帰れない愚痴週記
半年経った
時空警察の最後で「時空捜査法」という架空の法律が出てきたんですが、たかだか一地方組織である警視庁のさらに一部署のために法律一本作るものなのかなーとか思ったりした私はだんだん霞ヶ関色に染まってきている気がします。
イクルとあいに、おめでとう
このホームページの日記を開設当初から読んでいる人なんて数えるほどしかいないと思いますけど、この日記の初っ端に書かれたネタ、それはヤングアニマル連載中(当時)の『愛人[AI-REN]』についてでした。どんなことを書いたかは読みたい人は読んでもいいですが、昔の文を読まれたくはないのでリンクは貼りません。1月ずつ戻るか、当ページのフォルダ構造はいたって簡単なので直接入力してみてください。
たしかちょうど連載が始まった頃にこのページも始動して、Kanonなどでいわゆる「泣き」がブームだった頃でしたのでそのブームに乗った感じでしたけど、人の生と死にかなり真剣に取り組んだ作品だったのでその後も何度か取り上げて、単行本が出た時には大泣きしました。
このマンガの連載は2002年くらいに終わっていたのですが、最終巻の単行本はなかなか出ずじまい。一時期には既刊を本気でブクオフに売ろうかと思ったことさえあります(なかなか完結しなくて)。実に連載が完結してから2年以上の歳月が流れていました。そしてその完結巻5巻が、今日発売になりました。
どうも作者が連載の完結に納得がいかなくて改めて書き直していたという話があるそうです。まあエヴァの25話と26話みたいなものでしょうが、2年前の完結なんて覚えていないので新たな気持ちで読むことができました。マンガを読んで電車内で人目を憚らず涙が出てきたのは本当に久しぶりです。
連載が完結した際に、「こいつが単行本で完結した際には絶対に日記を書こう」と思っていたのですが、2年以上お待たせしてしまいました。それでも書いたのは、これを書くことで何かひとつの区切りを付けたかったのだと思います。
マンガを買うために年休を取るなんて職場の人からすれば考えられないことだと思うのだけれど、それだけの価値が、この『愛人[AI-REN]』にはあると思うのです。この作品に出会えて、本当に良かった。ありがとう。
撤退早いぞ撤退早いぞ
NHK連ドラの天花は史上最低の視聴率だったそうです。基本的に職場の昼休みはNHKをつけているので自然と耳に入ってくるのですが、つまんなかったなー。ただのトレンディドラマを引き伸ばし引き伸ばしてやってるだけって感じがしました。
そして今日からの新しい連ドラは『わかば』でしたっけ。やっぱり耳で聞いていたらとんでもないセリフが聞こえてきました。
「父さんなあ、みどりに囲まれた生活がしたかったんだよ」
「みどりを1日中見られる生活」
鼻血噴きそうになりましたよ。碧さんを1日中見ていられるなんて……。
そういえば今日は内閣改造があったらしいですね。私の勤め先は大臣が夜9時半に登庁して来るそうで、局長級以上のメンバーはお出迎えのため待機なんだそうです。もちろん私はそんなもの放ったらかして夜7時過ぎに退庁しましたけど
なんとか生きて過ごしました
月曜日の休日出勤でようやく一区切り。一時は施行日に間に合わないのではと危ぶまれた政令もなんとか施行日に間に合いそうです。そんなわけで明日は休みです(当たり前に見えますが、今までのペースだったら絶対に出勤でした)。
ついでに平日に1日休んでいいといわれたので、当初は10月1日を考えていたのですがどうもロッテのプレーオフがなさそうなので、29日を休むことにしました。ジーズを1日早く買えて、上手くいけばマリみて最新刊を2日前に買えるかも、という布陣です。
急に忙しくなったのが8月23日からでしたので、ちょうど1ヶ月ということになります。区切りがいいので、残業時間を計算してみました。
