5年目

2月


お金がないのにインドへキャンプ。
もう行けないような気がするから、精神力だけでも上げて帰ってこよう。

後藤がキャンプ中修行に出たいと言い出す。
勝手にしろと思っていたら、全てのパラメータをアップさせて帰ってきた。


3月

スタジアムを2万人に増築してみる。

オープン戦は4勝3敗1分け。
オーナー賞を懸けなければ、こんなもんである。

にこにこテレビと契約。ようし今年も内弁慶だ。
田所敏郎が留学。
来年はできれば先発を任せたいが、今の状態では不安過ぎる。


4月


開幕戦オーダー。
金本7番は最強だろうと自負してみる。
ただ岩村オレの2人のサードが出られないのだが……。
対するライオンズ。梨田くれ。というか5番7番8番に往年の名選手が。こりゃ脅威。

船橋ロッテマリーンズ VS 西武ライオンズ
大村 直之 CF 大友  進 LF
小坂  誠 SS 高木 浩之 2B
坪井 智哉 RF 小関 竜也 CF
ロビンソン DH 高木 大成 1B
ゴ メ ス 3B 中西  太 3B
福浦 和也 1B 倉田 誠治 SS
金本 知憲 LF 高田  繁 RF
清水 将海 梨田 昌孝 DH
山崎 裕之 2B 中嶋  聡
黒木 知宏 石井  貴


開幕3連戦は勝ち越し。


17勝6敗で首位。内弁慶ということでホーム以外ではオーナー賞を懸けなかったが、これである。
ようやく2人の外国人が機能してきた。
打点ベスト3を我がクリーンアップが独占している。
岩村は今ケガで戦列を離れてるから、まいっか……。


5月

ジョニー黒木が2ヶ月のケガ!!
まずい、大黒柱に抜けられては非常にまずい。
仕方なく抑えの鈴木を先発へ。鈴木は100セーブまで上げてから先発転向を考えていたんだが……。
空いた抑えには回復力のある八木沢堀田を。

大村直が通算400盗塁達成。
400じゃ歴代8位だ。2位までは頑張ってほしい。

お金に余裕が出てきたので、練習設備のレベル1をそれぞれ揃えてみる。

15勝9敗。
2位ホークスとの差は、6.5。
ちょっとゆったりして観戦できる。


6月


ドラフトの目玉は松本誠剛
うーん、早熟かぁ……早熟……。
パスってことで。今欲しいのは投手と遊撃手。

17勝7敗。
2位ホークスが18勝4敗の快進撃を見せ、4.5ゲーム差まで迫ってきた。
こうでないと面白くない。


7月

ライオンズがゴメス水本吉雄をトレードしないかと言ってくる。
確かにゴメスはちょっと今、浮いている。こいつのおかげで岩村オレが試合に出られない。
そして水本は、かつて自分がドラフト2位指名しようと思っていたら先にライオンズに指名されてしまった曰くつきの選手。
迷うな……。ゴメスは来年成長が止まるし、ウチのスカウトは投手を見つけるのが苦手だし……。
かといってゴメスが同リーグに移籍するのは脅威だ。その恐ろしさは雇っている自分がよく知っている。
迷った末に、この話は断る。

復活したての黒木が、通算1000奪三振を達成。

オールスターには、ファン投票で西口坪井ロビンソン
監督推薦で小坂大村直が選ばれた。
オールパシフィックの監督はまたもエカ児なわけだが……似合わんな(苦笑)。
そして、堀田発奮。


14勝6敗。
2位ホークスは12勝9敗で、その差7ゲーム。

ふるさとTVのネット局が増え3局になった。
人気が出てきたんだなあ。


8月

第2週にマジック33が点灯。

15勝9敗。マジックは13。
どうでもいいがセリーグはあのチームがまたも独走体勢で、既にマジック3だったりする。


9月

黒木が通算100勝を達成。


13勝7敗で優勝。
今年は第2週で決まった。ゆったりと優勝を観戦できたわ。


10月

全日程終了。

 
マリーンズ 91 44 .674  
ホークス 81 54 .600 10.0
ライオンズ 67 68 .496 14.0
ファイターズ 62 73 .459 5.0
バファローズ 53 82 .393 9.0
ブルーウェーブ 51 84 .378 2.0

今年度の反省点はアレだ、ホークスに負け越したことだ。
なぜいつも2位チームに負け越すんだ、畜生。


やってきました日本シリーズ。
相手はまたも球界の盟主である。
相手が上なのは防御率だけ。それも僅差。
打率はややマリーンズ有利、機動力は圧倒的な差だ。今年こそ掻き回せ、マリーンズ!
先発は昨年と変えて黒木西口薮田の3本柱で挑むぜ!!
昔の日本シリーズは3人で回したもんだ。

第1戦先発は黒木! 接戦を制す!……2−1。
第2戦先発は西口! 魔の8回、一挙に8点奪われ……9−13。
第3戦先発は薮田! やっぱ薮田じゃなあ……4−8。
第4戦先発は黒木! 17安打の猛攻!!……7−5。
第5戦先発は西口! ……競り負け。1−4で王手をかけられる。
第6戦先発は鈴木! ……競り勝ち! 2−1で逆王手!!
第7戦先発は黒木! ……あの満塁HRが! 黒木続投が!! 5−6で一点届かず。

