○三橋美香子
 「妄想フルクサス&妄想フルクサスレコ発ライブ:キッチンドリンカーズ,
Post-Diluvian-洪水の後-,:三橋美香子と総本山」

○Darvish
 「Spirit,来日公演」

○ Fanfare Ciocarlia
 「来日公演」

○KiLA
 「来日公演」

○WA-M
 「コノハナノ咲クヤ」

○Mozaik
 「Live from the Powerhouse」

○Cyndi Lauper
 「来日公演」

○渋谷毅 trio & 小川美潮
 「ライブ at ジロキチ」

○Hangvrt 2004-2005-ザ・ベスト・オブ・ハンガリアン・ミュージック

○「46664-The Event, DISC1-2, DVD」


毎年恒例のベスト・ミュージック2004。
2004年に聴いたり観たりした音楽の中で,強く印象に残ったものを10個選ぶのだ。同年聴いても古いものは除外している。
CD&DVDだけで10個を選ぶのはとうてい無理なので,ライブ等も入れている。順不同。
2004年の初頭には「今年は歌謡曲を聴く」と宣言したが,出来なかった。
振り返ってみると,音楽を聴きながら臭いや色や風景が浮かんでくる様な作品に惹かれた一年だった。

三橋美香子の作品とライブは,インパクトが強い。うなされそう(笑)
Dervishのアルバムは,これまで聴いた中で一番好きになった。クワトロでのライブでも素晴らしい演奏を魅せてくれ,楽しかった。
世界最速のジプシー・ブラス−Fanfare Ciocarlia−は,CDも良かったが,ライブが圧倒的。土臭いおっさん達の奏でる音からは大地の臭いが感じられた。
ここ数年一番観たかったKiLAのライブは,スノディ兄弟のライブ,本体のライブ,Fanfareとの競演と,3回観られた。ソロライブの疾走感・ドライブ感覚は,爽快であった。また是非観たい。
琴を奏でるシンガー・ソング・ライター真依子さんとATSUSHI−のユニット−WA-M−は,美潮さんが出演した歌百の木100回記念イベントの最初に登場し,偶然目にした。未完成ながら情緒に溢れ,目を閉じると風景が浮かんでくる様な歌と演奏が清々しい。ソロになった真依子さんのライブと新作も待たれる。
Mozaikは圧倒的な演奏力とセンスで,魅了してくれた。CDを一枚選ぶなら,この作品だ。
誕生日近くに行われたCindi久々のライブは,これまで何回も観ている中で最高のパフォーマンスを魅せてくれた。暖かい誠実な人柄が感じられるハートフルな歌声に痺れた。
年頭に観た渋谷毅trio&小川美潮のライブは,演奏や唄がどーのこーのというより,ヘロヘロの渋谷さんの姿が最高に可笑しかった。こういう雰囲気のライブなら何度でも体験したい。
初めて聴いたハンガリーの音楽は,耳新しい。エイズ撲滅運動の大イベントを長時間収録したDVD−46664−は,未来への希望を感じた。ピーター・ガブリエルの嬉しそうな笑顔と南アフリカ合唱団のパワフルなコーラスも見物だ。

んで,2005年は歌謡曲は聴かないと思う(笑)