期間:31日間
土休日:敬老の日を入れて9日
休日出勤:5日
寝なかった日:5回
家に帰らなかった日:2回
休日出勤分を含めた時間外勤務:225時間
出勤した日1日辺りの平均時間外勤務:8.5時間
200時間越えたらキャリア様並のような気がします。ちなみに300時間を越えたら生命の危機を感じるそうで、まず間違いなく係長は該当しているかと
ちなみに私、キャリア官僚でも国家公務員でもましてや地方研修生でもないただの派遣なんですが(その部署が所轄している法令に詳しいだけという)。あと1ヶ月続いていたら死んでいたと思います
秋葉経由職場
レヴォのカタログを持って職場に行ってきたわけです。
帰りがけに読んでみたら、今迄ちゃん様の指定席だったところにあいちょこが座ってなんだちゃん様出ないのかと思っていたら実は碧の間に移動していたという……。地下って行ったことないからちょっと不安です。
そもそも今の状態だと行けるかが怪しいのですが。仮にロッテがプレーオフ進出したら第三戦ですから
寝坊も大目に見てほしい
今週の撤退時間を月曜から順に書いていきますと、30時(帰宅せず)、22時、32時半(帰宅せず)、27時。火曜日だけ私は早く帰ってますが、私以外の4人はかなり残っているはずです。ついでに私が強引に休んだ日曜日、4人中3人がタクシー帰り(係長は朝の6時まで)。
要するに誰もまともに寝ていないのです。しかも水曜日完徹したところに翌日27時撤退とかされた日には、だいたいの結果は目に見えてますね。はい、起きたら8時でした。
帰りが午前様になったときは翌朝風呂に入ることにしているので、ひとまず2秒間だけ浸かってすぐに着替え、飯も食わずに出発。職場に着いたのは9時10分ほどで、いつもより20分ほどの遅刻です。
ところが着いてみれば、他の4人のうち1人しか姿が見当たらない。係長は朝7時半から法制局なのでいなくていいとして、あと2人は荷物もちで法制局に行ったままなのか。他の人に聞いてみても2人は朝からいないらしい。そうこうやっているうちに10時20分になって2人が相次いで出勤。起きたら9時半で、完全に寝坊だそうです。
あとから聞いた話だと7時半から法制局に入らないといけない係長もちょっと寝坊したそうで。一辺に5人中4人がやらかしたことになります。やらかしたっつったって、これだけ寝てなければいつかやらかすことぐらい目に見えていたんだけど。
本当に最近終電帰りが嬉しく感じるんですが、いつまで続くんでしょうかこんな生活
ついでに明日からの3連休中2日間出勤なんですが、1日休めるだけで嬉しく感じてしまう自分の感覚は霞ヶ関基準にだいぶ適合されてきた気がします。
人生最悪の誕生日
9月16日という日は24時間あってつまり1440分あってすなわち86400秒あるわけですよ。
なんでこんなこと書くかっていうと、これだけの時間を1日は持っているというのに、2004年9月16日という日を俺は1秒たりとも自宅で過ごさなかったという事実が激しく自分を凹ませておるわけです。ゴメンよ碧
事実関係を書いていきますと、前日15日にヤマ場と言われていた13日の仕事の追加(というか、ほとんど資料の差し替え)が入り込んできまして、それを翌朝9時に法制局に持ってこいってんで5人でそれを対応していたら、資料が完成したのは15日の32時半、別の言い方をするなら朝の8時半です。
もう出勤時刻。睡眠やシャワーすら浴びずに業務に入るわけです。16日もずーっと作業の直しなどをしていて、「今日はぜってー早く帰ってやる」と呟きながら仕事したにもかかわらず解放されたのは27時。もう翌日の3時なわけです。
というか今書いていて気付いたんだけど、ひょっとして86400秒間、俺は職場のビルから一歩たりとも出なかったのではないか?
…………もう27にもなったことだし、そろそろ死んでいいですか?