無念、無念。久々に悔しい思いを味わった。


タイトル争いの結果を発表。
打率は坪井が2位、大村直が3位、福浦が4位。
またもホークスの柴原に勝てなかった。坪井は2厘差なんだが……。
ロビンソンが打点王とHR王の2冠を獲得。大村直が盗塁王、小坂が最多犠打。
投手は、黒木がケガで離脱したので先発に入った期間に投球回を稼いだ鈴木が最優秀防御率。
西口が最多勝、薮田が最優秀勝率。

新人王は該当なく、MVPは2冠のロビンソンが受賞。


チームとしての記録。
打率は4割打者1人と3割打者2人が稼いでリーグトップ。あのマシンガン打線の記録を抜いてチーム打率が3割を越えた。
盗塁は大村直、小坂の2人で稼いでリーグトップ。
本塁打数は外国人選手2人で稼いでリーグ最多。
得点、盗塁、チーム打率、HR数、防御率がリーグトップ、失点も最少。
貫禄勝ちだが、あのチームに勝てなかったのが悔しい……。


11月

シーズンオフ突入。
大村巌が引退。
代打の神様として活躍してきたが、もうイワイワオーが聞けないのかと思うと悲しすぎる。
今年の打率が.382だっただけに、まだまだ活躍できそうなのだが……。
世代交代だ、仕方ない。簡単に5年間の記録を、ここに残す(一部は1年目のデータが抜けています)。

打数 安打 打率 HR数 打点 盗塁 四死球 三振
831 215 .259 74 27 36

今年はスカウトと契約切れ。
国内スカウトを変更し、海外は変更せず。
当分外国人は獲らないことに決めた。

ドラフト。目玉の松本を指名しにかかるが抽選漏れでファイターズに。
仕方なくAランクの池田満とCランクの坂口清人を指名。
他球団には、

タイガースに広瀬叔功 ← 元南海
スワローズに安田猛 ← タブチ君の名コンビ
カープに濱中治 ← 猛虎の4番
ドラゴンズに仰木彬 ← マジック
ファイターズに松本誠剛 ← Sランク
ブルーウェーブに川島京 ← Sランク


などが入団。
広瀬とか安田とか、知っていたら獲りに行った連中ばっかり。まずいな、新人の補強を全くしてない。


12月


FAは岩本のみ。いらん。


投手が増えすぎた船橋マリンズ6年目は以下の通り。

首   脳   陣
一軍監督 山本 エカ児 8000万 86
投手コーチ 北別府 学 1億8000万 60
野手コーチ 豊田 泰光 1億8000万 71
国内スカウト 井沢 靖彦 7800万
海外スカウト ウォレン 2200万
投 手 黒木 知宏 2億8000万 → 2億4000万 54 2.68 11勝5敗
西口 文也 1億6000万 → 1億8000万 13 3.04 16勝7敗
鈴木 啓示 6000万 → 7800万 16 1.44 9勝6敗9S
薮田 安彦 5400万 → 7200万 20 2.43 13勝4敗
後藤 利幸 6400万 → 6400万 56 3.12 8勝5敗
寺本 四郎 3600万 → 4400万 61 3.93 9勝8敗
磯  恒之 3600万 → 4200万 47 2.34 2勝1敗4S
小林 雅英 3400万 → 4000万 30 3.43 6勝2敗1S
北川 一雄 2600万 → 3200万 62 1.57 3勝0敗2S
川俣 浩明 2000万 → 2400万 15 3.46 1勝2敗1S
川井 貴志 1800万 → 2400万 34 2.35 2勝1敗
堀田  弘 1200万 → 2000万 41 2.11 7勝1敗4S
八木沢 荘六 1300万 → 1900万 11 2.80 4勝2敗11S
田所 敏郎 1400万 → 1400万 21 0.00 0勝0敗
池田  満 1400万 14
上田 和正 1000万 → 850万 12 0.00 0勝0敗
坂口 清人 850万 17
捕 手 清水 将海 2200万 → 2200万 .202 2本 38点
安藤  浩 650万 → 700万 27 .000 0本 0点
一塁手 福浦 和也 7200万 → 7400万 .368 5本 56点
二塁手 山崎 裕之 950万 → 1100万 .224 7本 43点
三塁手 ゴ メ ス 6000万 → 6600万 .283 35本 92点
泥   夫 650万 → 1300万 39 .278 2本 15点
岩村 明憲 1400万 → 1100万 .265 3本 12点
遊撃手 小坂  誠 5400万 → 6400万 .293 6本 48点
外野手 ロビンソン 1億9000万 → 2億8000万 .280 52本 161点
大村 直之 1億1000万 → 1億5000万 .397 3本 37点
坪井 智哉 9600万 → 1億1000万 32 .419 2本 75点
金本 知憲 9200万 → 9400万 10 .289 17本 69点
斎藤 一郎 800万 → 800万 23 .000 0本 0点

いよいよ西口ゴメスの成長が止まる。そして来年は黒木、薮田、小坂の成長が止まる。
船橋マリンズ第1期黄金世代が斜陽に向かおうとしている。

今年は打率1割台の選手がいなかったのがびっくり。
2割後半を打つ選手が多かったのが、チーム打率3割に繋がったのだろうと思う。
さらにロビンソンの打点161は、昭和25年に小鶴誠さんが作ったプロ野球記録である。


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