょっとパッケージ化しすぎた印象が強かったのだが,今回は場所のせいもあるのか,凄くバンドっぽかった。
最初から最後までブッ飛ばしちゃって,曲間の切れ目がなく,非常に内容が濃かった。
鳴りまくるブラスの腕前はもちろんのこと,全員(チューバを除く)が歌えて,それもかなり美声で上手いことが驚きの一つだった。アメリカのバンドは奥行きが深いな〜
一番感心したのは,ドラムスとチューバのリズムセクション。非常に乾いた音のするスネアドラムが印象的だった。スコンスコンと心地よかった。ベースラインを奏でるチューバもかっこ良かった。
メンバーのフレンドリーな性格がよく表れていて,アンコールでは客席から女の子4人をあげて,一緒に踊りながら演奏。チューバの人なんか,吹きながら女の子と手をつないで踊ってたもんね。単なる女好きかもしんないけどね(^^;
ホントにいい汗かいた。サイコーの一夜でした。