朝帰り? いえいえ
帰りませんでした。
昨日が山場だとは前々から聞かされていたんですけどね。何も準備していかなかった自分は迂闊でしたよ。
泊まりを覚悟したのは、法制局から帰ってきたら既に25時だった時ですか。そこから作業スタートですから。一区切りついたときは30時、別の言い方をするなら朝の6時です(敢えて「一区切りついた」という書き方から読み取れるように、作業終わってません)。私以外の残業メンバーはみんな23区内に住んでいるのでタクシーで帰った(といっても寝るわけではなく、シャワー浴びたり着替えたりして出勤)のですが、今からタクシーで船橋に帰ってもシャワーすら浴びずに出勤しなければなりません。
それならば、ここでシャワーを浴びて定刻まで2時間ほど寝てればいいやと考えてしまうもの。着替えはコンビニで買えばいいやヒゲはちと汚いがまあいいやちょっとシャワー浴びる前に会議室で一眠りzzz
起きたら出勤時刻でした。
つまり着替えもシャワー浴びる時間もなし
多分今日、私の周りはなんか臭っていたんじゃないかと思います。自分でそれを感じるくらいですから
サービス残業反対
半ば強引に明日の休みをもぎ取りました。
こういう日に限って朝から寮の掃除があったりするのですが(というか、それを口実にして「寮の掃除で疲れるのでできれば休みたい」と口説き落とした)
ちなみに完全な休みではなく、「仕事上どうしようもなくなったら電話するので来て欲しい」という条件付です。
絶対に電話が掛かってきそうな気がするので明日は携帯の電源を切っておこうかと思います
休みなし
土曜日は出勤、日曜日も出勤がほぼ確実になりました。
もう嫌、こんな生活
チャリキー壊れる
起きたら14時半。まあ昨夜は27時まで残っていて寝たのが29時なので。
1日をほぼ寝て潰したのでスーパーに来週の食料品を買い込むことしかできず。雨が降りそうな中自転車で強行したのですが。
買い物終えて帰ろうとしたら突如自転車の鍵が入らなくなった。よく見たら、鍵が曲がっていた。これでは入るわけないっすね。近くのホームセンターの合鍵コーナーに行っても自転車の鍵はやっていないという。どうしようか迷った挙句、一旦買い物を家まで歩いて運び、次に自転車を引きずって帰ろうということになります。
再びスーパーに着く頃には雨が本振り。普段なら徒歩10分のところを3倍以上の時間をかけて引きずってきました。最近いいことがおきません
ああ、明日も休日出勤ですのでたぶん更新無しです。次回はやっぱり土曜日ですかね(早く帰りたい)
法制局3日連続
霞ヶ関にお勤めの方ならご存知でしょうが、内閣が国会に提出する法律案や内閣が閣議決定する政令は全て内閣法制局というところの審査を受けなけければならないこととなっています。ここで条文の内容(なぜそういう規定を盛り込むのか)や言葉遣い(はにをて)などで厳しい審査がなされ、歴戦のキャリア官僚ですら恐れるのがこの法制局です(逆に詰められて萌える方もいらっしゃるようですが)。
4月以降の年金国会で条文ミスが見つかったとかで長官が処分受けたりして知名度的にはアップしましたが、最近中に入った外部の目からすればありゃ気付かなくても仕方ない。なにしろ法制局で法令をチェックする人が何人いるかというと、20人。たった20人の参事官が担当を割り振って霞ヶ関が発する全ての法令を審査しているのです。外部の人間からすればもっと人数増やせよって感じですが。
ついでに書くと、この参事官もじつは各省庁からの寄せ集めらしいです。例えば外務省の役人が法令案を作って法制局に審査に行くと、審査する参事官は外務省から来ている参事官ということになります。(ちなみに参事官というのは課長クラスらしいです)
実は今政令を作る作業に追われていまして(それで徹夜するほど帰りが遅くなっているのですが)、作るっつったって実際作るのはキャリアたちですからお手伝いの自分は法制局の参事官や参事官に説明するキャリアがその条文の内容を理解できるような資料を作るのです。
そんなわけで資料を作っていたら、ある日自分が作った資料を渡されて「○○君、これ理解しておいて。いずれ法制局に行ってもらうから」と言われて、公務員じゃない自分が中に入っていいものかとか思いながら勉強して月曜日に初法制局となりました。
といっても概要は同行の課長補佐が説明しまして、自分は補足説明とか参事官に聞かれたことに対して答えたりで終わったのですが。あの威勢のいい課長補佐が参事官にたいしては凄く丁寧な言葉を使っていたのですが、まだ参事官と言う人間がどれくらい偉いのか全く見当がつかない自分は係長に話しかけるがごとく普通に答えてました。ただの怖いもの知らずという話も。
で月曜日で私の法制局は終わりのはずだったんですが、翌火曜日も「昨日の続きもあるし、メモ取りでいいので行ってくれ」と言われ徹夜明けで法制局へ。「今日はこっちにいてくれ」と言われていた今日水曜日も直前になってなぜかお供する羽目に。昨日今日のところなんて自分は全く関わってないところですから何の話をしているのか全く分からず、前々日徹夜、前日3時間睡眠の影響もあって完全に船漕いでました。参事官の好感度も一気にダウンしたはずです。これで係長も「どろっぷに残業させた翌日法制局に行かせるとヤバイ」ことがわかったでしょうから、次回より無理はさせないんじゃないかと思います(どんどん仕事の幅が狭くなっています)。